LGD-4033(リガンドロール)vs Ostarine/RAD-140/YK-11/MK-677|SARMs主要5剤徹底比較・スタック設計【2026年版】

LGD-4033(リガンドロール)vs Ostarine/RAD-140/YK-11/MK-677|SARMs主要5剤徹底比較・スタック設計【2026年版】

先に結論(3行)
  • 初回バルク重視なら 候補A
  • カット/維持なら 候補B
  • 副作用リスク最小化なら 候補C
「自分の目的・経験値・予算でどれか」はLINEで一緒に詰めます。
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結論3行

  • 強度ランキング(ボディビル文脈の同化作用体感ベース): RAD-140 ≧ LGD-4033 > YK-11 > Ostarine > MK-677(MK-677はSARMsではなくGH分泌促進剤、別カテゴリ)。LGD-4033(リガンドロール)は「SARMsの中で最もバランスが取れた同化主軸」というポジションで、RAD-140ほど攻撃的でなく、Ostarineほど穏やかでもない。
  • LGDが他剤に勝る点・劣る点: 勝るのは「臨床データ(Phase I)が他SARMsより明確・経口バイオアベイラビリティが高い・mg当たりの除脂肪体重(LBM)効率が良い」点。劣るのは「Ostarineより HPTA(視床下部-下垂体-精巣軸)抑制が強い・MK-677のような腱関節サポート機能はない・YK-11のミオスタチン抑制仮説のような『別軸の作用』はない」点。
  • 使い分けの結論: 初めてのSARMsで体組成を本気で動かしたい→LGD-4033 単独。経験者で増量を最大化→LGD + RAD-140。回復・関節を厚くしながら長期で組みたい→LGD + MK-677。減量期にLBM維持で穏やかに使いたい→LGD ではなく Ostarine に切り替え。詳しい根拠と当店在庫(LGD欠品中・LGD-3033 代替在庫あり)を後述する。

> 本記事は20歳以上の読者を対象とした情報提供で、医療行為・処方の代替ではない。日本国内ではLGD-4033・Ostarine・RAD-140・YK-11・MK-677いずれも医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提。SARMs群はWADA(世界アンチ・ドーピング機関)禁止表S1.2に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用しない。

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1. なぜ「LGD-4033 vs SARMs」で比較したくなるのか

SARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター、Selective Androgen Receptor Modulator)を調べていると、必ずぶつかるのが「結局どれが自分に合うのか」という問題だ。Ostarine(MK-2866)、LGD-4033(Ligandrol)、RAD-140(Testolone)、YK-11、MK-677(Ibutamoren)――名前は知っているが、それぞれが何に強くて何に弱いのか、公式の効能比較表のようなものは存在しない。

その中でLGD-4033 を軸に置いて他剤と見比べたくなる理由は3つある。

1. 臨床データ(Phase I)が比較的明確:Basaria et al. 2013(PMID: 22459616)で 1mg/日×21日 の人体試験データがあり、LBM 増加と内分泌変動が定量化されている 2. 経口で吸収・芳香化(エストロゲンへの変換)なし・5α還元(DHTへの変換)なし:テストステロン製剤の「面倒な副作用」を回避できる SARMs 共通の利点 3. mg当たりの効率が良い:用量5〜10mg/日 という小さい数字で動かせるため、コスト・取り回しの面で扱いやすい

ただ、LGDが「最強」というわけではなく、Ostarine の穏やかさ・RAD-140 の強烈な同化作用・YK-11 の別軸機序・MK-677 の関節腱サポートといった他剤の特徴をLGDは持っていない。本記事はその「LGDが持つもの・持たないもの」を一覧で並べて、読者が自分の目的に合う剤を選べるよう設計した。

> LGD-4033 単独の薬理・効果・用量・サイクル・PCT・購入はLGD-4033(Ligandrol/Anabolicum)完全ガイドで総合解説している。本記事は「LGD と他剤を並べたときの違い」に振り切る。

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2. 比較する5剤のプロファイル早見

まず登場する5剤の素性を一気に確認する。

別名 分類 主機序 ボディビル文脈の主用途
LGD-4033 Ligandrol / Anabolicum / VK5211 非ステロイド性SARMs AR(アンドロゲン受容体)強アゴニスト 増量・LBM増
Ostarine(MK-2866) Enobosarm / GTx-024 非ステロイド性SARMs AR弱〜中アゴニスト・抗異化(抗カタボリック)寄り カット維持・関節サポート
RAD-140 Testolone 非ステロイド性SARMs AR強アゴニスト(LGDと同等〜やや上) 本気バルク・上級者向け
YK-11 Myostine SARMs類縁(分類論あり) AR部分アゴニスト+ミオスタチン経路への作用が示唆される 仕上げ・硬さ・密度感
MK-677 Ibutamoren / Nutrobal GH分泌促進剤(SARMsではない) グレリン受容体アゴニスト → GH/IGF-1分泌促進 回復・睡眠・関節腱・食欲

ここで最初に押さえておくべきは2点。

(1) MK-677 はSARMsではない:厳密にはMK-677 はGH(成長ホルモン)分泌促進剤(GHS)で、AR(アンドロゲン受容体)には作用しない。ただボディビル文脈ではSARMsと一緒にスタックされることが多く、流通も同じ経路なので「広義のSARMs類縁」として扱われる。本記事も慣習に従って同列で扱うが、機序がまったく違う点は最初に意識してほしい。

(2) YK-11 は分類論争がある:YK-11 は構造的にDHT(ジヒドロテストステロン)由来のステロイド骨格を持つため「ステロイド系SARMs」と呼ぶ流派と「SARMsではなくミオスタチン阻害剤と分類すべき」と呼ぶ流派がある。本記事ではコミュニティの慣習に従い「SARMs類縁」として扱う。

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3. LGD-4033 vs Ostarine(MK-2866):穏やかさ vs バランス

3-1. 何が違うか

最大の違いはAR結合親和性の桁差で、LGD-4033 は約 1nM(ナノモーラー)オーダー、Ostarineはこれより約1桁高い濃度で結合する。これがそのまま実使用量の差(LGD 5〜10mg/日 vs Ostarine 15〜25mg/日)に出る。

観点 LGD-4033 Ostarine
用量レンジ 5〜10mg/日 15〜25mg/日
HPTA抑制度 中〜強(5mg/日でも明確) 弱〜中(用量依存・15mg超で明確化)
主用途 増量・LBM増 カット維持・関節サポート・PCT後ブリッジ
体感の出方 Week 2〜3 で挙上重量に変化 Week 3〜4 でじわじわ変化
サイクル長 8 週標準・12週上限 8〜12 週
PCT必要性 5mg/日以上で必須 15mg/日超で必須・以下は要判断

3-2. どちらを選ぶか

  • 増量主軸・短期で体組成を動かしたい:LGD-4033
  • 減量期に筋量を落としたくない・関節をサポートしたい・SARMs初挑戦で穏やかに反応を見たい:Ostarine

「LGDで効きすぎる」「Ostarineで物足りない」と感じる人がほぼ半々で、自分の目的とリスク許容度で選ぶ。Ostarineは関節・腱の調子が良くなる体感報告が多く、トレーニング年数が長くて関節がきしんでいる人にも合う。

> LGD vs Ost の薬理・用量・HPTA抑制・PCT・コストの完全比較はOstarine vs LGD-4033 徹底比較に詳しい。本記事ではLGD軸の他剤比較に集中する。

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4. LGD-4033 vs RAD-140(Testolone):バランス vs 攻撃力

4-1. 何が違うか

RAD-140(Testolone)はSARMsの中で最も同化作用が強いと言われる剤で、ボディビル文脈では「テストステロン製剤に最も近いSARMs」という評価を受けることが多い。LGD-4033 と比較すると以下のような差になる。

観点 LGD-4033 RAD-140
AR結合親和性 強(Ki 1nMオーダー) 強(Ki 7nM 報告、ただし組織選択性が異なる)
用量レンジ 5〜10mg/日 10〜20mg/日
HPTA抑制 中〜強 (LGDより明確)
HDL低下 中(20〜35%報告) (30〜50%報告例あり)
気分への影響 軽度 中〜強(攻撃性・苛立ち報告あり)
体感の硬さ バランス型 攻撃的・テスト寄り
適性 増量主軸の経験者・初〜中級可 経験者専用
サイクル長 8 週標準 8 週推奨・10週上限

4-2. どちらを選ぶか

  • SARMsの中で最大の同化作用を取りに行く・採血モニタリング前提・PCT は厚めに組める:RAD-140
  • 増量はしたいが、攻撃性・気分の変動・HDL の落ち込みは抑えたい:LGD-4033

RAD-140 は「効きが強い分、副作用も強い」という点で初心者には推奨されない剤。SARMsを2回以上経験し、採血で内分泌・脂質・肝の変動を追える環境を持つ人向け。

LGD-4033 は 「効くが過剰反応しにくい」バランスが特徴で、初心者の最初の本格SARMsとしても、経験者の安定運用の主軸としても使われる。

4-3. LGD + RAD-140 スタック

経験者向けに最大同化を狙う組み合わせ。HPTA抑制・HDL低下が累積的に深く出るため、Week 4・Week 8 の採血モニタリングは必須

Week 1〜8:    LGD-4033  5〜8mg/日 + RAD-140  10mg/日(朝1回)
Week 9〜12:  PCT(クロミフェン 25mg/日×4週、必要に応じて+2週延長)
Week 13〜16: 休薬・採血(TT/LH/FSH/HDL/ALT 戻り確認)

> RAD-140 の単剤プロファイル(用量・サイクル・副作用・スタック)はRAD-140(Testolone)効果と用量徹底解説を参照。

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5. LGD-4033 vs YK-11:標準SARMs vs 別軸機序

5-1. 何が違うか

YK-11 は他のSARMsと機序が異なり、AR への部分アゴニスト作用に加えて、ミオスタチン経路(筋肉成長を抑制するシグナル)への影響が示唆される報告がある分子。これが事実であれば「同化作用とは別の軸で筋量を増やせる」可能性があるが、ヒト試験データは極めて限定的で、in vitro(試験管内)・動物実験ベースの仮説段階にとどまる。

観点 LGD-4033 YK-11
構造 非ステロイド DHT 由来ステロイド骨格(分類論争あり)
主機序 AR強アゴニスト AR部分アゴニスト + ミオスタチン経路への作用(仮説)
用量レンジ 5〜10mg/日 5〜10mg/日(コミュニティ標準、試験データ不足)
体感の特徴 全体的なLBM増・体重増 硬さ・密度感・カット時の見栄え改善報告が多い
HPTA抑制 中〜強 中(報告にバラつき)
肝への影響 軽度 やや重い(構造由来の懸念、フォーラム報告で肝酵素上昇の事例あり)
エビデンス Phase I 臨床あり ヒト試験 ほぼなし
サイクル長 8 週標準 6〜8 週(肝負担を考慮して短め)

5-2. どちらを選ぶか

  • データに基づいて確度高く増量したい・ヒト試験のある剤を使いたい:LGD-4033
  • コンテスト前の仕上げ・密度感・硬さを狙いたい・既にLGD/Ost を経験済み:YK-11(肝モニタリング前提)

YK-11 は「仕上げ局面・経験者の差別化用」というポジショニングで、初回サイクルや主軸として使う剤ではない。エビデンスが薄い分、自己責任の度合いが他SARMsより一段高くなる点を意識する必要がある。

5-3. LGD + YK-11 スタックは推奨しない理由

両剤ともAR系に作用する上、YK-11 は肝負担リスクがあるため、HPTA抑制と肝への影響が二重に乗る。経験者の差別化スタックとしてフォーラムでは見かけるが、初〜中級者では LGD単独 か LGD+RAD のほうが反応評価が容易で安全。YK-11 を組むなら単独サイクルで反応を見てから他剤と合わせるのが合理的。

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6. LGD-4033 vs MK-677(Ibutamoren):同化 vs 回復・関節

6-1. 何が違うか

MK-677 は前述の通りSARMsではなくGH(成長ホルモン)分泌促進剤で、グレリン受容体に作用して下垂体からGH/IGF-1の分泌を促す。AR には作用しないため、LGD-4033 と機序がまったく異なる

観点 LGD-4033 MK-677
分類 非ステロイド性SARMs GH分泌促進剤(SARMs ではない)
主機序 AR アゴニスト グレリン受容体 → GH/IGF-1 分泌促進
用量レンジ 5〜10mg/日 10〜25mg/日
HPTA抑制 あり(中〜強) なし(AR非関与のため)
PCT必要性 必須 不要(SERM の対象にならない)
主用途 増量・LBM増 回復・睡眠の質・関節腱・食欲
体感の出方 Week 2〜3 でジムでの変化 Week 1 から眠りが深くなる・空腹感が増す
サイクル長 8 週標準 3〜6ヶ月など長期(SARMsより長く回す慣習)
主な副作用 HPTA抑制・HDL低下 水分貯留・むくみ・血糖値上昇傾向・空腹感

6-2. どちらを選ぶか――というより、両者は競合しない

LGD-4033 と MK-677 は目的が違うため「どちらか」の選択にならない。

  • 筋量を増やしたい:LGD-4033(主軸)
  • 回復を厚くしたい・睡眠の質を上げたい・関節腱のきしみを抑えたい:MK-677(補助)

そのため両剤はスタックされることが多い

6-3. LGD + MK-677 スタック

増量サイクル中の回復補強として定番。

Week 1〜8:    LGD-4033  5〜10mg/日 + MK-677 10〜20mg/日(朝1回)
Week 9〜12:  LGD は PCT(クロミフェン 25mg/日×4週)、MK-677 はそのまま継続可
Week 13〜:   MK-677 のみ単独継続(3〜6ヶ月レンジが慣習)

MK-677 は HPTA を経由しないので、LGDのPCT中も中断する必要がない。サイクルからPCT・休薬期にかけての筋量維持・回復補助に使われる。ただしMK-677 の水分貯留・空腹感増加は人によって強く出るため、初回は10mgで2週間反応を見るのが定番。

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7. 比較サマリー表(LGD + 4剤 × 8項目)

ここまでの内容を一枚にまとめる。横軸は8項目(強度・HPTA抑制・主副作用・用量・サイクル・価格・PCT必要性・WADA検出)。

項目 LGD-4033 Ostarine RAD-140 YK-11 MK-677
同化強度(体感) 弱〜中 最強 中(密度感) 弱(GH経由・LBMじわ増)
HPTA抑制 中〜強 弱〜中 なし
主副作用 HDL低下・気分 軽度・関節むしろ改善 HDL強低下・攻撃性・脂質悪化 肝負担・脂質悪化 水分貯留・空腹感・血糖傾向
用量(mg/日) 5〜10 15〜25 10〜20 5〜10 10〜25
標準サイクル長 8週 8〜12週 8週 6〜8週 3〜6ヶ月
当店価格(税込) ¥13,000(欠品中) ¥13,310(注射剤・在庫) ¥11,000(在庫) ¥14,000(在庫) ¥16,000(在庫希少)
PCT必要性 必須 用量依存 必須・厚め 必要(肝モニタ込み) 不要
WADA検出ウィンドウ 21〜35日 7〜30日 21〜30日 報告少(推定3〜4週) 短い(GH系・検出は別経路)

注:検出ウィンドウは個人差・検査感度・代謝速度で大きくぶれるため、競技登録があるアスリートは剤や期間に関わらず使用しないのが鉄則。検出期間の詳細はドーピング検査の検出期間早見表で全網羅している。

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8. スタック組み合わせ:LGDを軸にした3パターン

LGD-4033 を主軸に置いてスタックを組む場合、目的別に3つの設計がフォーラムで標準化されている。

8-1. LGD + Ostarine(穏やかな増量+カット維持)

狙い:LGDで増量しつつ、Ostarineで関節保護・カット時のLBM維持を上乗せ。

Week 1〜8:    LGD-4033  5mg/日 + Ostarine  15〜20mg/日
Week 9〜12:  PCT(クロミフェン 25mg/日×4週)
Week 13〜:   休薬・採血モニタリング

LGDは低めに抑え、Ostarine の穏やかさで全体のバランスを取る設計。HPTA抑制は両方乗るのでPCTは省略しない。LGDが効きすぎる体質の人にも合う。

8-2. LGD + RAD-140(本気バルク・経験者専用)

狙い:SARMsで取れる同化作用の上限を取りに行く。

Week 1〜8:    LGD-4033  5〜8mg/日 + RAD-140  10mg/日
Week 9〜12:  PCT(クロミフェン 25mg/日×4週、戻り弱ければ +2週)
Week 13〜:   休薬・採血モニタリング

採血(TT/LH/FSH/SHBG/E2/HDL/LDL/ALT)は Week 4・Week 8・PCT後 の3点で取るのが推奨。気分の変動が出やすい組み合わせなので、仕事・人間関係に余裕がある時期に組むのが現実的。

8-3. LGD + MK-677(増量+回復・関節サポート)

狙い:LGDの増量にMK-677の回復・睡眠・関節サポートを乗せる。

Week 1〜8:    LGD-4033  5〜10mg/日 + MK-677  10〜20mg/日
Week 9〜12:  LGD は PCT(クロミフェン 25mg/日×4週)、MK-677 は継続
Week 13〜24: MK-677 単独継続(休薬期の筋量維持)

MK-677 は HPTA に作用しないためサイクル後も継続でき、LGDのPCT中・休薬期の筋量維持に役立つ。睡眠の質改善・空腹感増加(=食事量を増やしやすい)を活かせるので、増量重視の人に好まれる。

8-4. やってはいけないスタック

  • LGD + RAD-140 + YK-11(SARMs 3種同時):HPTA抑制・肝負担・脂質悪化が三重に乗り、副作用の原因切り分けが不可能になる。最大2種類まで
  • LGD + テストステロン製剤(AAS):両方ともHPTAを抑制するため PCT が困難化、HDL/肝への負担が累積
  • LGDサイクル中に複数SARMsを途中切替:評価軸が乱れる

> SARMs 全7種を一覧で並べた早見表は主要SARMs 7種徹底解説、目的別おすすめSARMsチャートはSARMs比較表で別途整理している。

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9. 適性ユーザー(初心者/中級/上級 × 目的別)

経験レベルと目的の組み合わせで、推奨される剤・スタックを並べる。

9-1. 初心者(SARMs未経験・AAS未経験)

目的 推奨 備考
まず反応を見たい Ostarine 15mg/日 × 8週(LGDではなく) PCT軽め(クロミフェン25mg×2週)
最初から増量を狙いたい LGD-4033 5mg/日 × 8週 PCT必須(クロミフェン25mg×4週)
関節サポート目的 Ostarine 10〜15mg/日 PCT判断
減量期の筋量維持 Ostarine 15〜20mg/日 LGDは向かない

初心者にいきなりLGD-4033 はやや踏み込んだ選択。Ostarine から始めて SARMs 全般の感覚を掴んでからLGDに進むほうが、副作用の出方を比較しやすい。RAD-140・YK-11は初心者非推奨

9-2. 中級者(SARMs 2回以上経験 or AAS 経験あり)

目的 推奨 備考
増量主軸 LGD-4033 8〜10mg/日 × 8週 単剤で本気増量
増量+回復 LGD-4033 8mg + MK-677 15mg × 8週 MK-677 はサイクル後継続
リーンバルク LGD 5mg + Ostarine 15mg × 8週 体脂肪を増やしたくない
カット維持 Ostarine 20mg × 8週 LGDは外す

中級者の主戦場がLGD-4033。スタック先は目的に合わせて選ぶ。

9-3. 上級者(SARMs を年に複数サイクル・採血環境あり)

目的 推奨 備考
同化最大化 LGD 5〜8mg + RAD-140 10mg × 8週 採血・PCT 厚め
仕上げ・密度感 YK-11 5〜10mg × 6週(単剤反応見) 肝モニタリング
増量+長期維持 LGD 8mg + MK-677 20mg × 8週 → MK-677 継続 サイクル後の筋量維持
カット仕上げ Ostarine 20mg + Cardarine(別記事) LGDは外す

上級者は採血で内分泌・脂質・肝の変動を定量的に追えるため、強い組み合わせも組める。とはいえSARMs 3種同時は避けるのが合意。

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10. WADA検出ウィンドウ比較と競技者リスク

5剤すべてWADA(世界アンチ・ドーピング機関)規制対象だが、検出されやすさには差がある。

10-1. 検出ウィンドウ目安

WADA分類 尿検出ウィンドウ目安 備考
LGD-4033 S1.2 Other Anabolic Agents 21〜35日 代謝物が長く残存しやすい
Ostarine S1.2 同上 7〜30日(用量依存) 検出感度が極めて高い
RAD-140 S1.2 同上 21〜30日 LGDと同等
YK-11 S1.2 同上(構造解釈で議論あり) 報告少(推定 3〜4週) データ蓄積不足
MK-677 S2(ペプチドホルモン・成長因子) 短い(直接検出は困難・別経路で間接検出) GH/IGF-1 分泌促進剤として禁止

検出ウィンドウは個人の代謝・用量・サイクル長・検査感度で大きくぶれる。ピコグラム(pg)レベルの感度を持つLC-MS/MS検査では微量混入でも陽性判定になり得る。サプリメント汚染由来の意図しない陽性も多数報告されており、競技登録のあるアスリートは剤や期間に関わらず手を出さないのが鉄則。

10-2. 競技者でない人にとっての意味

検査対象でない一般トレーニーにとってはWADA検出ウィンドウは直接関係ないが、「代謝物が長く残る=肝・腎の処理負担が長く続く」という観点で間接的に意味がある。LGD・RAD-140 のような長残存系を連続サイクルで使う場合、休薬期間を短縮しすぎると蓄積リスクがあり、休薬は最低でもサイクル長と同等以上取るのが現場の合意。

> 主要禁止薬物の検出期間を全網羅した早見表はドーピング検査の検出期間早見表で別記事化している。

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11. 当店在庫まとめと選び方の現実解(2026-04-26)

ここまでの比較を踏まえて、当店の現状在庫と「結局どれを買うか」の現実解を整理する。

11-1. 当店在庫(2026-04-26 時点・SoT 200確認)

製品 価格(税込) 在庫 主用途
LIGANDROL LGD4033 10mg×50 ¥13,000 欠品中・予約注文 主軸SARMs・LBM増
LGD3033 10mg×50 ¥13,000 在庫あり LGD-4033 代替・同設計思想
OSTARINE Mk-2866(注射剤)25mg×10ml ¥13,310 在庫あり カット維持・スタック
TESTLONE RAD140 15mg×50 ¥11,000 在庫あり 上級者バルク・スタック
MYOSTATIN Yk-11 5mg×50 ¥14,000 在庫あり 仕上げ・密度感
IBUTAMOREN Mk-677 10mg×60 ¥16,000 在庫希少・お届けまでお時間いただく可能性あり 回復・睡眠・関節腱

11-2. LGD-4033 が欠品中という現実

主軸候補のLGD-4033 が欠品中なので、現実的な選択肢は:

1. LGD-4033 の予約注文(入荷待ち):価格・規格・データ蓄積はLGD-4033 が第一選択 2. LGD-3033 で代替:同価格(¥13,000)・同規格(10mg×50)・設計思想は同等。半減期がやや短い可能性があるため朝夕分割服用を検討 3. RAD-140 に切替:¥11,000 と最安、ただし「攻撃力寄り」になるため初心者・中級者は要注意 4. Ostarine 注射剤で穏やかに:¥13,310・在庫あり、用量を細かく刻める

待てる人はLGD-4033 を予約、待てない人はLGD-3033(在庫あり)が無難。LGD-3033 は構造アナログでヒト試験データはLGD-4033より少ないが、コミュニティでの代替運用は標準化されている(詳細はLGD-4033完全ガイドの8章)。

11-3. PCT 用品も忘れずに

LGD・RAD-140・YK-11 は PCT(Post Cycle Therapy)用のSERMが必須。当店ではクロミフェン(クロミッド 50mg×50 ¥7,500)を在庫している。サイクル前にPCT分も合わせて発注しておくのが、サイクル開始時点での安心材料になる。

11-4. 個別相談はLINEで

「自分の経験とトレーニング歴で、LGD単独・LGD+RAD・LGD+MK-677 のどれが妥当か」「LGD-3033 で代替して問題ないか」「PCT のクロミ用量とサイクル長の組み合わせ」といった個別判断は、LINE 公式アカウントで個別対応している。SoT で確認した在庫・価格をその場で確認できるので、購入前のチェックにも使える。

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増量重視 候補A
減量/カット 候補B
低リスク優先 候補C
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FAQ

Q1. SARMsの中でLGD-4033 はどれくらい強いですか? A. ボディビル文脈の同化強度ランキングではRAD-140 ≧ LGD-4033 > YK-11 > Ostarine というのが多数派評価。LGD-4033 はPhase I 試験(Basaria 2013, PMID 22459616)で 1mg/日×21日 でも +1.21kg LBM 増加が出ており、SARMsの中で「臨床データの裏付けがある同化主軸」というポジション。RAD-140 のほうが体感の同化はやや上だが、副作用(HDL低下・攻撃性)も強く出る。

Q2. LGD-4033 と他のSARMs を併用する場合、HPTA抑制は単純に足し算になりますか? A. 厳密には足し算ではなく、AR(アンドロゲン受容体)の占有率と下垂体へのフィードバックの強さで決まる。ただ実用上は「2剤を組むとHPTA抑制と脂質悪化は深く出る」と考えて、PCTは単剤時より厚めに組むのが安全策。LGD+RAD のような強い組み合わせなら、クロミフェン25mg×4週を基本にして戻りが弱ければ +2週延長する。

Q3. MK-677 は SARMs ではないと聞きましたが、LGD と一緒に使う意味はありますか? A. ある。MK-677 はGH(成長ホルモン)分泌促進剤で、AR には作用しないためHPTAを抑制せず、LGDのPCT中・休薬期も中断する必要がない。LGDで増量しつつMK-677で回復・睡眠・関節腱をサポートするスタックは、増量サイクルの定番設計の一つ。ただし水分貯留・空腹感増加・血糖値上昇傾向はMK-677特有の副作用なので、初回は10mgで反応を見る。

Q4. YK-11 は LGD よりマイナーですが、使う価値はありますか? A. ヒト試験データが極めて限定的なので、エビデンスベースで選ぶならLGDが第一選択。YK-11 は「コンテスト前の仕上げ・密度感・硬さ」を狙う経験者の差別化用途で使われることが多く、初回サイクルや主軸として選ぶ剤ではない。肝負担リスクもLGDより一段高い点に注意。

Q5. LGD-4033 が欠品中なら、LGD-3033 と RAD-140 どちらに切り替えるべきですか? A. 「LGD-4033 と同じ感覚で使いたい」ならLGD-3033(同価格・同規格・同設計思想・在庫あり)。「予算を抑えたい・攻撃力を取りに行きたい」ならRAD-140(¥11,000・在庫あり、ただし副作用も強い)。初心者・中級者の代替推奨は LGD-3033、上級者でPCT・採血を厚く組める人の代替候補が RAD-140 という棲み分け。

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参考文献

1. Basaria S, et al. *The safety, pharmacokinetics, and effects of LGD-4033, a novel nonsteroidal oral, selective androgen receptor modulator, in healthy young men.* The Journals of Gerontology Series A. 2013. PMID: 22459616 2. Dalton JT, et al. *The selective androgen receptor modulator GTx-024 (enobosarm) improves lean body mass and physical function in healthy elderly men and postmenopausal women.* Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle. 2011. PMID: 22031847 3. WADA Prohibited List 2026, Section S1.2 "Other Anabolic Agents" / Section S2 "Peptide Hormones, Growth Factors" — https://www.wada-ama.org/

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免責

本記事は情報提供を目的としたもので、医療行為・処方の代替ではない。日本国内ではLGD-4033・LGD-3033・Ostarine(MK-2866)・RAD-140・YK-11・MK-677 いずれも医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提となる。20歳未満の使用は推奨されない。SARMs 群はWADA禁止物質に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用しない。サイクル前後の血液検査・必要に応じた専門医受診を強く推奨する。本記事内の在庫・価格は2026-04-26時点で、変動する場合がある。

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