マステロン完全ガイド|プロピオン酸 vs エナンセート・用量チャート・スタック5選【2026年版】

マステロン完全ガイド|プロピオン酸 vs エナンセート・用量チャート・スタック5選【2026年版】

この商品の購入情報
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結論: 3行で言うと

マステロン(別表記マスタロン、一般名ドロスタノロン)は、絞り感・水抜き・ハードルックを狙うカット期向けのAAS(アナボリックステロイド)です。エストロゲンに変換されないため、見た目の硬さを出しやすい一方、テストステロン抑制とDHT由来の脱毛リスクは避けて通れません。

初心者の最初の1サイクル目には推奨されません。テストステロンを土台にした2サイクル目以降の中級者が、減量末期に差し込むのが王道の使い方です。

エステル(成分の溶け方を決める結合形態)は2種類。プロピオン酸は隔日注射で立ち上がりが早く短期カット向け、エナンセートは週1〜2回で長期サイクル向け。注射ペースの好みで選ぶことになります。

マステロンとは(ドロスタノロン)— DHT由来のカット系AAS

マステロンは商品名で、有効成分の一般名は ドロスタノロン(Drostanolone) です。日本語の検索では「マスタロン」と表記されることもありますが、同じ成分を指しています。

化学的にはDHT(ジヒドロテストステロン、男性ホルモンの強い型)から派生したステロイドで、1959年に合成され、1961年に乳がん治療薬として導入された歴史があります。現在は医療用途ではほぼ使われておらず、ボディメイクの世界での流通が中心です。

特徴は3つあります。

ひとつめは エストロゲンに変換されない こと。テストステロンやナンドロロンはアロマターゼ酵素(エストロゲンを作る酵素)で女性ホルモンに変換されますが、ドロスタノロンはDHT骨格なので変換経路がありません。結果として、女性化乳房や水分保持といった「ふやけ」の副作用が出にくくなります。

ふたつめは SHBG(性ホルモン結合グロブリン、テストの遊離度を左右する血中タンパク)を抑える 性質。SHBGはテストステロンを血中で結合して動きを止める働きがあり、これが下がると遊離テストステロン(実際に効くテスト)が増えます。スタックを組んだときに他のAASを「より効かせる」役割を担うわけです。

みっつめは アンドロゲン(男性ホルモン)作用が強めで、筋肉に硬さと引き締まり感を出す 点。同じカット期に使われるアナバーやプリモボランと比べると、もう一段ハードな見た目を作る方向に働きます。コンテストの2〜4週間前にステージレディの仕上げで投入されるのが典型的な使い方です。

ただしこれらの効果は「すでに体脂肪率が低い状態」で初めて見えてきます。体脂肪率15%以上の段階でマステロンを投入しても、絞り感はほぼ感じられません。先に食事と有酸素運動で土台を作ることが前提です。

法的な位置づけとして、ドロスタノロンはWADA(世界アンチドーピング機構)の禁止物質リストに含まれており、競技選手は使用できません。日本国内では未承認の医薬品で、個人輸入のみで入手可能です。本記事は個人輸入代行サイトの情報提供として、海外フォーラムやメーカー資料で流通している用法を整理したものになります。医師の診断を代替するものではありません。

マステロン・プロピオン酸 vs エナンセート 完全比較

マステロンを買うときに最初にぶつかる分岐が、エステル(成分の油への溶け方を変える結合)の選択です。当店では「マステロン・プロピオネート」と「マステロン・エナンセート」の2種類を扱っており、それぞれ性格が大きく違います。

比較表

項目 プロピオン酸 エナンセート
半減期(成分が体内で半分に減るまでの時間) 約2〜3日 約7〜10日
注射頻度 隔日(週3〜4回) 週1〜2回
効きの立ち上がり 早い(1週間以内に体感) 遅い(2〜3週で乗ってくる)
推奨サイクル長 6〜8週(短期カット) 10〜12週(長期)
検出ウィンドウ(尿中検出される目安) 約3週間 約3ヶ月
1サイクルの注射回数 多い(20〜30回) 少ない(10〜20回)
当店ラインナップ マステロン・プロピオネート 100mg×10ml(¥12,000・在庫あり) マステロン・エナンセート 200mg×10ml(¥17,000・欠品中/予約)
適性 短期カット、コンテスト直前、格闘家の減量期 長期サイクル、注射経験者、刺し回数を減らしたい人

プロピオン酸が向いている人

注射の頻度に抵抗がない人、夏前カットや試合前で「6〜8週で仕上げたい」人にはプロピオン酸が向いています。立ち上がりが早いので、サイクル開始から2週間以内に体の硬さや張りを感じやすく、目標日に向けたピーキングがやりやすいのもメリットです。

検出ウィンドウが約3週間と短い点は、検査されるリスクのある競技者や格闘家にとって相対的に有利な要素です(ただしWADA禁止物質である事実は変わりません)。

デメリットは隔日注射の負担。週3〜4回、6〜8週続けると20〜30回の注射が必要で、注射部位のローテーションを真面目に組まないと炎症が起きます。プロピオン酸は油の通りが他のエステルより重く、注射時の刺激がやや強め。26G以下の細い針を選ぶと痛みが軽減されます。

エナンセートが向いている人

週1〜2回でいい人、すでに他のAASで注射経験があり「これ以上注射回数を増やしたくない」人はエナンセート。半減期が長いので血中濃度が安定しやすく、サイクル中の体感の波が少ないのが特徴です。

10〜12週の長期サイクルでテストエナンセートやトレンエナンセートと注射タイミングを揃えたいときも、エナンセートを選ぶと注射スケジュールが組みやすくなります。

デメリットは、効きの立ち上がりに2〜3週かかること。短期決戦には向きません。検出ウィンドウも約3ヶ月と長く、競技者には不利です。

なお当店のエナンセートは現在 欠品中・予約受付 です。確実に手に入れたい場合はプロピオン酸を選ぶか、LINEで入荷時期を確認してください。

どちらにも共通する注意

両エステルとも油性注射(オイルベース)です。経口ではありません。筋肉内注射(IM)が基本で、皮下注射(SC)は推奨されません。ガラスアンプルやマルチドーズバイアル形式で流通しています。

エステルが違っても マステロンとしての効果や副作用プロファイルは同じ。脱毛リスク、テスト抑制、脂質悪化、関節の乾燥感はどちらでも起こります。違うのは「血中濃度の動き方」だけです。

体重・経験別 推奨用量チャート

ここで紹介する用量は、海外のAASフォーラムやメーカー資料で広く流通している数字を整理したものです。日本人の体格(70〜90kg中心)に合わせ、上限はやや控えめに振ってあります。

用量マトリクス

経験レベル 体重70〜80kg 80〜90kg 90kg+ プロピオン酸の刻み エナンセートの刻み
初級(初マステロン、テスト併用前提) 200〜300mg/週 300〜400mg/週 隔日70〜100mg 週2×100〜150mg
中級(2サイクル目以降) 300〜400mg/週 400〜500mg/週 500〜600mg/週 隔日100〜150mg 週2×150〜250mg
上級(コンテスト前) 500〜700mg/週 600〜800mg/週 隔日150〜200mg 週2×250〜350mg

「— 」の理由を補足します。

体重70〜80kgの上級用量(500mg超)は、リスクとリターンのバランスが見合わない領域です。同じ体重帯なら、用量を上げるよりトレンやアナバーをスタックして総量を分散させた方が、副作用負担が軽くなります。

逆に体重90kg超の初級枠が空欄なのは、90kg台で初マステロンというパターンが現実的にあまり無いから。90kg超の人はだいたい複数サイクル経験者で、中級以上の枠から入ります。

用量を決めるときの3つの軸

ひとつめは テストステロン土台の用量。マステロンはあくまでテストの「脇役」として効きます。テスト300〜500mg/週に対してマステロンを同量〜やや少なめにするのが王道で、テスト無しのマステロン単体運用は推奨されません。

ふたつめは サイクル長。8週なら最初の1〜2週は半量(150mg/週)から入り、3週目から目標用量に上げると体の反応を見ながら調整できます。10週以上ならフルドーズで通すのが一般的です。

みっつめは 同時に走らせるAASの数。ソロやテスト併用だけなら上の表通りで構いませんが、トレン+マステロン+ウィンストールのように3種スタックを組むなら、各AAS用量を表の下限〜中間に抑えた方が肝臓・腎臓・心血管系への負荷が軽くなります。

「もっと多く打てば効く」は錯覚

特にマステロンは、800mg/週を超えると追加の絞り効果よりも副作用(脱毛・脂質悪化)の方が伸びてきます。コンテストプロでも700〜800mgが上限で、それ以上はリスク対効果が悪化するというのが海外の経験者間のコンセンサスです。

体感が物足りないときは、用量を上げるより 食事の脂質コントロール・睡眠・有酸素時間 を見直す方が、ハードルックには近づきます。マステロンは「絞れた体をさらに硬く見せる」ツールであって、絞っていない体を絞るツールではありません。

サイクル期間設計(初級・中級・上級)

ここからは具体的な週次プロトコルです。3パターン提示しますが、いずれも「テストステロン土台あり」を前提にしています。

初級カット 8週(夏前ボディメイク)

体重75〜85kg、AAS経験は1サイクル(テスト単体)以上。8週で5〜7%の体脂肪を落としきり、絞り感を出すプランです。

テスト土台 マステロン 補助
W1〜W8 サスタノン 250mg/週 マステロン・プロピオン酸 300mg/週(隔日100mg)
W9〜W10 サイクル休止
W11〜W14 クロミッド 50→25→25→12.5mg/日

テスト土台は本来テストステロン・エナンセート単体が定番ですが、当店ではテストE単体SKUを扱っていないため、テストプロピオン酸/フェニルプロピオン酸/イソカプロン酸/デカン酸の4種混合である サスタノン 250mg×10ml(¥11,500・在庫あり) で代用します。サスタノンは半減期の異なる4エステル混合のため血中濃度の波があり、初心者には扱いがやや難しい一方、注射頻度を週1〜2回に抑えられるのがメリットです。

PCT(サイクル後に体を戻す数週間のプラン)はマステロンプロピオン酸の最終注射から3日後に開始。詳細は後述のPCT章で。

中級コンテスト前 10週(フィジーク・大会)

体重80〜95kg、AAS経験3サイクル以上。プレコンテストで「ステージで通用する硬さ」まで持っていくプランです。

テスト土台 マステロン 経口追加
W1〜W10 サスタノン 250〜375mg/週 マステロン・エナンセート 400mg/週(週2×200mg)
W5〜W10 アナバー 30〜50mg/日
W11〜W12 サイクル休止
W13〜W16 クロミッド+ノルバデックス

経口のアナバー(オキサンドロロン)を後半6週から差し込むことで、絞り感とパンプを底上げします。アナバーは現在当店で アナバー 10mg×100(¥16,000・欠品中/予約) として取り扱いがありますが、欠品中のため予約注文になります。アナバーの詳細な用量設計はアナバー推奨用量とサイクル設計ガイドを参照してください。

上級ステージプレップ 12週(ボディビル中量級・上級者)

体重90kg以上、AAS経験5サイクル以上、過去にトレンを使ったことがある人向け。メンズフィジークやクラシックフィジークの大会1〜2週前に仕上げるプランです。

テスト土台 マステロン トレン 経口追加
W1〜W12 サスタノン 375〜500mg/週 マステロン・エナンセート 500mg/週 トレンボロン・ミックス 200〜300mg/週
W7〜W12 ウィンストール 50mg/日
W13〜W14 サイクル休止
W15〜W18 PCTフルセット

トレンボロンは強力なAASで、初心者が手を出すと不眠・発汗・心拍上昇など副作用が一気に出ます。トレン未経験者はこのプランを取らず、中級プランで止めてください。トレンの詳細プロトコルはトレンボロン完全ガイドを参照。

なお当店のトレンボロン・ミックス 150mg×10ml(¥15,000・在庫あり)はアセテート/エナンセート/ヘキサヒドロベンジルカーボネートの3エステル混合です。

スタック設計(マステロン+α、5パターン)

ここがこの記事の主役です。マステロンは単体で使うものではなく、必ず他のAASと組み合わせます。海外フォーラムで定番化している5つのスタックを、当店在庫と日本人体格にローカライズして紹介します。

スタック1: テスト + マステロン(基本形・初心者卒業組)

想定読者: 1サイクル目を終えて2サイクル目に何を足すか考えている、テスト単体は経験済み。

成分 用量 期間
サスタノン 250mg/週 W1〜W8
マステロン・プロピオン酸 300mg/週(隔日100mg) W1〜W8

最もシンプルで、副作用のリスク管理がしやすい組み合わせ。サスタノンが土台のテストステロン供給を担い、マステロンが見た目の硬さを上乗せします。8週で体脂肪率2〜4%下落、見た目の硬さ向上を狙う構成です。

商品: サスタノン 250mg×10ml(¥11,500) + マステロン・プロピオネート 100mg×10ml(¥12,000)

スタック2: マステロン + アナバー(経口カット強化)

想定読者: 注射回数を最小化したい、経口で絞り感を底上げしたい。

成分 用量 期間
サスタノン(土台) 200〜250mg/週 W1〜W8
マステロン・プロピオン酸 300mg/週 W1〜W8
アナバー(オキサンドロロン) 30〜50mg/日 W3〜W8

アナバーはDHT系の経口AASで、女性化リスクが低く、肝臓負担も他の経口に比べれば軽め。後半6週で経口を足すことで、ジムでのパンプ感とハードな見た目が伸びます。アナバーは現在欠品中のため予約注文扱いです。

商品: アナバー 10mg×100(¥16,000・欠品中/予約)

スタック3: マステロン + ウィンストール(ステージレディ仕上げ)

想定読者: コンテスト2〜4週前で、最後の硬さを出したいフィジーク勢。

成分 用量 期間
サスタノン(土台) 250〜375mg/週 W1〜W10
マステロン・エナンセート 400mg/週 W1〜W10
ウィンストール(スタノゾロール) 50mg/日 W7〜W10

ウィンストール(スタノゾロール)は経口AASの中でも特に水抜き効果が強く、関節の乾燥感もマステロンと同方向に働きます。両者を併用すると関節違和感が増えるため、ヒアルロン酸サプリやUDCAでのケアが推奨されます。

商品: ウィンストール 20mg×100(¥16,000)

スタック4: マステロン + プリモボラン(プレミアム・リーンバルク〜カット移行)

想定読者: 副作用負担を最小限に、長期で「絞れたまま増量」を狙う上級者。予算に余裕がある人。

成分 用量 期間
サスタノン(土台) 250mg/週 W1〜W12
マステロン・エナンセート 400mg/週 W1〜W12
プリモボラン・エナンセート 400〜600mg/週 W1〜W12

プリモボラン(メテノロン)は副作用が極めて軽い「優等生AAS」で、エストロゲン変換も無く、肝臓負担も軽量。マステロンと組み合わせることで、長期サイクルでもマイルドな副作用プロファイルで筋量・絞り感を底上げできます。コストは高めです。プリモボランの詳細用量はメテノロン推奨用量と経口/注射ガイドを参照。

商品: プリモボラン・エナンセート 100mg×10ml(¥45,000)

スタック5: マステロン + トレンボロン(上級コンテスト前・3種カット)

想定読者: トレン経験者、コンテスト中量級〜重量級、ステージで「ハード&ドライ」の最高評価を狙う層。

成分 用量 期間
サスタノン(土台) 375〜500mg/週 W1〜W10
マステロン・エナンセート 500mg/週 W1〜W10
トレンボロン・ミックス 200〜300mg/週 W1〜W10

このスタックは見た目のインパクトが最大ですが、副作用も最大です。トレン由来の不眠・発汗・心拍上昇に、マステロンの脱毛・脂質悪化が重なります。睡眠サポート、定期血液検査(肝・脂質・血圧)、UDCAなどの肝サポートは必須。

商品: トレンボロン・ミックス 150mg×10ml(¥15,000)

スタック選択のフローチャート

迷ったら以下を順に判定してください。

1. AAS経験は2サイクル以上か? No → スタック1のみ。Yes → 次へ 2. 注射回数を増やしたくないか? Yes → スタック2(経口アナバー追加) 3. コンテストや撮影が4週以内に控えているか? Yes → スタック3(ウィンストール仕上げ) 4. 予算に余裕があり、副作用を最小化したいか? Yes → スタック4(プリモボラン) 5. トレン経験ありで、最大インパクトを狙うか? Yes → スタック5

副作用と対処(脱毛・脂質・テスト抑制・関節)

マステロンの副作用は他のAASに比べて穏やかな部類に入りますが、ゼロではありません。特にDHT由来であることに起因する4つの副作用は、避けて通れない領域です。

1. 脱毛(AGA進行)

DHT骨格を持つマステロンは、頭皮のヘアサイクルに関わるDHT受容体を直接刺激します。AGA素因(家族に薄毛がいる、すでに生え際が後退傾向)のある人は、サイクル中に進行が加速する可能性があります。

対処は2つ。ひとつはフィナステリド(プロペシア系)などの5α還元酵素阻害薬の併用ですが、 マステロンはDHTから派生した分子なので、5α還元酵素を経由しません。フィナステリドはマステロン由来のDHT様作用を抑えられないという理屈になります。AGA素因者は「サイクル中の脱毛は仕方ない」と覚悟するか、最初からマステロンを選ばない判断が現実的です。

もうひとつは外用ミノキシジル併用ですが、これも「進行を遅らせる」程度で根本解決にはなりません。AGAリスクを許容できない人はプリモボランやアナバーへの差し替えを検討してください。

2. 脂質プロファイル悪化(HDL低下・LDL上昇)

経口AASほどではありませんが、注射AASとしてはマステロンも脂質を悪化させます。サイクル中はHDLコレステロール(善玉)が3〜5割低下、LDL(悪玉)が2〜3割上昇するという報告が海外フォーラムやメーカー資料で見られます。

対処は、サイクル前後の血液検査(脂質パネル)、サイクル中のオメガ3摂取(EPA/DHA 2〜4g/日)、有酸素運動の継続。サイクル明けに脂質が戻るには2〜3ヶ月かかるのが一般的です。

肝サポートとしては UDCA(ウルソデオキシコール酸)300mg×100(¥12,100) をサイクル中に併用するのが定番です。

3. テストステロン抑制(必須PCT)

マステロンを含むあらゆるAASは、外部からホルモンを入れることでHPTA軸(視床下部-下垂体-精巣軸)を抑制し、自前のテスト分泌を止めます。サイクル後に何もしないと、性欲低下・倦怠感・うつ傾向・筋量減少が数ヶ月続くことがあります。

これを防ぐのがPCT(後述章で詳述)。クロミッド・ノルバデックス・必要に応じてHCGを使って、自然テスト分泌を再起動させます。PCTスキップは絶対NGです。

4. 関節の「乾燥感」

マステロンは水分保持作用がほぼ無いため、サイクル中に関節液が減ったような感覚が出ることがあります。トレンボロンとのスタック時(スタック5)に特に顕著で、ベンチプレスやスクワットの底でゴリゴリ感が出るケースが報告されています。

対処はヒアルロン酸サプリ、コラーゲンペプチド、十分な水分摂取(体重1kgあたり40ml以上)。重量を扱う日はウォームアップを通常より長めに取ることも有効です。

副作用が出たら使うのをやめるサイン

以下のいずれかが出たら、サイクルを中断してPCTに移行する判断をしてください。

  • 肝機能数値(AST/ALT)が基準値の2倍を超える
  • 収縮期血圧が150mmHgを安定して超える
  • 抑うつ症状や強い不安が2週間以上続く
  • 胸部の違和感(動悸・圧迫感)
  • 尿の濃い茶色化(肝障害の兆候)
  • 性欲が完全消失し、勃起不全が継続する

無理に続けても得るものより失うものが大きくなります。AAS全般の副作用はステロイド・SARMsの副作用まとめも参照してください。

PCT(サイクル後の体を戻すプラン)

PCT(Post Cycle Therapy)は、サイクルで止まった自前のテスト分泌を再起動させる4〜6週間のプランです。マステロンはエストロゲンに変換されないため、純粋なエストロゲン対策よりも「テスト軸の回復」が主軸になります。

PCT開始タイミング

エステルによって最終注射からの待機時間が違います。

  • プロピオン酸サイクル: 最終注射から3日後にPCT開始
  • エナンセートサイクル: 最終注射から14日後にPCT開始

体内に残ったエステルが切れる前にPCT薬を入れても効果が弱いため、待機期間は守ってください。

標準PCTプロトコル(中級向け)

クロミッド ノルバデックス
W1〜W2 50mg/日 20mg/日
W3〜W4 25mg/日 20mg/日

商品: クロミッド 50mg×50(¥7,500) + ノルバデックス 20mg×50(¥8,000)

クロミッド(クロミフェン)とノルバデックス(タモキシフェン)はSERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)というカテゴリの薬で、視床下部のエストロゲン受容体をブロックすることで、LH/FSHの分泌を促進し、精巣のテスト産生を再起動させます。

サイクル中にエストロゲン症状が出た場合

サスタノンやテストエナンセートを土台に使うと、テスト由来のアロマターゼ変換でエストロゲンが上がります。乳首の違和感、水分保持、感情の起伏が強くなるなどの症状が出たら、サイクル中にAI(アロマターゼ阻害薬、エストロゲン上昇を抑える薬)を併用します。

商品: アロマシン 25mg×50(¥10,000)

アロマシン(エキセメスタン)は12.5mg/日(半錠)からスタートし、症状を見ながら25mg/日まで調整します。下げすぎるとサイクルの効果も削れるので、必要最低限にとどめることがポイントです。

上級者向け追加オプション

長期サイクル(12週超)や高用量サイクルでは、HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を併用して精巣の萎縮を防ぐプロトコルもあります。サイクル後半に250〜500IU週2回、PCT開始前に終了するスケジュールが一般的です。

商品: HCG 5000IU

PCT中の生活管理

PCT中は急激なホルモン変動で気分の波が大きくなります。トレーニングは強度を維持しつつボリュームを2〜3割減、睡眠時間は7時間以上、過度なアルコールは控えるのが基本です。サイクル中の体重をPCT中に維持できれば成功、5%以上の減量が出たらカロリーを上げる判断が必要です。

ありがちな失敗 5選

海外フォーラムや当店のLINE相談で繰り返し見るマステロン関連の失敗パターンを5つにまとめました。

失敗1: 用量が低すぎて効果を感じない

「副作用が怖いから150mg/週で様子見」というケース。マステロンは200mg/週未満ではほぼ効果が体感できません。海外フォーラムでも「300mg/週から下は時間とお金の無駄」というのがコンセンサスです。リスクを最小化したいなら用量を下げるのではなく、サイクル長を短く(6週)する方向で調整してください。

失敗2: テスト土台無しのソロ運用

「マステロンだけでお試し」という発想は典型的な落とし穴です。マステロンも他のAASと同様にHPTA軸を抑制するため、テストステロン土台が無いと自前のテストまで止まり、性欲ゼロ・倦怠感・うつ傾向が一気に出ます。

必ずテストステロン(当店ならサスタノン)を最低200mg/週で土台に置いてください。マステロン単体運用のメリットは存在しません。

失敗3: エステル選択ミス(初心者がエナンセートを選ぶ)

注射経験が浅い段階でエナンセートを選ぶと、立ち上がりの遅さに焦って用量を増やしがち。3週目までに体感が無いことに不安になり、追加で何かを足してオーバードーズになるパターンです。

初マステロンならプロピオン酸を選び、隔日注射で「体の反応を毎週リアルタイムで見る」やり方の方が、サイクル管理を学ぶ意味で適切です。エナンセートは2サイクル目以降から検討してください。

失敗4: PCTスキップ

「短いサイクルだからPCT要らないでしょ」という判断は危険です。プロピオン酸8週でも自前のテスト分泌は確実に止まっており、PCT無しだと自然回復に半年〜1年かかります。最悪の場合、テスト分泌が完全に戻らない(原発性性腺機能低下症)というケースも報告されています。

クロミッド+ノルバデックスのPCT4週セットは合計¥15,500程度。サイクル予算に必ず組み込んでください。

失敗5: 体脂肪率15%以上でマステロン投入

「絞れる」と聞いて体脂肪20%の状態でマステロンを使い、「全然変わらない」と感じるパターン。マステロンは「絞れた体をさらに硬く見せる」薬であって、「太った体を絞る」薬ではありません。

体脂肪率の目安としては、男性で12%以下まで先に食事と有酸素で落としてから、マステロンを差し込むのが効率的です。15%以上の段階ではGLP-1系やT3、クレンブテロールなど別カテゴリの薬剤を先に使うか、そもそも食事のPFCバランスを見直す方が結果が出ます。

偽物の見分け方(購入直前の最終チェック)

マステロンは需要が高い分、海外通販では偽物・粗悪品も流通しています。個人輸入を使う場合の最終チェックポイントを5つ挙げます。

1. ラベルの印刷品質

正規メーカーのラベルは、文字のにじみ・印字ズレ・色ムラがほぼありません。偽物では文字の輪郭がぼやけている、ロゴの色が薄い、シリアル番号の刻印が曖昧、といった粗が出ます。届いた商品のラベル写真を拡大して、メーカー公式サイトの製品画像と並べて見比べる習慣をつけてください。

2. バッチ番号(ロット番号)の照合

主要メーカーは公式サイトでバッチ番号の真贋確認システムを公開していることが多いです。Dragon Pharma、Pharmacom、ZPHC、Geneza Pharmaceuticals などが代表的。ラベルのバッチ番号を入力して、製造日・有効期限が一致するかを確認します。番号が照合できない、サイトに登録が無い場合は偽物の可能性があります。

3. 油の色と粘度

マステロンは無色〜淡黄色のオイルに溶けています。極端に濃い茶色、白濁、沈殿物がある場合は不純物混入の疑い。粘度が極端に高い(注射時に針が詰まる)場合も同様です。シールを剥がして光に透かして確認してください。

4. 注射時の反応

正規品でもプロピオン酸は刺激がありますが、注射部位が赤く腫れて72時間以上引かない、強い化膿、発熱が出た場合はバクテリア混入の可能性があります。すぐに医療機関を受診してください。

5. 個人輸入代行ショップの選び方

個人輸入を使う場合、以下を満たすショップを選んでください。

  • 日本語サポートがある
  • 商品の発送元・メーカーを明記している
  • 第三者検査結果を公開している、または問い合わせで開示する
  • 顧客レビューが2年以上の蓄積がある
  • 在庫情報がリアルタイムで更新されている

当店の品質管理ポリシーや配送、税関対応についてはステロイド/SARMsの輸入で税関検査される確率は?も合わせて参照してください。

購入前の最終チェック
  • 税関で止まったら? → 無料再発送制度あり
  • 偽物の見分け方は? → LINEで現物写真照合
  • PCT在庫は足りてる? → 関連商品で同時購入推奨
LINEで疑問を解消

よくある質問

Q1. マステロン(マスタロン)だけ単体で使えますか?

A. 推奨しません。マステロンもHPTA軸(自前のテスト分泌を司る軸)を抑制するため、テストステロン土台無しでは性欲低下・倦怠感・うつ傾向が出ます。最低でもサスタノン200mg/週などのテスト土台を併用してください。

Q2. WADA/JADAの禁止物質ですか?

A. はい。ドロスタノロンはWADA(世界アンチドーピング機構)の禁止物質リスト「S1 アナボリック・アンドロゲン作用物質」に含まれており、競技者は使用できません。プロアマ問わず公式競技に出る予定がある人は使用を避けてください。

Q3. プロピオン酸の注射痛が強いと聞きますが対策は?

A. プロピオン酸は油の通りがやや重く、注射時の刺激が他のエステルより強めです。対策は3つ。26G以下の細い針を使う、注射前にバイアルを手で温めて油を柔らかくする、注射後にゆっくり揉んで油を分散させる。注射部位はローテーション(右尻→左尻→右大腿→左大腿の4カ所ローテ)で炎症を予防します。

Q4. 初心者の最初のサイクルにマステロンを入れるのはアリ?

A. 推奨しません。初サイクルはテストステロン(サスタノン)単体で12週、自分の体がAASにどう反応するかを観察するのが王道です。マステロンを足すのは2サイクル目以降にしてください。

Q5. 髪が薄くなりやすい人(AGA素因)でも使える?

A. リスクは高いです。マステロンはDHT骨格なので、AGA素因者では脱毛進行が加速する可能性があります。フィナステリド(5α還元酵素阻害薬)はマステロン由来のDHT様作用には効きません。AGA素因がある人はプリモボランやアナバーへの差し替えを検討してください。

Q6. プロピオン酸とエナンセートを併用できますか?

A. 理論上は可能ですが、注射スケジュールが複雑になり、血中濃度の管理も難しくなるため初心者には推奨しません。中級以上で、特定の理由(スタート2週はプロピオン酸で立ち上げて、3週目以降はエナンセートでメンテナンス、等)がある場合のみ採用するパターンです。

Q7. 検出期間(尿中検出)はどのくらい?

A. プロピオン酸は最終注射から約3週間、エナンセートは約3ヶ月が目安です。ただし高感度検査では更に長く検出されるケースもあり、競技者にとっては「使ったら数年は検査リスクが残る」と考えるのが安全です。

Q8. マステロン・エナンセートが欠品中ですが入荷予定は?

A. 入荷時期は時期によって変動します。LINE公式アカウント(友だち追加)で在庫状況の問い合わせを受け付けていますので、希望時期と数量を伝えてください。プロピオン酸は在庫があるため、用途次第ではプロピオン酸への切り替えも選択肢になります。

Q9. 「マスタロン」と表記されることもありますがマステロンと同じ?

A. 同じ成分(ドロスタノロン/Drostanolone)です。日本語の音写の違いで「マステロン」「マスタロン」両方の表記が使われています。本記事ではマステロンに統一していますが、検索ではどちらでも本商品にたどり着きます。

Q10. PCTのクロミッドとノルバデックスはどちらか片方でいい?

A. 片方でも一定効果はありますが、両方併用が推奨されます。クロミッドは視床下部に強く作用し、ノルバデックスは末梢のエストロゲン受容体にも作用するため、両方を組み合わせることで自然テスト分泌の再起動効率が上がります。コストを抑えたいならクロミッド単体でも可。

参考にしたソース

本記事は個人輸入代行サイトの情報提供として、海外の公的データベース・メーカー資料・AASフォーラムで流通している用法を整理したものです。日本国内では未承認の医薬品であり、医師の診断や処方を代替するものではありません。使用は自己責任で、必ずサイクル前後の血液検査を実施してください。

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