Ostarine vs LGD-4033(リガンドロール)徹底比較|LBM・用量・PCT・スタック適性・初心者選択【2026年版】

Ostarine vs LGD-4033(リガンドロール)徹底比較|LBM・用量・PCT・スタック適性・初心者選択【2026年版】

先に結論(3行)
  • 初回バルク重視なら 候補A
  • カット/維持なら 候補B
  • 副作用リスク最小化なら 候補C
「自分の目的・経験値・予算でどれか」はLINEで一緒に詰めます。
LINEで個別相談する

結論3行

  • 薬理の差: Ostarine(オスタリン、開発コードMK-2866)とLigandrol(リガンドロール、開発コードLGD-4033)は同じSARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)でも用量レンジが約3〜5倍異なる。Ostarineは10〜25mg/日、LGD-4033は5〜10mg/日が実使用ゾーンで、これはLGD-4033のアンドロゲン受容体(AR)結合親和性がOstarineより1桁高いことに起因する。
  • 強度と引き換えの代償: 第II相試験(Dalton 2011)でOstarine 3mg/日×12週で除脂肪体重(LBM)約1.5kg増、第I相試験(Basaria 2013)でLGD-4033 1mg/日×21日でLBM約1.21kg増。LGD-4033は短期間で同等以上のLBM増加を出す代わりに、HPTA抑制(視床下部-下垂体-精巣軸の抑制)と脂質悪化(HDLコレステロール低下)もOstarineより明確に出る。
  • 使い分けの結論: 「初心者・カット維持・関節サポート・PCT中ブリッジ」ならOstarine、「経験者の本気バルク・短期で体組成を動かしたい・PCTを組める前提」ならLGD-4033。スタックする場合の組み合わせ・WADA(世界アンチ・ドーピング機関)検出期間の差・店内在庫状況も後述する。

> 本記事は20歳以上の読者を対象とした情報提供で、医療行為・処方の代替ではない。日本国内ではOstarine・LGD-4033ともに医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提。両剤ともWADA禁止物質(S1.2項)に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用しない。

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1. なぜ「Ostarine vs LGD-4033」で迷う人が多いのか

SARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)に手を出すとき、最初に名前が挙がるのがこの2剤だ。ボディビル系フォーラムでもブログでも「初心者ならOstarine、もう一段強くしたいならLGD-4033」という構図で語られることが多い。

ただ、その「もう一段強くしたい」の中身が曖昧なまま選ぶと、

  • Ostarineを選んだ人: 「思ったより筋量が乗らない、体重計が動かない」と感じて途中で用量を上げ、結局LGD相当まで増やして副作用だけが出る
  • LGD-4033を選んだ人: 「効きはいいが、サイクル後に性欲・気力が戻らない」とPCT(Post Cycle Therapy、サイクル後の内分泌回復療法)を軽視した結果、HPTAの戻りに3〜6ヶ月かかる

というパターンが両方の掲示板で頻発する。

つまり迷うべきは「どっちが強いか」ではなく、「自分の目的(バルク/カット/維持)・経験値・PCTを組めるか」の3軸で、薬理プロファイルがどちらに合うかの話だ。本記事はその判断材料を一通り並べる。

> Ostarine単独の用量・サイクル全般はOstarine(MK-2866)完全ガイド、LGD-4033単独のサイクル設計はLGD-4033サイクル完全プランに分けてある。本記事は「2剤を並べたときの違い」に振り切る。

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2. 薬理プロファイル比較:AR選択性・結合親和性・組織選択性

2-1. 共通点:両剤とも非ステロイド性SARMs

Ostarine(MK-2866、別名enobosarm/エノボサーム)とLGD-4033(Ligandrol)は、いずれも非ステロイド性のSARMsで、テストステロン(以下テスト)やナンドロロンといった従来のアナボリックステロイド(AAS)のステロイド骨格を持たない。AR(アンドロゲン受容体、男性ホルモンの結合先タンパク質)に結合してアゴニスト作用(受容体を活性化する作用)を出す点は同じだが、「筋・骨ではアゴニスト、前立腺・皮脂腺・頭皮では作動性が弱い」という組織選択性を狙って設計されている。

これにより、テストやAASで問題になる前立腺肥大・脂漏性皮膚・男性型脱毛(AGA)の発現率が、SARMs共通で軽減される傾向にある(完全になくなるわけではない)。

2-2. AR結合親和性の差

ここが2剤を分ける本質的なポイントだ。in vitro(試験管内)の結合試験で、

化合物 AR結合親和性(Ki値の桁感) 実使用量レンジ
LGD-4033 nM(ナノモーラー)桁の低濃度で結合 5〜10mg/日
Ostarine LGD-4033より約1桁高い濃度で結合 10〜25mg/日
テストステロン(参考) nM〜サブnM mg/日換算は皮下/筋注で異なる

要するにLGD-4033は「少ない量でARを満たせる」ため、実使用量が桁違いに小さい。これが「LGD-4033はSARMs最強の同化作用」と言われる根拠の1つだ。

2-3. 組織選択性の差(同化/抗異化のバランス)

両剤とも筋・骨でのアゴニスト作用が中心だが、

  • Ostarine: ボディビル文脈では「抗異化(抗カタボリック、筋分解抑制)寄り」と語られることが多い。減量期で摂取カロリーを下げているときの筋量維持に好まれる
  • LGD-4033: 「同化(アナボリック、筋合成促進)寄り」と語られる。バルク期でカロリー黒字を確保している局面で本領を発揮しやすい

この性格の差が、後述する「Ostarineはバルク/カット両用、LGD-4033はバルク主」という使い分けに直結する。

> 注:in vitro結合親和性とin vivo(生体内)効果は完全には一致しない。ただ実使用量レンジが3〜5倍違うことは、Phase I/II試験の結果と整合している。

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3. 強度の実測値:LBM(除脂肪体重)増加データの比較

論文で報告された除脂肪体重(LBM、脂肪を除いた筋肉・骨・水分などの重量)の増加量を、用量と期間とセットで並べる。

3-1. Ostarine の実測データ(Dalton 2011 / Phase II)

項目 数値
試験名 Dalton ら 2011, Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle
対象 健常高齢男性60名+閉経後女性60名
用量 0.1 / 0.3 / 1 / 3 mg/日 を12週間
結果 3 mg/日群で LBM 約 +1.5 kg(プラセボ比)、階段昇降速度・身体機能スコアの改善
PMID 22031847

ポイント: 臨床用量3mgでも有意なLBM増加が出ている。ボディビル文脈の実使用量(15〜25mg)は臨床用量の5〜8倍に相当することを意識する必要がある(=副作用も同じ比率で増えうる)。

3-2. LGD-4033 の実測データ(Basaria 2013 / Phase I)

項目 数値
試験名 Basaria ら 2013, The Journals of Gerontology Series A
対象 健常若年男性76名
用量 0.1 / 0.3 / 1.0 mg/日 を21日間(プラセボ対照)
結果 1.0 mg/日群で LBM 約 +1.21 kg(21日間で)、テストとSHBG(性ホルモン結合グロブリン)の用量依存的低下
PMID 22459616

ポイント: わずか21日で1.21kg。同じLBM増加幅を出すのにOstarineの12週 vs LGD-4033の3週という差は、AR結合親和性の桁差と整合している。

3-3. 比較すると

比較項目 Ostarine LGD-4033
臨床用量で達成したLBM増 +1.5kg(3mg/日×12週) +1.21kg(1mg/日×21日)
mg×日当たり換算 1mgあたり約0.0042kg/日 1mgあたり約0.058kg/日(約14倍)
試験デザインの差 Phase II・12週・高齢者 Phase I・21日・若年男性
LBM増加の出方 じわじわ・サイクル後半 比較的早期(2週目以降)

ただし重要な注意点: 試験デザインが違うので単純比較はできない。Ostarine試験は高齢者対象でベースの筋合成能が低い、LGD-4033試験は若年男性対象。それでも「LGD-4033のほうが用量×期間効率がよい」というユーザー実感は、海外フォーラム(Reddit r/sarmssourcetalk、Evolutionary.org)の自己報告とも整合している。

> 体感ベースのタイムライン(Day1〜Week12)はOstarineの効果は実際どう感じる?でOstarine側を詳しく扱っている。

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4. 用量レンジ比較:1日何mgが妥当か

4-1. 用量レンジ早見表

経験ゾーン Ostarine LGD-4033
入門・関節サポート 10mg/日 (LGDは入門向きではない)
初心者・初回サイクル 15mg/日 5mg/日
中級・標準バルク 20mg/日 8mg/日
上級・本気バルク 25mg/日 10mg/日
推奨ライン超過(非推奨) 30mg/日以上 15mg/日以上

4-2. なぜLGD-4033は5mg始まりなのか

前節の通りAR結合親和性が桁違いに高いため、5mgで既に「Ostarine 20〜25mg相当」の強度が出ると言われる。海外フォーラムでも「5mgで2週間反応を見て、忍容性が問題なければ8〜10mgに上げる」というのが定番プロトコル。いきなり10mgで12週回す設計は、初心者には推奨されない。

4-3. 服用タイミング

両剤とも半減期24時間前後(LGD-4033は約24〜36時間と報告される試験あり、Ostarineも同等)で、1日1回服用で血中濃度はほぼフラットに保てる。

  • 朝/夕の固定時間に1回: 最も一般的
  • 食前/食後: いずれも吸収率に大きな差はないとされる(脂溶性のため食後のほうがマイルド)
  • 2分割推奨派: 一部フォーラムでは半減期を意識して朝夕2分割を推奨する声もあるが、PK(薬物動態)的に必須ではない

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5. HPTA抑制度比較:どれくらい内因性テストが落ちるか

HPTA(視床下部-下垂体-精巣軸、Hypothalamic-Pituitary-Testicular Axis)の抑制度合いは、サイクル後のリカバリ期間とPCT必要性を左右する最重要項目だ。

5-1. Ostarine の HPTA 抑制プロファイル

用量 抑制度合い(目安) 観察される項目
10mg/日×8週 軽度 テスト 20〜30% 低下、LH/FSH 軽度低下
15〜20mg/日×8〜12週 中程度 テスト 30〜50% 低下、LH/FSH 中程度低下
25mg/日×12週 中〜やや強 テスト 40〜60% 低下、LH/FSH 明確低下

ユーザー実感:5mg以下だと「PCT不要論」がフォーラムで散見される(臨床試験でも0.1〜1mgはHPTA抑制が軽微)。15mg超ではPCTを組むのが安全策。

5-2. LGD-4033 の HPTA 抑制プロファイル

用量 抑制度合い(目安) 観察される項目
1mg/日×21日(Basaria 2013) 既に明確に出る テスト 約 -55%、SHBG 約 -45%、LH/FSHの抑制傾向
5mg/日×8週 中程度〜強 テスト 50〜70% 低下、SHBG明確低下
10mg/日×8〜12週 テスト 70%以上低下、LH/FSH強い抑制

Basaria試験(臨床1mg/日21日)でも既にテストが約半分まで低下している点が決定的に重要。実使用量(5〜10mg)では当然これより強い抑制が出る。

5-3. 比較:HPTA抑制という観点

観点 Ostarine LGD-4033
抑制の出方 じわじわ 比較的早期から明確
用量依存性 あり(10mg→25mgで段階的に) あり、かつ低用量でも明確
サイクル後の戻り 通常 4〜8週 通常 6〜12週
PCT必要性ライン 15〜20mg/日以上で必須に近づく 5mg/日以上で必須レベル

LGD-4033は「効くが、戻すケアも必要」と言われる所以がここにある。

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6. 副作用プロファイル比較表

ここまでをまとめて、両剤の副作用プロファイルを項目別に並べる。

副作用カテゴリ Ostarine LGD-4033
HPTA抑制 中(用量依存) 中〜強
HDL低下 軽〜中(10〜20%低下報告) 中〜強(20〜35%低下報告)
LDL上昇 軽度 中等度
肝酵素(ALT/AST)上昇 軽度〜中等度(海外フォーラム自己報告) 軽度〜中等度(同)
エストラジオール(E2)上昇 軽微(芳香化しないため) 軽微〜中等度(芳香化はしないが間接的)
頭痛・倦怠感 まれ 一定数報告(導入期)
視覚異常(色覚) 軽微 軽微〜中(LGD>Ostarine、ただしAndarineほどではない)
男性型脱毛(AGA) まれ 一定数報告
前立腺/PSA上昇 軽微(SARMsの組織選択性) 軽微
気分変動・攻撃性 まれ 一定数報告(中用量以上)

> 副作用の「強さ」は試験デザインや用量で大きく変わるため、上の表は実使用量レンジ(Ost 15〜25mg / LGD 5〜10mg)を前提とした目安。臨床試験の用量(Ost 3mg / LGD 1mg)では多くの項目が軽度に収まっている。

採血モニタリングの推奨項目:両剤ともベースライン+サイクル4週目+PCT前+PCT終了後のタイミングで、テスト総量・遊離テスト・LH・FSH・SHBG・E2(高感度)・脂質4分画(HDL/LDL/中性脂肪/総コレステロール)・肝酵素(ALT/AST/γ-GTP)を取るのが安全策。

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7. サイクル長比較:何週で組むか

7-1. Ostarine のサイクル長

設計 週数 用量 備考
お試し・関節サポート 6週 10mg/日 PCT通常不要
標準カット維持 8週 15mg/日 PCT軽め(クロミ25mg×2週)推奨
標準バルク/リーンバルク 8〜12週 20mg/日 PCT推奨
長期・本気増量 12週 25mg/日 PCT必須、12週超は推奨されない

12週を超えると、HPTA抑制と脂質悪化が累積し、PCT負荷が増える。フォーラム上の合意としても12週上限が一般的。

7-2. LGD-4033 のサイクル長

設計 週数 用量 備考
初回・反応見 6週 5mg/日 PCT必須(クロミ25mg×4週)
標準バルク 8週 8〜10mg/日 PCT必須
上級・本気バルク 8週上限 10mg/日 PCT必須、12週は脂質悪化リスク高

8週推奨・12週上限。Ostarineより1段短く設計するのがフォーラム標準。理由は前述のHPTA抑制度合いと脂質悪化の出方が早いため。

7-3. サイクル長の使い分け早見

局面 推奨剤・週数
カット中の筋量維持 Ostarine 8週 15〜20mg/日
リーンバルク(脂肪極力増やしたくない) Ostarine 12週 20mg/日 OR LGD-4033 8週 8mg/日
本気バルク(短期で体組成動かす) LGD-4033 8週 10mg/日
PCT中ブリッジ(回復期間の筋量維持補助) Ostarine 5〜10mg/日(短期)

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8. PCT 必要性比較:LGD-4033 は必須、Ostarine は条件付き

8-1. PCT(Post Cycle Therapy)の役割

PCTは「サイクル中に抑制された内因性テスト分泌を、SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター、クロミフェン/タモキシフェン等)で再起動する」処方を指す。SARMsはAASほど強い抑制ではないが、LGD-4033は明確にPCT必要レベルOstarineは用量による

8-2. Ostarine の PCT 判断ライン

サイクル設計 PCT必要性 推奨プロトコル
5〜10mg/日×6週 不要論あり(海外フォーラム) OTC(市販)サポートのみで戻る例多数
15mg/日×8週 軽めPCT推奨 クロミフェン 25mg/日×2週
20〜25mg/日×8〜12週 必須 クロミフェン 25mg/日×4週

「5mg以下なら不要論あり」は、Dalton 2011試験で1mg/日でもLBM増加が出ている一方、HPTA抑制が軽微だった臨床データに支えられている。

8-3. LGD-4033 の PCT 判断ライン

サイクル設計 PCT必要性 推奨プロトコル
5mg/日×6週 必須 クロミフェン 25mg/日×4週
8mg/日×8週 必須 クロミフェン 50mg×2週 → 25mg×2週 のテーパリング
10mg/日×8〜12週 必須・厚め クロミフェン 50mg×2週 → 25mg×2〜4週 + サポート

LGD-4033にPCT不要ラインは存在しないと考えるのが安全。Basaria試験で1mg/日21日でテスト約半分まで落ちている事実から逆算すると、実使用量で抜けるはずがない。

8-4. PCT用品の調達

クロミフェンクエン酸塩(クロミッド/Clomid 50mg)は当店在庫あり(¥7,500)。HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン、5,000 IU、¥15,000)を併用してサイクル中の精巣維持を狙う設計もある。詳細はLGD-4033サイクル完全プランのPCT章を参照。

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9. スタック適性比較:何と組み合わせるか

9-1. Ostarine のスタック適性

Ostarineはバルク/カット両用で、スタックの起点として柔軟性が高い。

目的 スタック構成 コメント
カット維持 Ostarine単独 OR Ostarine + Cardarine(GW501516) カロリー赤字下での筋量維持+脂質代謝サポート
リーンバルク Ostarine + RAD140(TESTOLONE) 同化系を1段強化
関節サポート Ostarine + MK-677(IBUTAMOREN) 成長ホルモン系で関節・腱・肌の調子を底上げ
AASサイクル間ブリッジ Ostarine 10〜15mg + ケア剤 PCT後のリカバリ補助

9-2. LGD-4033 のスタック適性

LGD-4033はバルク主軸で、カット用途は限定的。

目的 スタック構成 コメント
初回バルク LGD-4033単独 まず単独で反応見るのが鉄則
経験者リーンバルク LGD-4033 + RAD140 SARMs同化系のダブル(HPTA抑制が積み増しになる点に注意)
増量+回復 LGD-4033 + MK-677 睡眠・回復・筋量維持の補助
経験者カット LGD-4033 5mg + Cardarine ややイレギュラー、本格カットならOstarineに切り替え推奨

9-3. Ostarine と LGD-4033 を併用するか?

原則として推奨されない。理由:

1. 同じARをターゲットにする受容体競合: 両方ともARアゴニストなので、効果の積算は線形に伸びず、副作用(特にHPTA抑制)だけが積み上がる 2. 用量設計が複雑: LGDが効くLGD単独 vs LGDが受容体を取られるOst併用 で、結果の予測が難しい 3. コストパフォーマンス: 2剤分のコストで、LGD単独・Ost単独の方が反応評価しやすい

例外として、Ost 5mg(関節サポート用) + LGD 5mg(同化主軸)を組む流派は海外フォーラムにあるが、初回サイクルでは推奨されない。

> SARMs全7種の比較・スタック早見は主要SARMs 7種徹底解説、目的別おすすめ早見表はSARMs比較表を参照。

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10. 価格・ROI 比較

ここからは当店の在庫・価格(2026年4月時点)を前提に、コストパフォーマンスを並べる。

10-1. 当店在庫(2026-04-26 時点)

商品 規格 価格(税込) 在庫
OSTARINE Mk-2866(注射剤)25mg×10ml 25mg/ml × 10ml ¥13,310 在庫あり
OSTARINE Mk-2866 15mg×50 15mg×50カプセル ¥10,500 欠品中(予約注文)
LIGANDROL LGD4033 10mg×50 10mg×50カプセル ¥13,000 欠品中(予約注文)
LGD3033 10mg×50 10mg×50カプセル ¥13,000 在庫あり

> LGD-4033 が欠品中の場合、後発研究系の LGD-3033(構造類似のSARMs)が代替候補として在庫あり。LGD-3033 はLGD-4033 とは別化合物で、ヒト試験データはLGD-4033 ほど蓄積していない点に注意。

10-2. 1サイクル当たりのコスト試算

Ostarine 標準サイクル(20mg/日×8週=56日)

  • 注射剤 25mg×10ml(¥13,310)を 0.8ml/日 で 12.5日分 → 約4.5本必要 → 約 ¥60,000
  • 経口 15mg×50カプセル(¥10,500)を 1.3カプセル/日(20mg≒1.3カプセル換算)で 56日 → 約 73カプセル → 2瓶 ¥21,000 が現実的

LGD-4033 標準サイクル(8mg/日×8週=56日)

  • LGD-4033 10mg×50(¥13,000)を 0.8カプセル/日 で 56日 → 約45カプセル → 1瓶 ¥13,000 で収まる

+ PCT(両剤共通)

  • クロミッド 50mg×50錠(¥7,500)を 25mg/日×4週 = 28錠 → 1瓶でPCT完結

10-3. ROIの考え方

観点 Ostarine LGD-4033
1サイクル原価(主剤のみ) 経口 ¥21,000 / 注射 ¥60,000 ¥13,000
1サイクル+PCT合計 経口 ¥28,500 / 注射 ¥67,500 ¥20,500
LBM増加(サイクル後実感ベース) +1〜2kg(8週) +2〜3kg(8週)
kg当たりコスト感 やや高め 安め

LGD-4033 のほうが「kgあたりコスト」は良く見えるが、PCTを軽視するとリカバリ期間が伸びてトレ強度が落ちるため、長期視点ではPCT質と血液検査コストもセットで考える必要がある。

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11. 初心者・経験者別おすすめと、検出期間の差

11-1. 初心者にどっちがおすすめか

結論:Ostarine からスタート推奨。理由:

1. 用量レンジが広く、反応見ができる:10〜25mgの中で段階的に上げられる 2. HPTA抑制が緩やか:PCT負荷が軽い、戻りが早い 3. 副作用プロファイルが軽め:HDL低下・気分変動・視覚異常のいずれもLGD-4033より軽度 4. 店内在庫:OSTARINE 注射剤(25mg×10ml ¥13,310)が常時在庫あり

ただし「Ostarineは効きが弱くて物足りない」と感じた経験者が、次にLGD-4033に進むのは合理的なルート。

11-2. 経験者がスタックする組み合わせ

経験者(SARMsを2回以上回した、AASを過去経験あり)が組む場合:

  • 本気バルクに振る:LGD-4033 8mg×8週 + RAD140 10mg×8週 + MK-677 25mg×8週(HPTA抑制は強烈に出るのでPCT必須・2週ブースター込み)
  • リーンバルクに振る:LGD-4033 5mg×8週 + Cardarine 10mg×8週(脂質代謝補助)
  • コンテスト前カット維持:Ostarine 15〜20mg×8週 + Cardarine 10mg + MK-677 10mg(LGDは芳香化しないがバルク寄りなのでカット主役には向かない)

11-3. WADA検出期間の差

両剤ともWADA(世界アンチ・ドーピング機関)禁止物質リスト「S1.2 その他のアナボリック化合物」に該当する。尿検査における検出期間の目安は:

化合物 尿検出ウィンドウ目安
Ostarine(MK-2866) 投与終了後 7〜30日(用量依存)
LGD-4033(Ligandrol) 投与終了後 21〜35日(より長期化傾向)

LGD-4033 のほうが検出ウィンドウが長い傾向にある(代謝物が長く尿中に残存)。汚染サプリを摂取して意図せず陽性になるケース(2018年以降、複数のアスリートで報告)もあり、競技登録のあるアスリートは絶対に手を出さないのが鉄則。

> 主要禁止薬物の検出ウィンドウはドーピング検査の検出期間早見表で全網羅している。

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FAQ

Q1. Ostarine と LGD-4033、どちらが「強い」のか? A. mg当たりの除脂肪体重増加効率では LGD-4033 が約 14倍(Phase試験ベース換算)。ただし「強い=自分に合う」ではない。HPTA抑制・脂質悪化・PCT負荷も LGD-4033 のほうが大きいので、「同化作用は強い、副作用も強い」が正確な表現。

Q2. 初心者がいきなり LGD-4033 から始めるのは危険? A. 「危険」とまでは言わないが、推奨はしない。理由:(1)5mg/日でも HPTA がはっきり抑制されるため PCT が必須、(2)反応評価の幅が狭い(5→10mgしか動かせない)、(3)Ostarine で SARMs 全般の感覚を掴んでから LGD-4033 に進むと、副作用の出方の差を体感で評価できる。

Q3. PCT を組まずに LGD-4033 を回すとどうなる? A. テスト分泌の戻りに 3〜6 ヶ月かかるケースがフォーラムで頻繁に報告されている。性欲低下・気力低下・睡眠の質低下・トレ強度低下が長期化しやすい。SARMs だから AAS より軽い、という認識は LGD-4033 では危険。

Q4. Ostarine と LGD-4033 を併用するのはアリ? A. 同じ AR をターゲットにする受容体競合のため、原則推奨されない。例外として「Ost 5mg(関節用) + LGD 5mg(同化主軸)」を組む流派はあるが、初回サイクルでは効果評価が難しくなるので避けるのが無難。

Q5. 当店の Ostarine 注射剤と経口、どっちを選ぶべき? A. 注射剤(25mg×10ml ¥13,310 在庫あり)は用量を 0.1ml 単位で細かく調整できるメリット、経口(15mg×50カプセル ¥10,500 欠品中・予約)は手軽さが利点。初回は経口で試し、用量を細かく動かしたくなったら注射剤に切り替える、というのが王道。なお注射剤は SARMs としては珍しい剤型で、in vivo の薬物動態が経口と若干異なる(PIP・吸収速度)点だけ留意。

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関連記事

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参考文献

1. Dalton JT, et al. *The selective androgen receptor modulator GTx-024 (enobosarm) improves lean body mass and physical function in healthy elderly men and postmenopausal women.* Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle. 2011. PMID: 22031847 2. Dobs AS, et al. *Effects of enobosarm on muscle wasting and physical function in patients with cancer.* The Lancet Oncology. 2013. PMID: 23499390 3. Basaria S, et al. *The safety, pharmacokinetics, and effects of LGD-4033, a novel nonsteroidal oral, selective androgen receptor modulator, in healthy young men.* The Journals of Gerontology Series A. 2013. PMID: 22459616 4. WADA Prohibited List 2026, Section S1.2 "Other Anabolic Agents" — https://www.wada-ama.org/ 5. USADA Athlete Advisory: SARMs in Supplements — https://www.usada.org/

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免責

本記事は情報提供を目的としたもので、医療行為・処方の代替ではない。日本国内では Ostarine・LGD-4033 ともに医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提となる。20歳未満の使用は推奨されない。両剤とも WADA 禁止物質に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用しない。サイクル前後の血液検査・必要に応じた専門医受診を強く推奨する。

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