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アロマシン / 25mg * 50
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アロマシン(Aromasin / エキセメスタン)
概要
アロマシン(Aromasin / Exemestane)は、**アロマターゼ阻害剤(AI)**の一種で、体内のエストロゲンレベルを抑制することで、ステロイド使用者のエストロゲン関連副作用を防ぐために使用されます。特に、女性化乳房(ギノコマスティア)、水分貯留、高血圧などを予防・管理する目的で利用されます。
アロマシンは、**不可逆的なステロイド型アロマターゼ阻害剤(自殺型AI)**であり、一度結合するとアロマターゼを永久に無効化するため、アナストロゾール(アリミデックス)やレトロゾールとは異なり、反発性エストロゲンリバウンドが起こりにくい特徴があります。
効果
-
エストロゲンレベルの低下
- ステロイドサイクル中のエストロゲン上昇を抑え、副作用を防ぐ
-
女性化乳房(ギノコマスティア)の予防・抑制
- エストロゲンによる乳腺組織の発達を防ぐ
-
水分貯留の軽減
- 体内の余分な水分保持を防ぎ、引き締まった外見を維持
-
高血圧のリスク低減
- ステロイド使用による水分貯留が原因の血圧上昇を抑制
-
テストステロン産生の促進
- 体内のエストロゲンが減少することで、テストステロンのフィードバック抑制が解除され、自然な産生が促進
副作用
-
エストロゲンの過剰抑制(高用量使用時)
- 関節の乾燥・痛み
- 性欲減退
- 気分の落ち込みや抑うつ症状
-
コレステロール値への影響(長期使用時)
- HDL(善玉コレステロール)の低下、LDL(悪玉コレステロール)の増加
-
骨密度の低下(長期間使用時)
- エストロゲンは骨の健康に重要な役割を果たすため、過剰な抑制は骨密度の減少を招く可能性がある
半減期
約9時間(1日1回の摂取が推奨)
使用頻度、使用量
-
一般的な使用量(ステロイドサイクル中のエストロゲン管理)
- 初心者:12.5mg/日(または1日おき)
- 中級者・上級者:25mg/日(エストロゲンが過剰に上昇する場合)
-
PCT(回復療法)での使用
- ステロイド終了後にエストロゲンのリバウンドを抑える目的で、12.5mg/日を2週間使用し、その後徐々に減量
推奨される併用サプリメント
- オメガ3、CoQ10、ナイアシン(コレステロール管理)
- ビタミンD、カルシウム、マグネシウム(骨密度維持)
- ZMA(亜鉛、マグネシウム、ビタミンB6)(テストステロン産生サポート)
まとめ
アロマシンは、ステロイドサイクル中のエストロゲン管理に最適なアロマターゼ阻害剤であり、特に不可逆的にアロマターゼを無効化する特性を持つため、エストロゲンのリバウンドリスクが低いのが特徴です。ステロイド使用中の女性化乳房予防、水分保持抑制、高血圧管理に有効ですが、過剰に使用すると関節痛や性欲減退、コレステロール値の悪化などの副作用が発生する可能性があるため、適切な用量管理が重要です。
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