YK-11副作用ガイド|HPTA抑制・肝負担・HDL低下・偽物リスク・PCT必須プロトコル【2026年版】
「自分の症状/状況に当てはまるのか」「いつ受診すべきか」は、ケースで答えが変わります。一般論で判断すると遠回りになりがちです。
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LINEで無料ガイドを受け取る結論:YK-11の副作用は「HPTA抑制(中等度〜強)・HDL低下・肝負担(限定的)」が3本柱
最初に答えだけ書く。
- 最大の問題はHPTA抑制(自分のテストステロン分泌が止まる現象)。YK-11はDHT(ジヒドロテストステロン:体内の強力な男性ホルモン)に近い構造を持つため、SARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)の中でも抑制度合いが強い部類に入る。8週サイクル後にPCT(Post Cycle Therapy:サイクル後のホルモン回復ケア)を省くと、3〜6ヶ月にわたり性欲低下・倦怠感が続く事例が海外フォーラムで多数報告されている。
- 脂質悪化(HDLコレステロール低下)は確実に出る。経口SARMsの宿命で、4〜8週で20〜40%下がるユーザーが珍しくない。
- 肝毒性は理屈上は限定的(17α-アルキル化されていないため)だが、ヒトでの長期データが薄く、AST/ALT(肝酵素)の上昇報告は実在する。「肝臓に優しい」と言い切れる根拠はまだない。
これに加えて、YK-11特有の論点として「偽物・粗悪品の混入率が高い」「WADA禁止物質である」「フォリスタチン誘導は実用的な意味で副作用緩和にはならない」がある。以下、9章に分けて整理する。
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YK-11がどう作用しているのか:副作用を理解するための前提
副作用の話に入る前に、YK-11が体内で何をしているのかを30秒で押さえておく。これが分かっていないと、後述の各副作用が「なぜ出るのか」が腑に落ちない。
構造はDHTアナログ、機能は強力なARアゴニスト
YK-11は2011年にKannoらが報告した合成化合物で、母骨格は5α-DHTベース。AR(アンドロゲン受容体:筋細胞・前立腺・皮脂腺などにある男性ホルモン受信機)を活性化する力は、in vitro(細胞実験)でDHTを上回るという報告がある。
つまり、機能としては「経口で飲める強めのアンドロゲン」だ。SARMsという呼称に騙されて「マイルドな化合物」と捉えると、副作用設計がずれる。
「ミオスタチン抑制」は二次反応
YK-11が「ミオスタチンインヒビター」と紹介されることが多いが、これは厳密には誤り。YK-11はミオスタチン分子を直接捕まえているわけではなく、ARを活性化した結果、下流でフォリスタチン(ミオスタチンを中和するタンパク質)の発現が上がる、という間接的な経路だ。
実用的な含意はこうだ。
- 効きの本体は「強めのSARMs/弱めのステロイド」。副作用プロファイルもそれに準じる。
- フォリスタチン誘導があるからといって、HPTA抑制やHDL低下が緩和されるわけではない。
- 「ミオスタチン抑制」という言葉のイメージで安全だと誤解しないこと。
半減期は短め(6〜10時間と推定)
正確な臨床薬物動態データはヒトで未公表だが、ユーザーレポートと前臨床データを総合すると半減期は6〜10時間程度と見られる。1日量を朝・夜に分割するユーザーが多いのはそのため。半減期が短いことは、副作用が出たときの「やめてからの抜けの早さ」という意味ではプラスに働く。
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HPTA抑制(中等度〜強):YK-11最大の副作用
何が起きているのか
HPTA軸とは「視床下部(脳)→下垂体(脳)→精巣」の連鎖回路で、自分のテストステロンを分泌するためのコントロールラインだ。外からアンドロゲン(YK-11)が入ると、脳が「もう足りているらしい」と勘違いし、LH(黄体形成ホルモン)・FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を絞る。結果、精巣がテストステロンを作るのをやめる。
これがHPTA抑制で、YK-11ではこの抑制が中等度〜強の範囲で起きる。アンドロゲン作用が強いほど抑制も強い、という線形関係なので、構造的にDHTアナログであるYK-11は当然抑制側に寄る。
体感としてどう出るか
サイクル中はYK-11自体がアンドロゲン作用を持つので、性欲・気力面の落ち込みは隠れる。問題はサイクル終了後だ。
- 性欲低下:サイクル直後から3〜8週続くケースが多い
- 勃起力の低下:朝勃ちの消失、半勃ち現象
- 倦怠感・モチベーション低下:布団から出られない、ジムに行けない
- 筋肉の維持力低下:せっかく増やした分が抜ける
PCTを省いた場合、これが3〜6ヶ月以上続いたという海外フォーラムの報告は珍しくない。中には内分泌科に駆け込んでHCG(性腺刺激ホルモン)で再起動を図ったケースも報告されている。
PCTは省略不可
「SARMsはPCT不要」という言説はネット上に流れているが、これはオスタリン(MK-2866)の低用量帯までの話で、YK-11には絶対に当てはまらない。標準プロトコルは以下。
| 期間 | クロミッド(クロミフェン)用量 |
|---|---|
| Week 1-2(サイクル直後) | 50mg/日 |
| Week 3-4 | 25mg/日(漸減) |
クロミッドは脳の視床下部に作用してLH/FSHの分泌を再起動させるSERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)で、SARMs/AAS界隈の標準PCT薬。当店在庫はクロミッド 50mg×50錠 ¥7,500。1サイクル分が1パックで足りる。
サイクル設計の詳細は姉妹記事YK-11 用量ガイドに整理した。
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肝毒性:理屈上は限定的、ただし「安全」と言い切る根拠はない
17α-アルキル化されていないという事実
経口AAS(ダイアナボル・アナバー・スタノゾロール等)が肝負担で悪名高いのは、17α-アルキル化(肝臓での初回通過代謝を逃れるための化学修飾)があるため。YK-11はこの修飾を持たないので、理屈上は経口AASほど激しい肝毒性は出ないはずだ。
しかし「理屈上限定的」と「実際に安全」は別物だ。
ユーザーレポート上はAST/ALT上昇が出ている
海外フォーラムでは、4〜8週のYK-11単体サイクルでAST(GOT)・ALT(GPT)の軽度〜中等度上昇を報告するケースが繰り返し出てくる。一般的に基準値の上限が30〜40 IU/L程度のところ、サイクル中に60〜100 IU/Lまで上がる例がある。
これが何によるものかは完全には特定されていない。可能性として:
- YK-11自体の代謝産物による肝負担
- 偽物・粗悪品に混入した別物質(17α-AA経口AASのコンタミ)
- 増量剤・カプセル化剤の影響
- 同時併用薬・サプリ・アルコール
特に2番目(コンタミ)は無視できない。市販SARMs製品を質量分析した研究では、表記とは別の化合物が混入していた例が複数報告されている(PMID 33934684)。「YK-11だと思って飲んでいたら実はメタンドロステノロンだった」という事故は理論上ありうる。
ヒトの長期データが薄い
YK-11は研究化合物であり、ヒトでの臨床試験は走っていない。FDA承認されたSARMsはまだ存在しない。「肝臓に何年使ったらどうなるか」というデータは事実上ゼロだ。
これは「安全」と読むべきではなく、「未知のリスクが残っている」と読むべき。短期(8週)のサイクルで肝酵素が動かなかったとしても、それは長期安全性の保証にはならない。
肝サポートの実務
サイクル中の実務的な対策。
- 飲酒は控える(できればゼロ、せいぜい週1回)
- NSAIDs(ロキソニン等の解熱鎮痛薬)の常用回避(肝代謝で競合)
- TUDCA / UDCA(ウルソデオキシコール酸:胆汁酸製剤)併用を選ぶ人もいる
- 肝サポートサプリ(NAC・ミルクシスル等)を入れる
サイクル中の肝・脂質ケアを一括でそろえたい場合、当店の経口ステロイド・SARMs向け ケア剤セットプロ ¥21,000がベースとして使える。中身の構成と適応はLINEで個別に確認するのが確実。
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脂質プロファイル悪化(HDL低下)
ほぼ確実に起きる副作用
HPTA抑制と並んで、YK-11でほぼ確実に起きるのがHDLコレステロール(善玉)の低下だ。経口アンドロゲンの宿命と言っていい。
機序はおおむね以下。
1. 経口で肝臓を通過する際、HDL代謝に関わる肝酵素(肝リパーゼ等)の発現が変動 2. HDL粒子の生成・取り込みのバランスが崩れ、血中HDL濃度が低下 3. 同時にLDL(悪玉)が上がるユーザーもいる
数値の動き方
ユーザーレポートと類似経口AASのデータを総合すると、4〜8週サイクルで:
| 指標 | サイクル前 | サイクル中(4〜8週目) | 戻るまで |
|---|---|---|---|
| HDL | 50〜60 mg/dL | 20〜40 mg/dL(20〜40%低下) | 4〜8週 |
| LDL | 100 mg/dL前後 | 110〜130 mg/dL(軽度上昇) | 4〜8週 |
| 中性脂肪 | 影響少なめ | やや上昇する人もいる | — |
低下幅には個人差が大きい。元のHDLが高い人ほど絶対値の落差は大きくなる。
実害があるレベルなのか
短期的(数週〜数ヶ月)には、HDL一時低下が直接の心血管イベントを起こすわけではない。問題はサイクルを繰り返したときの累積だ。年に2〜3サイクル回し、毎回HDLを下げて戻して、を10年続けると、内皮機能や動脈硬化リスクに対する寄与が読めなくなる。
対策
- オメガ3(EPA/DHA)2〜4g/日:HDL低下の緩和とLDL粒子改善に寄与する報告がある
- 有酸素運動:週2〜3回、心拍数120〜140程度を30分
- 食事の脂質バランス:飽和脂肪酸過多を避け、一価不飽和(オリーブ油等)を増やす
- サイクル後の血液検査:HDL/LDL/中性脂肪を測り、戻りを確認してから次サイクル
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E2(エストラジオール)への影響は限定的
芳香化されないというメリット
YK-11はDHTアナログだが、構造的にアロマターゼ(テストステロンをエストラジオールに変換する酵素)では芳香化されない。これはYK-11特有のメリットで、AAS(テストステロン等)を使ったときに問題になる:
- ジネコ(女性化乳房)
- むくみ(水分貯留)
- 情緒不安定(高E2側)
これらがYK-11では基本的に問題にならない。AI(アロマターゼ阻害剤:アナストロゾール・レトロゾール等)を併用する必要は通常ない。
ただし「E2が下がりすぎる」リスクは別途ある
逆方向の問題として、YK-11のHPTA抑制で内因性テストステロンが下がると、テストステロンを材料にして作られていたE2も連動して下がる。極端に下がると:
- 関節の乾き・軋み
- 性欲低下(高E2クラッシュとは別ベクトル)
- 抑うつ気分
- 骨密度への長期影響
サイクル中ずっとAI追加で抑え込もうとすると、このE2底打ちが起きやすい。YK-11単体ではAIは原則不要と覚えておく。
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フォリスタチン誘導の二次作用論:副作用緩和にはならない
YK-11の宣伝文句として「フォリスタチンを増やしてミオスタチンを抑制する」が強調されることが多いため、ここを副作用との関係で整理しておく。
フォリスタチンが増えると何が起きるのか
フォリスタチンはミオスタチン(筋肥大のブレーキ役)・アクチビン(炎症と細胞増殖のシグナル)などTGF-βスーパーファミリーの複数のリガンドを中和するタンパク質だ。フォリスタチンが増えると:
- ミオスタチン抑制 → 筋肥大方向にプラス
- アクチビン抑制 → 卵巣・精巣機能・炎症制御に二次的影響の可能性
副作用緩和にはならない
「フォリスタチン誘導があるから、HPTA抑制が穏やかになる/肝臓に優しい/HDL低下が起きにくい」という主張は、機序的に支持されない。HPTA抑制やHDL低下はAR活性化に伴うアンドロゲン作用そのものが原因で、フォリスタチン経路とは別系統だからだ。
このあたりを混同して「YK-11はミオスタチン抑制が本体だから副作用が少ない」と書いている海外サイトもあるが、それを鵜呑みにすると痛い目を見る。副作用設計はあくまで「強めのSARMs」として組むのが現実的だ。
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偽物・粗悪品リスク:副作用以前の問題
流通量が少なく、偽造の温床になりやすい
YK-11は流通量自体が他SARMs(オスタリン・LGD-4033等)より少なく、ニセモノ・含有量詐欺の格好のターゲットになっている。海外ラボがサプリメント店頭品を質量分析した研究では、SARMsを表示する製品の約3〜4割で表示用量との乖離が確認されたとの報告がある(PMID 33934684, 2021)。
つまり、副作用以前に「飲んでいるのが本当にYK-11か」が保証されない化合物だ。
偽物が引き起こす特有の副作用
偽物・コンタミ品のリスクは以下のパターン。
| 偽装パターン | 起きうる副作用 |
|---|---|
| 17α-AA経口AAS混入(ダイアナボル等) | 強烈な肝毒性・水分貯留・血圧上昇 |
| 別SARMs混入(LGD-4033・RAD140) | 想定外の強い抑制・体感の暴走 |
| 用量不足(増量剤のみ) | 効かない・PCT負担だけが残る |
| 刺激性物質混入 | 動悸・不眠・大量発汗 |
「YK-11を10mg飲んだつもりが、実は別物質を50mg飲んでいた」という事故は、副作用が想定外に強く出る原因になる。
見分けのチェックポイント
詳細は姉妹記事YK-11 購入ガイドで5観点(粉末色・溶解性・粉量バランス・梱包・体感)を整理してあるが、要点だけ。
- ロット番号・製造年月の記載があるか
- COA(Certificate of Analysis:成分分析証明書)を業者が提示できるか
- 異常に安い製品は疑う(5mg×50で¥6,000未満は採算割れラインのため危険)
- 4週時点で全く体感がないなら含有量不足を疑う
- 1mg程度で動悸・大量発汗が出るなら別物質混入を疑う
当店扱いのMYOSTATIN Yk-11(5mg×50)¥14,000はロット毎にCOAを発行しているラボの製品で、必要時にLINEでロット情報を提供できる。
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採血モニタリングのプロトコル
副作用を「体感」だけで判断するのは危険だ。サイクル前・中・後で血液検査を挟むのが現実的な安全策になる。
測定すべき項目
| カテゴリ | 項目 | 何を見るか |
|---|---|---|
| 肝機能 | AST(GOT), ALT(GPT), γ-GTP, ALP, 総ビリルビン | 肝負担の有無 |
| 脂質 | HDL, LDL, 中性脂肪, Total-C | HDL低下幅 |
| ホルモン | 総テストステロン, 遊離テストステロン, LH, FSH, E2(高感度), SHBG | HPTA抑制の度合い |
| 血算 | WBC, RBC, Hb, Hct, 血小板 | 多血傾向(YK-11では出にくいが念のため) |
| 腎・代謝 | クレアチニン, eGFR, 空腹時血糖, HbA1c | 全身の土台 |
タイミング
- サイクル前(基準値取り):開始2週間前
- サイクル中盤:4週目(8週サイクルの場合)
- PCT終了2週後:戻りを確認
どこで受けるか
健康診断オプション・ホルモン外来・メンズヘルスクリニック・自由診療内科で、上記セットを¥10,000〜¥20,000程度で受けられる。「健康診断 オプション 肝機能 ホルモン」「メンズヘルス クリニック 採血」あたりで近隣を探すのが早い。
E2は高感度法(LC-MS/MS等)を依頼すること。一般のCLIA/ECLIA法だと男性レンジでの精度が落ちる。
自宅でできる簡易モニタ
採血の合間は以下で粗くモニタする。
- 血圧計:朝晩で記録、上140を超えたらアラート
- 体重・体脂肪計:急な水分貯留・浮腫の検知
- 心拍数(安静時):いつもより10〜20高い日が続けばアラート
- 朝勃ちの有無:HPTA抑制の手軽な指標
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中止判断ライン:このサインが出たら切り上げる
「使い続けるか・やめるか」の判断基準を明文化しておく。曖昧にしておくと「もう少しだけ」と引っ張ってしまう。
即時中止すべきサイン(7項目)
以下のどれか1つでも出たら、サイクルを切り上げてPCTに移行する。
1. 黄疸(白目が黄色い、肌が黄色っぽい) 2. 右上腹部の鈍痛が3日以上(肝臓の信号) 3. AST/ALTが基準値の3倍超(例:基準上限40なら120超) 4. 動悸・不整脈の自覚が連日続く 5. 血圧 上150/下100超が複数日 6. 強い倦怠感・うつ的気分が1週間続く 7. 明らかに偽物だと分かった時点(別物質の体感が出た)
軽度なら用量を下げて継続も可
- 関節の軋みが軽度 → フィッシュオイル増量・15mg/日なら10mg/日に下げる
- 肝酵素が基準値1〜2倍程度の上昇 → ケア剤強化・飲酒完全停止・継続可
- HDLが20%低下 → 想定内、サイクル後に戻す
「全部の副作用ゼロでサイクルを完走する」のは現実的ではない。許容ラインと中止ラインを切り分けて運用する。
中止後の対応
サイクル中止後は半減期の短さを利用して、48〜72時間で血中濃度が下がる。即座にPCT(クロミッド)を開始し、4週間プロトコルを完走する。中止理由が「明らかな肝負担」だった場合は、PCTと併行して肝サポートを2〜4週積み増す。
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WADA禁止物質という事実
副作用とは別軸だが、法的・社会的リスクとして書いておく。
YK-11はWADA(世界アンチドーピング機構)の禁止物質リストでSARMsカテゴリ(S1.2)に指定されている。検出技術は確立しており、質量分析(LC-MS/MS)による尿中検出が複数の研究で報告されている(PMID 28440570 Thevis 2017、PMID 36519889 Harding 2023、PMID 37946705 Sobolevsky 2024)。
検出可能期間
尿中検出可能期間は2〜4週間程度とされる(代謝物次第で延びる可能性あり)。サイクル後すぐに競技参加を予定している人は引っかかる。
対象者
- 競技団体登録選手(JBBF・IFBB・JADA管理下のスポーツ全般)
- アスリート登録ピラミッド下位の地方大会・草大会でも、検査対象になる場合あり
- 学校スポーツ・大学体育会で抜き打ち検査がある場合あり
検出ウィンドウや競技別のリスク整理はドーピング検出期間まとめを参照。
一般のジムユーザー
ジムで筋トレしているだけのユーザーには、WADA管轄の検査は事実上来ない。ただし、これは「使ってよい」という意味ではない。社会的・倫理的判断は使用者本人に委ねられる。
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SARMs全体の中でYK-11はどの位置にあるのか
副作用の重さの相対感を、他のSARMsと比較しておく。
| SARMs | AR選択性 | HPTA抑制 | 肝負担 | HDL低下 | 偽物率 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ostarine(MK-2866) | 高(穏やか) | 軽〜中 | 軽 | 軽〜中 | 中 |
| LGD-4033 | 中(中強) | 中 | 軽〜中 | 中 | 中 |
| RAD140 | 中(力強い) | 中〜強 | 中 | 中〜大 | 中 |
| YK-11 | DHTアナログ寄り | 中〜強 | 軽〜中(限定的) | 中〜大 | 高 |
| S-23 | 強(抑制強) | 強 | 中 | 大 | 高 |
YK-11は「強めのSARMs」のグループに入り、副作用プロファイルもそれに準じる。SARMs同士の比較はSARMs比較チャートで詳細に整理してある。
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以下のような質問はLINEで個別に答えています:
- サイクル中?それともオフ期?
- 症状が出てから何ヶ月続いている?
- 直近の血液検査の数値は?
FAQ:YK-11副作用でよく聞かれる質問
Q1. YK-11は本当に肝臓に優しいんですか? A. 17α-アルキル化されていないため、ダイアナボル・アナバーのような経口AASほど激しい肝毒性は出にくい。ただし「優しい」と言い切る根拠はなく、4〜8週サイクルでASTやALTが軽度〜中等度上昇したというユーザーレポートは存在する。長期(数年単位)の安全性データはヒトでまだ蓄積されていない。
Q2. PCTを省いたらどうなりますか? A. 海外フォーラムの報告ベースで、3〜6ヶ月にわたり性欲低下・倦怠感・モチベーション喪失が続く例が多い。サイクル直前の状態に戻るまで半年以上かかったケースもある。クロミッド1パック(¥7,500)で済むケアを省いて、半年棒に振るのは合理性が薄い。
Q3. 副作用が怖いのでAI(アロマターゼ阻害剤)を併用したほうがいいですか? A. YK-11単体では原則不要。YK-11は芳香化されないため、AIを足すとE2が底打ちして関節痛・抑うつ・性欲低下といった「E2不足側の副作用」が出やすくなる。テストステロン併用サイクルの場合のみAIを検討する。
Q4. HDLが下がっても運動していれば大丈夫? A. 運動はHDL低下幅をいくらか緩和するが、YK-11由来の低下を完全には打ち消せない。サイクル後の数値で戻りを確認するのが正攻法。年に何サイクルも回す場合は、間隔を十分(8〜12週オフ)取ること。
Q5. 4週時点で全く効いている感じがしません。副作用も特にありません。続けるべきですか? A. 偽物・含有量不足の可能性が高い。続けてもハズレを引いたまま終わる。別ロットor別ラボに切り替えるか、いったん中断して購入元の信頼性を再確認したほうがいい。詳細はYK-11 購入ガイド。
Q6. 関節が痛くなった場合はどう対処しますか? A. まずフィッシュオイル(EPA/DHA)2〜4g/日とコラーゲン併用を試す。それでも痛みが強い場合は用量を下げる(15→10、10→5mg/日)。重量を扱うトレーニングのウォームアップを念入りに。「痛みを我慢して挙げる」のは腱断裂リスクを上げるので避ける。
Q7. 採血をしないで使うのはダメですか? A. 推奨はしない。少なくともサイクル前と終了後の2点は測ってほしい。1〜2万円で命綱が買える、と考えれば安いコスト。「採血する金がないからやめる」が最も合理的判断。
Q8. 女性が使うとどうなりますか? A. YK-11はDHT骨格を持つため、声の低音化・体毛増加・クリトリス肥大などの男性化症状が、SARMsの中でも出やすい部類。基本的に女性ユーザーには推奨されない。女性向けにはオスタリン低用量のほうが現実的。
Q9. テストステロン注射と併用したら副作用は楽になりますか? A. テストステロン併用は「PCTでHPTAを再起動する負担」を一時的に飛ばせるが、累積負担は上がる(肝・脂質・心血管)。さらにエステル(注射剤の遅効性成分)が抜けてからPCTを始める設計が必要で、初心者には複雑すぎる。YK-11単体での反応を1サイクル確認してから検討するのが筋。
Q10. 副作用が出たとき、相談先はありますか? A. 公式LINEで副作用相談を受け付けている(医療行為ではなく、ユーザー間情報共有として)。明らかな黄疸・右上腹部痛・動悸等は最寄りの内科を受診してほしい。「サイクル中だが何科に行けばいいか分からない」レベルの相談から対応している。
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参考にしたソース
- PMID 28440570 — Thevis M ら, 2017 Rapid Commun Mass Spectrom: YK-11質量分析特性化
- PMID 36519889 — Harding C ら, 2023 Drug Test Anal: 馬尿中YK-11代謝物
- PMID 37946705 — Sobolevsky T ら, 2024 Drug Test Anal: ドーピング検体からのYK-11検出
- PMID 33934684 — 2021 Food Addit Contam Part A: サプリメント中SARMs6種スクリーニング(表記用量乖離報告)
- WADA Prohibited List 2026(SARMs S1.2)
- 取扱ラボのCoA(ロット別成分分析証明書)
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免責
本記事は個人輸入代行業の情報提供を目的としており、医薬品の広告ではありません。YK-11は日本国内で医薬品として承認されていない研究用化合物であり、ヒトでの長期安全性データは確立されていません。記載の用量・副作用・モニタリング指標は、添付文書相当情報・公開論文・海外フォーラム等の公的・準公的情報を編集したものであり、医師の診断・処方を代替するものではありません。使用は自己責任で行い、専門医の判断のもとで適切に管理してください。20歳未満の方の使用は不可。妊娠中・授乳中の方、肝疾患・心血管疾患既往の方は使用しないでください。WADA・各競技団体登録選手は、本剤を含むSARMsの使用が禁止されています。