YK-11(ミオスタチン抑制SARMs)用量ガイド|5/10/15mg別の体感とPCT設計【2026年版】
結論:YK-11は「5-15mg/日・8週・PCT必須」が現実解
最初に答えだけまとめておく。
- 用量レンジ:初心者は5-10mg/日、経験者で10-15mg/日。20mg超は副作用リスクが体感に見合わない。
- サイクル期間:8週が基本、最大でも12週で打ち切り。半減期が短いので1日1-2回に分けて服用するケースが多い。
- PCT(Post Cycle Therapy:サイクル後にホルモンを戻すケア)は必須。YK-11はSARMsの中でもステロイド寄りの作用を持ち、自前のテストステロン分泌が落ちやすい。クロミッド等で4週間立て直すのが定番。
ここから先は、「なぜその用量なのか」「なぜPCTが必要なのか」「他のSARMsとどう違うのか」を、海外フォーラムの体感報告と臨床データを照らし合わせながら掘り下げていく。
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YK-11とは何か:ミオスタチンを抑える「SARMs寄りのステロイド」
YK-11は、2011年に日本の研究グループ(Yatsu Kanno ら)によって報告された比較的新しい化合物だ。分類上は SARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター:筋肉や骨にだけ強く作用するよう設計された化合物群) に入れられることが多いが、構造的にはDHT(ジヒドロテストステロン)誘導体に近く、純粋なSARMsというよりは「ステロイドとSARMsの中間」と説明されることが多い。
一番のウリは「ミオスタチン抑制」
YK-11の特徴を一言で言うと、ミオスタチン(筋肉の成長を抑えるブレーキ役のタンパク質)の働きを下げることだ。フォリスタチンというタンパク質が増えることで、ミオスタチンの抑制が外れ、結果として筋肉の合成シグナルが強まる、という流れになる。
平たく言えば、「体が勝手にかけている筋肥大のブレーキを少しゆるめる」イメージで、これが他のSARMs(オスタリン・RAD140など)とは違う角度の効きを生む。
効きの体感はどんな感じか
海外フォーラムや国内ユーザーのレポートを総合すると、おおむね以下のような声が多い。
- 4週目あたりから「ジムでの伸び」が分かりやすくなる
- 同じ重量を扱っていても張りが出る
- 体重そのものはあまり増えないが、見た目が硬くなる(ドライ感)
- 関節がやや軋む感じが出る人が一定数いる
体重がドカンと増えるタイプの化合物ではないので、「体重計より鏡で評価する」化合物だと割り切るほうがよい。
サイトでも触れている関連記事
YK-11を含むSARMs全般の副作用や立ち位置については、こちらにまとめてある。先に押さえておきたい人はどうぞ。
- 副作用の全体像:ステロイド・SARMsの副作用まとめ
- SARMs同士の比較:SARMs比較チャート
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用量チャート:5mg / 10mg / 15mg で何が変わるか
ここからは具体的な用量の話に入る。YK-11の流通形態は5mgカプセル/10mgカプセルが多いので、それを前提に組み立てる。
用量別の体感目安
| 用量(1日) | 想定ユーザー | 期待される体感 | リスク傾向 |
|---|---|---|---|
| 5mg | SARMs初心者・女性ユーザー※注1 | 軽い張り、関節違和感は出にくい | 低め |
| 10mg | SARMs経験者(オスタリン等を一通り経験) | 4週目からのドライアップが分かりやすい | 中程度 |
| 15mg | スタック前提の上級者 | パンプ感・硬さが顕著 | 関節・肝臓の体感が出やすい |
| 20mg超 | 推奨されない | 体感の伸びは鈍化 | 副作用リスクが急増 |
※注1:女性ユーザーについては、SARMsとはいえ男性化リスクがゼロではない。YK-11はDHT誘導体寄りのため、女性は基本的に推奨されない化合物として扱われている。
飲み方(タイミング)
YK-11は半減期が短い(おおむね6-10時間と推定されている)ため、1日量を朝・夜の2回に分けるユーザーが多い。例えば10mg/日なら、朝5mg・夜5mg。これで血中濃度を一定に保ちやすい。
食事との関係は強くないが、脂質と一緒に摂ると吸収がやや安定するという報告もあるため、食後に飲む人が多い。
「20mg以上で爆発的に伸びる」という説について
海外掲示板では稀に20mg/日や30mg/日のレビューも見かけるが、
- 体感の伸びは10mg→20mgで線形には増えない(報告ベース)
- 関節痛・肝酵素値の上昇・倦怠感が一気に出てくる
- PCTの負担も比例して増える
ということで、「副作用の体感」と「筋肥大の体感」を天秤にかけたときに15mg/日を超えるメリットは現実的に薄い、という結論にユーザーの多くが落ち着いている。
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サイクル期間:8週が基本、12週は上限ライン
なぜ8週なのか
YK-11に限らず、SARMs全般で「8-10週」というサイクル設計がよく取られる。理由は以下のとおり。
1. テストステロン抑制の蓄積:週を重ねるほど自前ホルモンが落ちる。8週あたりが「PCTで戻せる範囲」の目安。 2. 肝臓への負担:YK-11は経口で17α-アルキル化されているわけではないが、それでも肝酵素(AST・ALT)が上がる報告があり、長期化はリスクが累積する。 3. 受容体の慣れ:同じ化合物を使い続けると体感が頭打ちになる。
サイクル例
初心者向け:8週・10mg/日
W1-W4: YK-11 10mg/日(朝5mg・夜5mg) W5-W8: YK-11 10mg/日(同上) W9-W12: PCT(クロミッド 50→25mg)
経験者向け:8週・15mg/日
W1-W2: YK-11 10mg/日(立ち上げ) W3-W8: YK-11 15mg/日 W9-W12: PCT
12週ロング(非推奨だが選ぶ人もいる)
W1-W12: YK-11 10mg/日 W13-W16: PCT(必ず4週、肝臓値要モニター)
12週は上限ラインであり、自分の血液検査(肝機能・脂質・テストステロン)を中盤で1回挟めるユーザーだけが選ぶべき設計だと考えてほしい。
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スタック例:RAD140 / Ostarine / MK-677 との組み合わせ
YK-11単体でも効くが、SARMsを使い慣れた層は他のSARMsと組み合わせる(=スタックする)ことが多い。代表的な組み合わせを3つ紹介する。
スタック1:YK-11 × RAD140(レーンシン)— ハードバルク向け
| 化合物 | 用量 | 役割 |
|---|---|---|
| YK-11 | 10mg/日 | ミオスタチン抑制・ドライ感 |
| RAD140 | 10mg/日 | テストステロン的な力強い増量 |
RAD140は「テストステロンに近い感覚で扱える強めのSARMs」と評されることが多い。YK-11のドライさとRAD140の重量増加が補完関係になる組み合わせ。
当店のRAD140在庫はTESTLONE RAD140 15mg×50カプセル ¥11,000。半錠から始める人もいるくらいの強さなので、初SARMsには重い。
スタック2:YK-11 × Ostarine — 中級者向けのバランス型
| 化合物 | 用量 | 役割 |
|---|---|---|
| YK-11 | 10mg/日 | ミオスタチン抑制 |
| Ostarine(MK-2866) | 20mg/日 | 関節保護・基礎の筋肥大 |
オスタリンはSARMsの中で最も穏やかで、関節サポートにも使われる。YK-11が出しやすい関節の軋みをオスタリンが緩和する、という設計意図でこの組み合わせは選ばれる。
オスタリンの詳細はOstarine(MK-2866)ガイドに詳しく書いた。当店在庫はOSTARINE 25mg×10ml ¥13,310。
スタック3:YK-11 × MK-677(イブタモレン)— 回復・体調重視
| 化合物 | 用量 | 役割 |
|---|---|---|
| YK-11 | 10mg/日 | ミオスタチン抑制 |
| MK-677 | 10-25mg/日 | 成長ホルモン放出促進・睡眠の質向上 |
MK-677は厳密にはSARMsではなくグレリン受容体作動薬だが、SARMsスタックの「土台」としてよく使われる。睡眠の深さと食欲が上がるため、YK-11のドライアップ寄りの体感を下から支える形になる。
当店在庫はIBUTAMOREN MK-677 10mg×60カプセル ¥16,000。
スタックを組むときの注意
- 初回は必ず単体:YK-11が自分にどう効くか分からないうちにスタックを組むと、副作用が出たときに原因が特定できない。最低1サイクルは単体で試す。
- 3剤以上は推奨しない:YK-11+RAD140+MK-677のように3剤を重ねるユーザーもいるが、肝臓・関節・ホルモンへの累積負担が一気に増える。やるならPCTを4週確保し、サイクル間も4-6週空ける。
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PCT(サイクル後ケア)はYK-11では必須
ここはYK-11を扱ううえで一番強調したいポイントだ。
なぜYK-11はPCTが必須なのか
「SARMsはPCT不要」というネット上の言説があるが、これはオスタリンの軽い用量帯くらいまでの話で、YK-11には当てはまらない。理由はシンプルで、YK-11は構造的にDHT誘導体に近く、視床下部-下垂体-精巣のホルモン軸(HPTA軸:体内のテストステロン分泌をコントロールする回路)を抑制する作用が確認されているからだ。
実際、海外フォーラムでは「PCTを省いたら8-12週後もテストステロン値が戻らず、性欲低下と倦怠感が続いた」というレポートが繰り返し報告されている。
標準PCTプロトコル(クロミッド使用)
| 期間 | クロミッド用量 | メモ |
|---|---|---|
| Week 1-2 | 50mg/日 | サイクル終了直後から開始 |
| Week 3-4 | 25mg/日 | 漸減して終了 |
クロミッド(クロミフェン)は脳の視床下部に「テストステロンが足りない」と認識させ、自前の分泌を再起動させる薬。AGAクリニック等でも使われる成分で、SARMs/AAS界隈の標準PCT薬だ。
当店在庫はクロミッド 50mg×30錠 ¥7,500。1サイクル分が1パックで足りる計算になる。
PCTを始めるタイミング
YK-11の半減期は短いので、サイクル最終日の翌日からPCT開始でよい。テストエナンセートのような長半減期の注射ステロイドと併用していた場合だけ、エステルが抜けるのを待ってから(2-3週後から)PCT開始という設計が必要になる。
PCTを省いた場合に起きやすいこと
- 性欲・勃起力の低下が3-6ヶ月続く
- 倦怠感・うつ的な気分の落ち込み
- せっかくつけた筋肉が落ちる(維持に必要なテストステロンが不足するため)
- 次サイクルに入っても効きが鈍い
「PCT代をケチって筋肉と性欲を落とす」のが最悪のパターンなので、ここは絶対省略しないでほしい。
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副作用と対処:YK-11特有のリスク
起きやすい副作用
1. 肝臓への負担 - 経口SARMsの宿命として肝酵素(AST/ALT)上昇の報告がある - サイクル中は飲酒を控える、ミルクシスル等のサポート系を併用する人が多い - 6週目で血液検査を1回挟めるなら理想
2. 関節の軋み・乾き - YK-11はドライ系の体感を出すぶん、関節の潤滑が落ちる感じが出る人がいる - フィッシュオイル(EPA/DHA)・コラーゲン・グルコサミンを併用して緩和するのが定番
3. テストステロン抑制 - 既述のとおりPCTで対応
4. コレステロール値の悪化(HDLの低下) - 一部ユーザーで報告あり - 食事の脂質バランス管理+サイクル後の血液検査でフォロー
5. 精神面のブレ - イライラ・気分の上下が出るユーザーが少数いる - これが強く出たら用量を下げる、または打ち切る判断を
「使うのをやめる目安」
以下のどれかが出たら、無理せずサイクルを切り上げてPCTに移行することを強く勧める。
- 起きてすぐの強い倦怠感が3日以上続く
- 黄疸(白目や肌が黄色っぽくなる)
- 右上腹部の鈍痛
- 動悸・血圧の急上昇
- 性欲が完全に消える(サイクル中の軽度低下とは別のレベル)
詳しくは副作用まとめ記事で各臓器ごとに整理してあるので、サイクル前に一読してほしい。
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偽物の見分け方:YK-11は特に偽造が多い
SARMsの中でもYK-11は流通量が比較的限られているため、偽物・含有量詐欺が出回りやすい化合物だ。海外のラボテスト記事を見ると、市販されているYK-11製品の30-40%が表示量を満たしていない、というレポートも見かける。
チェックポイント
1. メーカー(製造ラボ)が明示されているか - 無印で「YK-11」とだけ書かれた小袋は要注意 - 信頼できるラボはCoA(Certificate of Analysis:成分分析証明書)を出している
2. 異常に安い製品は疑う - YK-11の原料コストはそこそこ高く、5mg×30カプセルで2,000円台はまず偽物か含有量不足 - 当店扱いのMYOSTATIN YK-11 5mg×50カプセル ¥14,000は、信頼ラボ品の標準的な相場
3. 体感ベースの見極め - 4週使っても全く何も感じない場合は、含有量が足りていない可能性が高い - 逆に、軽い用量で異常に強い体感(動悸・大量発汗など)が出る場合は別物質混入の可能性
4. 個人輸入代行の信頼性 - 通関歴・取扱年数・ロット情報の開示がある業者を選ぶ - 通関の基本については税関で止められないための個人輸入ガイドを参照
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FAQ:YK-11についてよく聞かれる質問
Q1. YK-11はSARMsとステロイド、どっちに近いんですか? A. 構造的にはDHT誘導体寄りで、SARMsの中では「ステロイド寄り」のグループに入る。オスタリンのような穏やかなSARMsを期待すると、PCT必要性も含めて想定が外れる。RAD140と並んで「強めのSARMs」として扱うのが現実的。
Q2. 5mg/日でも効きますか? A. 効くが、伸びは緩やか。SARMs完全初心者で、まずは体に慣らしたいというニーズなら5mg/日 × 8週でも意味はある。ただし「YK-11らしい硬さ・ドライ感」をはっきり感じたいなら10mg/日からのほうが手応えはある。
Q3. 注射のステロイド(テストエナンセートなど)と併用してもいいですか? A. やるユーザーはいるが、「初SARMs」と「初注射」を同時にやるのは避けたほうがいい。YK-11単体での反応を一度確認してから、次サイクルでテストステロン併用に進むのが安全。併用時はPCT設計がより重くなる(エステルが抜けてからクロミッド開始)。
Q4. PCTを省いたユーザーの実例はありますか? A. 海外フォーラム(Reddit r/sarmssourcetalk、MeSoMorphなど)で複数報告あり。共通するのは「3-6ヶ月、性欲とモチベーションが戻らなかった」というパターン。中にはハイパーゴナドトロピックな血液検査値で内分泌科に駆け込んだケースも。PCTのコスト(クロミッド1パック ¥7,500前後)を惜しんで半年棒に振るのは合理的でない。
Q5. 女性が使うとどうなりますか? A. YK-11はDHT寄りの作用があるため、女性ユーザーには基本的に推奨されない。声の低音化・体毛増加・クリトリス肥大などの男性化症状が、SARMsの中では出やすい部類。女性向けにはオスタリン低用量(10mg以下)が比較的安全とされる。
Q6. サイクル間隔(オフ期間)はどれくらい必要ですか? A. 「サイクル期間+PCT期間と同じだけオフを取る」が基本ルール。8週サイクル+4週PCT=12週稼働なら、12週オフ。短くても8週のオフは入れてほしい。連続稼働は受容体の慣れと内分泌系の疲弊を招く。
Q7. 食欲は増えますか、抑えられますか? A. YK-11単体では食欲はあまり動かない。ドライアップ系の体感が強いので「減量期に乗せる」設計が合いやすい。バルク期に食欲を上げたいなら、MK-677(イブタモレン)スタックが選択肢になる。
Q8. ジム経験どれくらいから手を出すべきですか? A. 目安は「ナチュラルで停滞して2年以上、フォーム・栄養・睡眠を整えてもベンチ・スクワット・デッドの数字が伸びていない」状態。1-2ヶ月ジムに通っただけの段階で手を出すと、本来出せた伸びを薬に頼る形になり、コスト対効果が悪い。
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当店のYK-11関連在庫(2026-04-25時点)
参考までに、本記事で触れた化合物の取扱状況をまとめておく。価格・在庫は変動するため、購入時はサイトの最新情報を確認してほしい。
| 商品 | 規格 | 価格 | 在庫 |
|---|---|---|---|
| MYOSTATIN YK-11 | 5mg×50カプセル | ¥14,000 | あり |
| TESTLONE RAD140 | 15mg×50カプセル | ¥11,000 | あり |
| OSTARINE(MK-2866) | 25mg/ml×10ml | ¥13,310 | あり |
| IBUTAMOREN MK-677 | 10mg×60カプセル | ¥16,000 | あり |
| クロミッド(PCT用) | 50mg×30錠 | ¥7,500 | あり |
8週・10mg/日の標準サイクル想定なら、YK-11 1パック(50カプセル)+ クロミッド1パックでちょうど収まる計算になる。スタックする場合は併用化合物を1パック追加すればよい。
在庫変動・通関タイミングの相談は公式LINEで個別に受け付けている。「初SARMsだけど用量どれにすべき?」「自分のジム歴で手を出していいか」みたいな相談も気軽にどうぞ。
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参考にしたソース
- PubMed: "YK-11" 関連論文(原報:Kanno Y et al., 2011)
- Examine.com:SARMs全般のレビュー
- Reddit r/sarmssourcetalk(海外ユーザーレポート)
- メーカー資料:取扱ラボのCoA(成分分析証明書)
- 当店過去サイクル相談ログ(LINE個別相談 ※個人特定情報を除いた集計)