RAD-140(Testolone)副作用ガイド|HPTA抑制・心筋炎症例・HDL大幅低下・中止判断ライン【2026年版】

RAD-140(Testolone)副作用ガイド|HPTA抑制・心筋炎症例・HDL大幅低下・中止判断ライン【2026年版】

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結論3行

  • RAD-140(Testolone、開発コードRAD-140)はSARMs(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)群の中でHPTA(視床下部-下垂体-精巣軸)抑制が最強クラスで、用量5mgからでもLH(黄体形成ホルモン)/FSH(卵胞刺激ホルモン)の有意な低下、10〜15mgで総テストステロン基底値の20〜40%まで低下する採血報告がある。PCT(Post Cycle Therapy、サイクル後の内分泌回復療法)は省略不可
  • 2022〜2024年に急性心筋炎・心膜炎・心不全の症例報告が複数論文化(PMID 35233331 / 39157568 / 38864168)されている。さらにHDL(善玉コレステロール)大幅低下・LDL(悪玉コレステロール)上昇・ALT/AST(肝酵素)軽度上昇・気分変動・性欲変動などが用量依存で発生し、20mg/日超では副作用が線形を超えて増加する。
  • 使うのをやめるべき4つの数値ライン: ALT 基準値3倍超/トロポニン陽性/HDL急低下(基底値の50%以下)/胸痛・動悸・労作時息切れ。サイクル前のベースライン採血と中盤・終了直後・PCT終了後の採血、そして家庭血圧・脈拍記録が運用上の最低限。

> 本記事は20歳以上の読者を対象とした副作用情報の整理で、医療行為・処方の代替ではない。日本国内ではRAD-140は医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提となる。WADA(世界アンチ・ドーピング機関)禁止物質(S1.2項「その他の同化薬」)に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用しない。効果・薬理メカニズムについては姉妹記事RAD-140効果完全ガイド、SARMs横断比較はSARMs比較表を併読推奨。

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1. RAD-140副作用の全体像:5系統で整理する

RAD-140の副作用は、混乱を避けるため5つの系統に分けて理解するのが現実的。それぞれの発現メカニズム・典型用量・モニタリング指標が違うため、「全部まとめて副作用」と扱うと採血項目の見落としが出る。

系統 主な副作用 主因 典型発現用量
1. ホルモン軸 テストステロン低下・LH/FSH低下・性欲変動 AR(アンドロゲン受容体)経由のHPTA抑制 5mg/日〜
2. 心血管 HDL低下・LDL上昇・血圧上昇・心筋炎/心膜炎/心不全(症例報告) 肝でのHDL代謝亢進、AR経由の心筋への影響 10mg/日〜(重症例は高用量で報告)
3. 肝代謝 ALT/AST軽度〜中等度上昇 経口薬としての肝通過、CYP酵素影響 10mg/日〜
4. 神経・精神 攻撃性・不安・睡眠の質低下・頭痛 中枢AR・グルタミン酸系の関与(機序仮説) 10mg/日〜(個人差大)
5. その他 食欲増加・体重増加(水分含む)・E2(エストラジオール)上昇 末梢AR・SHBG(性ホルモン結合グロブリン)変動による間接経路 全用量域

5系統のうち、最も注意深く扱うべきは1(ホルモン軸)と2(心血管)。3〜5は中止・休薬で大半が回復するが、2のうち心筋炎・心膜炎・心不全は不可逆的な後遺症の可能性があり、症例報告も重症事例ばかり。「軽い副作用ばかりではない」という前提で運用ラインを引く。

1-1. SARMsの中でのRAD-140の副作用ポジション

RAD-140と並んで語られる他のSARMs(Ostarine/MK-2866、LGD-4033)と比べると、RAD-140は副作用の強度がSARMs中もっとも強い部類に属する。これは姉妹記事RAD-140効果完全ガイドで扱った「同化作用がSARMs最強クラス」と表裏一体の関係にある。

観点 Ostarine(MK-2866) LGD-4033(Ligandrol) RAD-140(Testolone)
HPTA抑制度 軽〜中 強(SARMs中で強い部類)
脂質悪化 中〜強(HDL大幅低下報告)
肝酵素変動 軽〜中
心血管症例報告 散発 散発 複数論文化(2022〜2024)
関節への影響 良好の自己報告多 良好 中立
PCT必要性 低用量なら不要の議論あり 必須 必須(省略不可)
攻撃性・気分変動 中〜強(個人差大)

「SARMsだから副作用が軽い」は化合物単位で見れば誤りで、Ostarineは比較的軽いがLGD-4033とRAD-140はAAS(アナボリックステロイド)に近いプロファイルを持つ。とくにRAD-140は心血管系の症例報告が頻度的に目立つことを正面から認識する必要がある。

1-2. 用量5mg vs 10mg vs 15mg vs 20mgで副作用は線形ではない

ユーザー実使用報告と海外フォーラム(Reddit r/sarmssourcetalk、Evolutionary.org等)の集計では、RAD-140の副作用は用量に対して線形ではなく、15mg→20mgで急激に増加するパターンが繰り返し観察される。

用量 HPTA抑制度の感覚値 脂質悪化の感覚値 心血管症状の頻度 神経精神症状の頻度
5mg/日
10mg/日 散発 散発
15mg/日 強(10mgとほぼ同) 中〜強 散発 散発
20mg/日 深い 顕著に増加 顕著に増加

これは「同化リターンも頭打ちになる用量域で副作用だけが急増する」という意味で、実用上限は15mg/日、上級者でも例外的に短期(4〜6週)で20mg/日というのが現実的な境界。20mg/日×8週設計はリスク・リターン比が壊れる。

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2. ホルモン軸の副作用:HPTA抑制とPCT

RAD-140がSARMsの中でも最強クラスのHPTA抑制を起こす点は、運用上もっとも重要な前提。「ステロイドではないからPCTは要らない」という言説はRAD-140に関しては明確に誤り。

2-1. なぜRAD-140はHPTA抑制が強いのか

HPTA(視床下部-下垂体-精巣軸)は、視床下部からのGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)→下垂体からのLH/FSH→精巣でのテストステロン産生という連鎖で動く。外因性のAR(アンドロゲン受容体)アゴニスト(AAS、SARMs全般、RAD-140)が体内に入ると、視床下部・下垂体のARが「テストステロンが充足している」と認識し、フィードバックでGnRH/LH/FSHを抑制する。

RAD-140はAR選択性が高く筋・骨で強く作動する一方、視床下部・下垂体のARにも結合するため、他のSARMsより上流の抑制が深く出るユーザー報告が多い。

ユーザー採血報告(海外フォーラム集計):

  • RAD-140 5mg/日×6週 → 総テストステロン基底値の50〜70%、LH 1〜2 mIU/mL(基準2〜10)
  • RAD-140 10mg/日×6週 → 総テストステロン基底値の20〜40%、LH 0.5〜1.5 mIU/mL
  • RAD-140 15mg/日×8週 → 総テストステロン基底値の15〜30%、LH 0.3〜1.0 mIU/mL

これはテストステロンエナンセート200mg/週投与時の抑制度合い(基底値の10〜25%)と同等水準で、「SARMsだから軽い」は採血上の数値で否定される

2-2. ポストサイクル症候群(PCS)のリスク

PCT(Post Cycle Therapy、サイクル後の内分泌回復療法)を行わずにRAD-140サイクルを終えると、

  • 抑制された視床下部・下垂体・精巣軸が自然回復するまで4〜12週(個体差大)
  • 一部のユーザー(若年でも一定割合)でポストサイクル症候群(PCS) が発生し、3ヶ月以上にわたる低テストステロン状態が遷延する
  • 症状: 慢性的な倦怠感・性欲完全消失・勃起不全・うつ症状・睡眠の質低下

PCSの確率は全SARMs使用者全体で見れば数%だが、RAD-140 15mg/日×8週超の高用量長期設計ではこの確率が上振れする報告がある。

2-3. PCTプロトコル:クロミ50/50/25/25 4週 + ノルバ20mg×4週

RAD-140サイクル後の標準PCTプロトコルは以下:

期間 クロミフェン(クロミッド) タモキシフェン(ノルバデックス)
Week 1 50mg/日 20mg/日
Week 2 50mg/日 20mg/日
Week 3 25mg/日 20mg/日
Week 4 25mg/日 20mg/日

PCT開始タイミング: RAD-140最終投与から24〜48時間後。RAD-140の半減期は16〜20時間と短いため、エステル化されたAAS(エナンセート等)のような長い待機期間は不要。

SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)の役割:

  • クロミフェンは視床下部のエストロゲン受容体をブロックし、フィードバック抑制を解除→GnRH/LH/FSH分泌再開→精巣でのテストステロン産生再開
  • タモキシフェンは乳房のエストロゲン受容体をブロックし、PCT中の一過性E2上昇による女性化乳房リスクを抑える

当店扱い:

2-4. PCTを省略するとどうなるか

PCTを省略してRAD-140サイクルを終えた場合の経過:

  • Week 1〜2: 体調維持(蓄積したテスト・SARMs残存効果でなんとなく動ける)
  • Week 3〜6: 倦怠感・性欲低下・気分の沈み込みが顕在化(クラッシュフェーズ)
  • Week 7〜12: 多くの場合は自然回復するが、一部はポストサイクル症候群へ移行
  • 3ヶ月時点で総テストステロンが300 ng/dL未満なら機能性性腺機能低下症として循環器内科・内分泌内科の受診対象

「PCTなしで自然回復した人もいる」という体験談は確かに存在するが、これはサバイバーバイアス(回復した人だけが発信する)の可能性が高い。回復しなかった人はそのまま静かにTRT(テストステロン補充療法)へ移行するか、健康的な状態を取り戻せないまま情報発信から離れていく。リスクとリターンの構造として、PCTを省略する合理性は乏しい。

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3. 心血管系の副作用:症例報告と運用ライン

RAD-140の副作用でもっとも正面から扱うべきのが心血管系。SARMs全般に脂質悪化のリスクはあるが、RAD-140に関しては心筋炎・心膜炎・心不全の症例報告が複数論文化されているという点で、他のSARMsとは質的に異なる扱いが必要。

3-1. 脂質プロファイル悪化:HDL大幅低下・LDL上昇

経口AAS(アナボリックステロイド)とSARMsに共通する副作用として、HDL(善玉コレステロール)の大幅低下がある。RAD-140では特にこの傾向が強い。

ユーザー採血報告(海外フォーラム集計):

  • ベースラインHDL 50 mg/dL → RAD-140 10mg/日×6週後 25〜35 mg/dL(基底値の50〜70%)
  • ベースラインHDL 50 mg/dL → RAD-140 15mg/日×8週後 15〜25 mg/dL(基底値の30〜50%)
  • LDLは10〜30%程度上昇する報告が多い
  • 中性脂肪・総コレステロールは小〜中の上昇

HDL 25 mg/dL未満は心血管疾患リスクの増加が疫学的に示される水準で、サイクル後にここまで下がる場合は用量を下げる/期間を短くする/PCT後の脂質回復を必ず確認する運用が必要。

3-2. 血圧上昇

軽度〜中等度の血圧上昇(収縮期血圧で5〜15 mmHg程度)が報告されている。AASほど強くはないが、家庭血圧計での週2〜3回測定が運用上の最低限。

血圧上昇の機序:

  • 水分・ナトリウム保持(SARMsはAASより軽度)
  • 血管内皮機能への影響(機序未確定)
  • 心拍数の軽度上昇(交感神経活動亢進の関与説)

ベースラインで高血圧(140/90 mmHg以上)がある人はRAD-140の使用を避けるのが妥当。

3-3. 心筋炎・心膜炎・心不全:症例報告3本

2022〜2024年にRAD-140使用者の重大心血管事象が3本論文化されている。「症例報告(N=1の事例ベース)」のため使用者全員に同じことが起きるわけではないが、論文化された事例だけでも複数あるという事実は、リスクを軽視できない根拠となる。

報告年 著者 雑誌 内容 PMID
2022 Padappayil RP et al. Cureus RAD-140使用者の急性心筋炎症例 35233331
2024 Schwartzman KH et al. JACC Case Rep RAD-140使用者の心膜炎症例 39157568
2024 Skorupski WJ et al. Pol Arch Intern Med RAD-140乱用者の心不全症例 38864168

症例の共通項(論文Abstract/Discussionから読み取れる範囲):

  • 比較的若年(20代〜30代)の男性ユーザー
  • 高用量(20mg/日相当またはそれ以上)あるいは長期使用(8週超)
  • 他の化合物との併用(他SARMsまたはAAS)が含まれるケースあり
  • 急激な労作時息切れ・胸痛・動悸を契機に救急受診
  • トロポニンT/I陽性、心エコーでLV(左室)機能低下、心電図でST変化

運用上の含意:

1. 既往の心血管疾患(虚血性心疾患・不整脈・心筋症・先天性心疾患)がある人は使用しない 2. 20mg/日超および8週超の高用量長期設計を避ける 3. 胸痛・動悸・労作時息切れ・浮腫が出たら即中断+循環器内科受診(自己判断で「PCTで戻る」と様子見しない) 4. 既往家族歴(若年での心臓突然死、肥大型心筋症等)がある人も使用を避ける 5. サイクル前のベースライン心電図(任意)、サイクル中の家庭血圧・脈拍記録

3-4. 心血管項目の採血(RAD-140追加項目)

姉妹記事RAD-140効果完全ガイドで扱った採血項目に心血管系を厚めに追加するのがRAD-140特有の運用。

RAD-140で追加推奨:

  • HDL/LDL/総コレステロール/中性脂肪(脂質4分画) — サイクル前/中盤/終了直後/PCT終了後の4回
  • CRP(C反応性タンパク) — 炎症マーカー、心筋炎スクリーニングの補助
  • トロポニンT/I — 胸部症状あれば必須(救急受診時)
  • 心電図(ECG) — 胸部症状ある場合は循環器受診を
  • 家庭血圧・脈拍 — 週2〜3回記録、できれば朝・夜の2回測定

3-5. 中止判断ライン:心血管系

以下のいずれかが出たらサイクルを即時中止:

1. 胸痛(運動時または安静時、持続性) 2. 動悸(特に不規則な動悸、心房細動を疑う) 3. 労作時息切れ(階段で息切れする、平地で息切れする) 4. 下肢浮腫(両側、心不全初期症状) 5. 安静時心拍が普段より20拍以上速い状態が続く 6. 血圧 150/95 mmHg超が続く 7. HDL 20 mg/dL未満 8. LDL 160 mg/dL以上

これらが出ているのに「もう少しでサイクル完走だから」と続行するのは、論文化された3つの症例のような重大事象を引き寄せる行動。即中止して循環器内科受診が原則。

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4. 肝毒性:ALT/AST上昇は限定的だが軽視しない

4-1. 17α-アルキル化AASとの違い

経口AAS(メチルテストステロン、ダイアナボル、アナバー等)は17α-アルキル化により肝で代謝されにくくなり、強い肝毒性(ALT/AST大幅上昇、まれに胆汁うっ滞性肝炎)を起こす。

RAD-140は17α-アルキル化された化合物ではないが、経口投与で肝を通過するためALT/AST(肝酵素)の軽度〜中等度上昇は報告される。一方で17α-アルキル化AASのような重大な肝毒性は稀で、「経口AASより肝に優しいが完全無害ではない」が正確な評価。

4-2. ユーザー採血での肝酵素変動

ユーザー採血報告(海外フォーラム集計):

  • RAD-140 10mg/日×6週 → ALT 30→50〜70 U/L、AST 25→40〜55 U/L(軽度上昇)
  • RAD-140 15mg/日×8週 → ALT 30→60〜100 U/L、AST 25→50〜80 U/L(軽度〜中等度上昇)
  • 基準値の3倍超(ALT 90 U/L超)が出る事例は稀だが報告あり

多くの場合、サイクル終了4〜8週で基底値に戻る(可逆性)。

4-3. 肝毒性リスクが上がる併用パターン

以下の併用で肝負荷が想定以上に増える:

  • アルコール多飲(週3日以上)
  • アセトアミノフェン(タイレノール)の常用
  • 17α-アルキル化AAS(アナバー、ウィンストロール、ダイアナボル等)とのスタック
  • 他の肝代謝薬剤(プロテアーゼ阻害薬、抗結核薬、特定のスタチン等)

経口AASとのスタックは特に注意で、「RAD-140 + アナバー」のような設計は肝酵素が想定以上に上がる事例が報告される。

4-4. 中止判断ライン:肝

  • ALT/AST 基準値の3倍超(ALT 100 U/L超 / AST 100 U/L超)
  • 黄疸・濃尿・上腹部痛・吐き気が出た場合
  • γ-GTP(ガンマGTP)が基底値の3倍超

これらが出たら即中止+消化器内科受診。サプリでのケア剤(NAC、TUDCA等)は補助的役割で、根本的な対処は休薬。

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5. 神経・精神系の副作用:攻撃性・不安・睡眠

5-1. 攻撃性・気分変動

RAD-140ユーザーが共通して報告する体感の一つに攻撃性の上昇がある。これは「ジムでの集中力アップ・追い込みやすさ」として歓迎される側面と、「日常生活でのイライラ・短気」というネガティブ側面の両方を持つ。

機序仮説:

  • 中枢AR(アンドロゲン受容体)経由のドーパミン系活性化
  • グルタミン酸系の関与(前臨床の神経保護報告とも関連)
  • HPTA抑制に伴う内因性テスト/E2バランスの変動

用量10〜15mg/日で顕在化するユーザーが多く、20mg/日では「日常生活に支障」レベルの攻撃性を訴える事例も。家族・パートナー・職場での対人関係に影響が出るレベルになったら用量を下げるか中止。

5-2. 不安・パニック様症状

少数だが「サイクル中盤から不安感が強くなる」「夜中に動悸で目覚める」というユーザー報告がある。これは:

  • HPTA抑制によるホルモンバランス変動
  • 軽度の心拍数上昇
  • 睡眠の質低下が連鎖

の複合と考えられる。既往にパニック障害・全般性不安障害・うつ病がある人はRAD-140の使用を避けるのが妥当。

5-3. 睡眠の質低下

ユーザーの一定割合(海外フォーラム集計で20〜40%)が「サイクル中盤から寝付きが悪くなる/夜中に目覚める」と報告。

対策:

  • カフェイン摂取を午前中までに制限
  • 就寝前のスマホ・PC使用を控える
  • 睡眠時間の確保(7時間以上)
  • メラトニン1〜3mgの就寝前服用(短期使用)

これらでも改善しない場合は用量を下げる。睡眠の質低下は回復・筋合成にも悪影響で、副作用というだけでなく成果にも直結する。

5-4. 頭痛

軽度の頭痛が10〜15mg/日で報告される。多くは:

  • 軽度の血圧上昇に伴う緊張型頭痛
  • 水分摂取不足
  • 睡眠の質低下の二次的影響

水分摂取の励行(2.5〜3L/日)、十分な睡眠で多くは管理可能。鎮痛薬の頻用は肝毒性との重複でNG。激しい頭痛・嘔吐・視野異常を伴う場合は救急対応(高血圧緊急症や別疾患の可能性)。

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6. 性欲・勃起への影響:初期上昇→後期低下のパターン

6-1. RAD-140特有の二相性パターン

RAD-140の性機能への影響は、サイクル初期に上昇→中盤以降に低下という二相性を示すユーザーが多い。

期間 性欲 勃起 機序仮説
Week 1〜2 やや上昇〜変化なし 変化なし 中枢AR活性化、初期はHPTA抑制が顕在化していない
Week 3〜4 維持または低下 朝勃ち頻度低下が出始める 内因性テスト低下が顕在化
Week 5〜8 低下顕著 朝勃ち消失・勃起の硬度低下 内因性テスト基底値の20〜40%まで低下
PCT中 段階的回復 段階的回復 クロミ/ノルバでHPTA軸再起動
PCT終了4週後 ほぼベースライン回復 ほぼベースライン回復 多くの場合

6-2. 個人差が極めて大きい

「Week 1から性欲爆上がり」「サイクル全期間通して性欲低下」「PCT後も戻らない(PCS移行)」の3パターンが混在し、個人差が大きい。共通するのは:

  • ベースラインのテストステロン値が高い人ほど、抑制を体感しやすい
  • 既往の性機能関連薬剤(SSRI等)使用者は、RAD-140併用で予測困難
  • 心理的要因(ジム成果への高揚感)が体感を上ぶれさせる場合あり

6-3. 持続的な性機能障害の可能性

PCT後も性欲・勃起が回復しないケース(全SARMs使用者の数%程度)は、ポストサイクル症候群(PCS)の一形態として認識されている。3ヶ月時点で総テストステロン300 ng/dL未満かつ症状継続なら泌尿器科・内分泌内科の受診対象。

「自然回復を待つ」が長引くほど、HPTA再起動が困難になる事例も報告されている。早期受診が回復の鍵。

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7. E2(エストラジオール)上昇の間接経路

7-1. 「SARMsは芳香化しない」の正確な意味

SARMsは化合物自体が芳香化(アロマターゼ酵素によるエストロゲンへの変換)を受けない設計。これは事実で、RAD-140もテストステロンのように直接E2に変換されることはない。

しかしE2が間接経路で動くことがあり、ユーザー採血で「RAD-140サイクル中にE2が上昇した」報告が一定割合存在する。これを理解しておかないと、E2関連副作用(女性化乳房の前駆症状、感情の起伏、水分貯留)の原因特定で迷走する。

7-2. 間接経路1:SHBG低下によるE2遊離分の増加

RAD-140はSHBG(性ホルモン結合グロブリン)を強く低下させる(基底値の30〜50%まで下がる報告)。SHBGはテストステロン・E2の両方を結合・運搬するタンパクで、SHBGが下がると:

  • テストステロンの遊離分(Free T)が増える(これは同化リターンとして歓迎される)
  • E2の遊離分(Free E2)も増える(こちらは副作用方向)
  • 血液検査の総E2は変わらないが、組織への作用としてはE2活性が上がる

この経路でE2活性が上昇した結果として、乳頭の違和感・感情の起伏・水分貯留が出ることがある。

7-3. 間接経路2:内因性テストの相対的E2比

RAD-140によるHPTA抑制で内因性テストが20〜40%まで低下しても、E2は同じ比率で低下しない(脂肪組織等の末梢でのアロマターゼ活性は維持)。結果としてT:E2比が悪化(テスト下がる、E2は維持)し、相対的にE2優位の体内環境になる。

これは女性化乳房リスクをわずかに上げる方向に働き、特に体脂肪率が高い(20%超)ユーザーでこの経路の影響が出やすい。

7-4. E2関連副作用の対処

  • 軽度(乳頭の違和感程度): 用量を下げる、PCT前倒し
  • 中等度(水分貯留・乳房の張り): タモキシフェン20mg/日を一時的に併用
  • 重度(明確な乳房発達): サイクル即時中止、タモキシフェン20mg/日継続+循環器既往なければレトロゾール等のAI(アロマターゼ阻害剤)併用検討

ノルバデックス 20mg×50(¥8,000、税込・在庫あり)はSARMsサイクル中の女性化乳房応急処置にも、PCT中の予防にも使える基本ケア剤。

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8. 高用量(20mg超)で副作用が線形を超える

8-1. 用量・反応関係が線形ではない理由

10mg/日 → 20mg/日と用量を倍にしても、

  • 同化リターン(LBM増加・筋力増加)は約1.3〜1.5倍にしかならない
  • HPTA抑制度は1.5〜2倍深くなる
  • 脂質悪化は2倍以上
  • 心血管症例リスクは数倍(論文化された症例の多くが高用量背景)
  • 神経精神症状は2〜3倍の頻度

リターンが頭打ちになる用量域で副作用だけが急増するのがRAD-140の特性で、これは多くの用量・反応研究で観察される「飽和+毒性閾値」の典型パターン。

8-2. 「フォーラムでは20mgが普通」の罠

海外フォーラム(Reddit r/sarmssourcetalk等)で「RAD-140 20mg/日で◯週走った」という投稿は確かにある。しかしその背景:

  • 経験者かつ採血モニタリング体制が整っている
  • 他のサイクル経験(AAS含む)からHPTA回復力が個人的に把握できている
  • 短期(4〜6週)の特殊用途(コンテストプレップ等)
  • 即時中止できる体調モニター習慣がある

これらの前提なしに「フォーラムが20mgなら自分も20mgで」と入ると、論文化された3つの症例のうちのどれかに自分が加わるリスクを引き受けることになる。

8-3. 推奨上限:15mg/日×8週

姉妹記事RAD-140効果完全ガイドで扱った用量レンジと整合する形で、副作用観点から見た実用上限は15mg/日×8週。これ以上の設計は、

  • 同化リターンの追加分が小さい
  • 副作用リスクが急増する
  • PCTに必要な期間・SERM用量が膨らむ
  • 心血管症例報告の背景パターンに該当する

の4点でリスク・リターン比が壊れる。20mg/日は「上級者の短期(4〜6週)特殊用途」と限定的に扱うのが安全側。

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9. 採血モニタリング:必須項目・追加項目・タイミング

副作用を「事故」にしないための運用基盤が採血モニタリング。RAD-140では通常のSARMs採血+心血管項目追加が原則。

9-1. 採血項目分類

最優先(必須):

項目 意味 副作用との関連
総テストステロン(Total T) HPTA抑制度の主指標 内因性テスト低下
遊離テストステロン(Free T) 実際にARに作用しうる活性型 体感の主指標
LH(黄体形成ホルモン) HPTA上流 抑制深さ
FSH(卵胞刺激ホルモン) HPTA上流 精子形成
SHBG テスト/E2の遊離分を左右 E2関連副作用と関連
エストラジオール E2(高感度法) E2バランス 女性化乳房リスク

RAD-140で追加推奨(心血管+肝):

項目 意味 副作用との関連
HDL/LDL/総コレステロール/中性脂肪 脂質4分画 心血管リスク
ALT/AST 肝酵素 肝毒性
γ-GTP 肝胆道系 アルコール併用者の肝負荷
CRP 炎症マーカー 心筋炎スクリーニング補助
血算(CBC) 赤血球・ヘマトクリット 多血症
家庭血圧・脈拍 心血管全般 高血圧・不整脈

任意(必要に応じて):

項目 意味 副作用との関連
トロポニンT/I 心筋傷害マーカー 胸部症状あれば必須
心電図(ECG) 不整脈・虚血 胸部症状あれば必須
PSA(前立腺特異抗原) 前立腺 30代以上は推奨
HbA1c 糖代謝 既往糖代謝異常者

9-2. 採血のタイミング

ポイント 内容
ベースライン サイクル開始2〜4週前(必須・省略不可)
サイクル中盤 サイクル開始4週目(中級・上級ユーザー推奨)
サイクル終了直後 PCT開始前(抑制度合いの確認)
PCT終了4週後 自然回復の確認

ベースラインがないと、PCT後に「戻ったかどうか」が判定できない。採血を1回しか取らない設計なら「PCT終了4週後」だけは絶対に取る、というのが現実解。

9-3. 国内での採血手段

  • 民間の血液検査サービス: 自費で5,000〜15,000円。性ホルモン・脂質・肝酵素のセットメニューがある事業者が増えている
  • 健康診断のオプション項目: 会社の健診で追加できる項目があれば活用(性ホルモン・脂質4分画)
  • 泌尿器科・内分泌内科: ホルモン関連を相談ベースで受診(SARMs使用は伏せ、テスト値が気になる旨での相談が現実的)
  • 循環器内科: 胸痛・動悸・息切れが出た場合は即受診(SARMs使用歴は受診時に伝えるべき)

9-4. 家庭でのモニタリング

採血以外にも自宅でできる重要なモニター:

  • 家庭血圧: 上腕式血圧計、朝・夜の2回、週2〜3回記録
  • 安静時心拍: スマートウォッチ等で就寝中・朝起床時の心拍を記録
  • 体重: 毎朝同じ時刻、起床直後の排尿後
  • 症状日記: 倦怠感・気分・睡眠の質を5段階評価で記録

これらは数値だけでは見えない体感の変化を捉える補助で、「ベースラインから明確にズレた」サインを早期に拾える。

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10. 中止判断ライン:数値で線を引く

副作用への対応で最も重要なのは「中止すべき数値ライン」を事前に決めておくこと。サイクル中盤に「もう少しで完走だから」と判断が鈍るのが副作用悪化パターンの典型。

10-1. 即時中止ライン(これが出たらサイクル終了+受診)

項目 中止ライン
ALT 基準値の3倍超(おおむね100 U/L超)
AST 基準値の3倍超(おおむね100 U/L超)
トロポニンT/I 検出陽性(基準値超)
HDL 20 mg/dL未満、または基底値の50%以下
LDL 160 mg/dL以上
血圧 150/95 mmHg超が複数回
安静時心拍 普段より20拍以上速い状態が継続
胸部症状 胸痛・動悸・労作時息切れ
神経症状 強い不安・パニック・希死念慮
視覚症状 視野異常・閃光・複視

1つでも該当したらサイクル即中止。「もう少し様子見」は事故への入り口。

10-2. 用量を下げるライン(継続可能だが下げる)

項目 用量を下げるライン
ALT/AST 基準値の2倍超(おおむね60〜100 U/L)
HDL 基底値の60〜70%
血圧 140/90 mmHg超
睡眠の質 中途覚醒が連夜続く
攻撃性 日常生活で対人関係に影響が出るレベル
倦怠感 トレ・仕事のパフォーマンス低下

これらは「サイクル続行は可能だが、用量を半分に下げて経過観察」のライン。改善しなければ即時中止ラインへ移行する判断材料。

10-3. 中止後の対応

サイクル中止が必要な状況になったら:

1. RAD-140を即時休薬 2. PCT前倒し開始(クロミ50mg/日+ノルバ20mg/日) 3. 24〜72時間以内に医療機関受診(項目に応じた科) - 胸部症状 → 循環器内科 - 肝酵素上昇 → 消化器内科 - 神経精神症状 → 精神科・心療内科 4. 原因物質の特定(他SARMs/AAS/サプリの影響有無を確認) 5. 採血を採り、回復経過を追跡

「使ってたことを医師に言いにくい」という心理は理解できるが、事実を伝えないと適切な治療判断ができない。守秘義務の範囲で正直に伝えるのが結果的に自分を守る。

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  • サイクル中?それともオフ期?
  • 症状が出てから何ヶ月続いている?
  • 直近の血液検査の数値は?
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FAQ

Q1. RAD-140はSARMsの中で副作用がもっとも強いのですか? A. HPTA抑制と心血管系については、SARMsの中で強い部類。Ostarine(MK-2866)は比較的軽く、LGD-4033とRAD-140はAAS(アナボリックステロイド)に近いプロファイル。特にRAD-140は2022〜2024年に急性心筋炎・心膜炎・心不全の症例報告が複数論文化されている点で、心血管リスクの観点では他のSARMsより慎重な扱いが必要。一方で芳香化由来(女性化乳房)・5α還元由来(脱毛・アクネ)の副作用は軽減される。「副作用の質が違う」が正確な理解。

Q2. RAD-140のPCTは省略できますか? A. 省略不可。RAD-140は5mg/日でもLH/FSHの有意な低下、10〜15mg/日で総テストステロン基底値の20〜40%まで低下する採血報告がある。PCTを省略するとポストサイクル症候群(PCS)に移行するリスクがあり、3ヶ月以上の遷延性低テストステロン状態を引き起こす事例が一定割合存在する。標準プロトコルは「クロミフェン50mg/日×2週→25mg/日×2週」+「タモキシフェン20mg/日×4週」の4週間。当店扱い:クロミッド 50mg×50(¥7,500)、ノルバデックス 20mg×50(¥8,000)。

Q3. 心筋炎症例が論文化されていると聞きました。RAD-140を使うのは危険ですか? A. 使用者全員に同じことが起きるわけではないが、リスクとして認識する必要がある。2022〜2024年に3本(Padappayil 2022 Cureus / Schwartzman 2024 JACC Case Rep / Skorupski 2024 Pol Arch Intern Med)の症例報告が論文化されており、いずれも若年男性・高用量または長期使用・他化合物併用が背景。リスク低減のためには (1) 既存の心血管疾患・家族歴がある人は使用しない (2) 20mg/日超および8週超の長期高用量を避ける (3) 胸痛・動悸・労作時息切れが出たら即中断+循環器受診 (4) サイクル前後の脂質・血圧モニタリングを怠らない、の4点を守る。

Q4. RAD-140の副作用が心配です。どこまで採血すれば安心できますか? A. 最低ライン: 総テストステロン/Free T/LH/FSH/SHBG/E2/HDL/LDL/中性脂肪/ALT/AST/血算。サイクル前(ベースライン)、終了直後、PCT終了4週後の3回。RAD-140特有の追加: CRP・γ-GTP、家庭血圧・安静時心拍の自宅記録。胸痛・動悸が出たら循環器内科でトロポニン+心電図。費用は民間血液検査サービスで1回5,000〜15,000円程度。「採血なしでサイクルを回す」は副作用を見えなくしているだけで、安全になっているわけではない。

Q5. RAD-140を使っていて、こんな症状が出ました。すぐ中止すべきですか? A. 以下のいずれかに該当したら即時中止: 胸痛・動悸・労作時息切れ・下肢浮腫・ALT/AST基準値3倍超(目安100 U/L超)・HDL基底値の50%以下・血圧150/95 mmHg超の継続・強い不安や希死念慮・視野異常。中止後はPCT前倒し開始(クロミ50mg/日+ノルバ20mg/日)、24〜72時間以内に該当科を受診。「もう少しでサイクル完走だから」と続行するのが副作用悪化の典型パターン。在庫・サイクル相談・PCT設計はLINE公式アカウントで個別対応している。

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関連記事

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参考文献

1. Jayaraman A, Christensen A, Moser VA, Vest RS, Miller CP, Hattersley G, Pike CJ. *Selective androgen receptor modulator RAD140 is neuroprotective in cultured neurons and kainate-lesioned male rats.* Endocrinology. 2014;155(4):1398-1406. PMID: 24428527 2. Yu Z, He S, Wang D, Patel HK, Miller CP, Brown JL, Hattersley G, Saeh JC. *Selective Androgen Receptor Modulator RAD140 Inhibits the Growth of Androgen/Estrogen Receptor-Positive Breast Cancer Models with a Distinct Mechanism of Action.* Clinical Cancer Research. 2017;23(24):7608-7620. PMID: 28974548 3. Padappayil RP, Chandini Arjun A, Vivar Acosta J, Ghali W, Mughal MS. *Acute Myocarditis From the Use of Selective Androgen Receptor Modulator (SARM) RAD-140 (Testolone).* Cureus. 2022. PMID: 35233331 4. Schwartzman KH, Kohli U, Chaudhuri NR, Hoda M. *Myopericarditis Following Use of Selective Androgen Receptor Modifier "RAD-140".* JACC Case Rep. 2024. PMID: 39157568 5. Skorupski WJ, Marko A, Janus M, Skorupska K, Lesiak M, Klotzka A. *Selective androgen receptor modulator abuse-induced heart failure: catastrophic effects of RAD-140 (Testolone).* Pol Arch Intern Med. 2024. PMID: 38864168 6. WADA Prohibited List 2026, Section S1.2 "Other Anabolic Agents" — https://www.wada-ama.org/ 7. USADA Athlete Advisory: SARMs in Supplements — https://www.usada.org/

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免責

本記事は情報提供を目的としたもので、医療行為・処方の代替ではない。日本国内ではRAD-140(Testolone)は医薬品として承認されておらず、個人輸入による自己責任利用が前提となる。20歳未満の使用は推奨されない。RAD-140はWADA禁止物質(S1.2項)に該当するため、競技登録のあるアスリートは使用してはならない。サイクル前後の血液検査・必要に応じた専門医受診を強く推奨する。心血管系・肝機能・内分泌系・高脂血症の既往がある人および家族歴(若年での心臓突然死、肥大型心筋症等)がある人は使用を避ける。胸痛・動悸・労作時息切れ・浮腫・強い不安・希死念慮が出た場合は即中断のうえ該当科を受診すること。

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