RAD-140(テストロン) の副作用と対策
安全第一で要点を整理します。
- 目的と位置づけ:筋肥大/体組成改善のために
- 使い所(オン/ブリッジ/PCT あるいは 筋肥大フェーズ)
- モニタリング(該当項目)+自覚症状
- 注意:過不足・タイミング・相互作用。受診目安あり。
- 結論:安全第一。法令・競技規定・医師相談。
この記事でわかること
- 1. 本剤の要点(強み・弱み)
- 2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)
- 3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
- 4. 併用と相性(役割分担)
- 5. 副作用・禁忌と受診目安
- 6. よくある失敗と対策
- 7. FAQ
- 8. 購入&無料パーソナル相談
1. 本剤の要点(強み・弱み)
RAD-140(テストロン)はアンドロゲン受容体に選択的に作用するSARM。現実的な期待値は「筋力・リーンマスの増加」「浮腫が少なく引き締まった見た目」に寄与。一方で内因性テストステロン抑制、脂質プロファイル悪化(HDL低下/LDL上昇)、肝酵素上昇、血圧・睡眠・気分への影響は注意。ヒトでの長期安全性エビデンスは限定的です。
SARMs内での位置づけ
- オスタリン:マイルド。減量期・関節ケアの橋渡しに。
- リガンドロール(LGD):筋量寄与は強めだが抑制も強い傾向。
- RAD-140:高いアナボリック感と筋力体感。抑制・脂質影響は中〜強。
- YK-11:ミオスタチン経路狙い。攻めすぎ・副作用報告多め。
- GW-501516:筋代謝・持久系の補助(ホルモン抑制なし)。
- MK-677:GH/IGF-1軸刺激。食欲・水分増、血糖悪化に注意。
AASとの対比
- トレン:超強力だが副作用も極めて強い。
- プリモ:マイルドで見た目向上。コスト高。
- マステロン:ドライ感・硬さ。体脂肪低い人向け。
- アナバー:筋力/硬さ。肝・脂質に注意。
RAD-140はAASより「法的・競技的には同様に禁止対象」「生理抑制や脂質悪化は起こり得るが相対的に皮膚・水分の副作用は軽め」という現実的立ち位置。
法令(国内の医薬品規制・個人輸入規制)、競技ドーピング規定(WADA等)に抵触し得ます。必ず自己責任ではなく医師相談と規定確認を。
2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)
目的が筋肥大なら、トレ強度(多関節・高重量の漸進性過負荷)と十分な回復が主役。RAD-140は「練習・栄養・睡眠」を底上げする補助的存在と位置づけます。
- 期間の目安:短〜中期(例:数週間〜2か月程度)。長期連用は抑制・脂質のリスクが累積。
- タイミング:筋肥大フェーズの序盤〜中盤。減量期は筋保持が主目的。
- ブリッジ:強いAASサイクル間の「橋渡し」に語られるが、抑制は残るため闇雲な常用は非推奨。
- PCTの考え方:抑制が残る場合はSERM等を用いた回復支援を検討(個別量は医師へ)。血中T/LH/FSHで要否判断。
- 食事:体重1kgあたりタンパク1.6–2.2g、筋肥大期は小幅なカロリー余剰、減量期は高たんぱく・十分な食物繊維。
- 回復:睡眠7–9時間、週1–2日は完全休養。アルコールは最小限(肝/脂質悪化)。
- 段階的導入:一度に多剤を重ねず、単剤で反応と副作用を確認してから。
3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
タイミング | 項目例 | 目的 |
---|---|---|
開始前 | E2/総T/AST/ALT/GGT/脂質/血圧 等 | ベースライン |
中間 | 上記+該当項目 | 過不足の検知 |
終了/休薬 | 同上 | 回復確認 |
加えて、LH/FSH/遊離T/SHBG、腎機能、空腹時血糖・HbA1c(食欲増/体重増のある併用時)、ヘマトクリット、甲状腺(疲労・寒がりが強い場合)も状況に応じ選択。自覚症状は性欲/勃起、気分・焦燥感、睡眠の質、乳房違和感、黄疸様所見、頭痛/動悸を記録。
4. 併用と相性(役割分担)
- 相性が良い例:GW-501516(有酸素・減量時の持久/NEAT向上)、オスタリン(関節違和感がある減量末期)、MK-677(睡眠・食欲。血糖/水分に注意)。
- 悪い例:他の強抑制SARMや肝負荷の高い経口剤との多重併用、過度のアルコール。
- AASとの棲み分け:AAS主体サイクルの補助としての上乗せは理論上可能だが、抑制・脂質・肝負荷は加算。まずは単剤で反応を把握。
- 重複機能の回避:同じ「硬さ」「筋力」狙いで多剤を重ねると副作用だけが増えがち。目的ごとに1剤1役。
5. 副作用・禁忌と受診目安
副作用 | 頻度感 | 危険サイン | 対処/受診目安 |
---|---|---|---|
内因性T抑制(性欲低下・倦怠) | 中〜高 | 強い無気力/抑うつ | 休薬、血液検査でT/LH/FSH確認。改善乏しければ医師相談・PCT検討。 |
脂質悪化(HDL↓/LDL↑) | よくある | 胸痛/息切れ/強い動悸 | 早めに脂質再検。食事・有酸素・必要に応じ受診。 |
肝酵素上昇 | ときどき | 黄疸/濃色尿/右季肋部痛 | 直ちに中止し受診。アルコール/他剤は停止。 |
血圧上昇・頭痛 | ときどき | 180/110以上・拍動性頭痛/視覚異常 | 中止し速やかに受診。日常から血圧測定。 |
睡眠障害・焦燥感 | ときどき | 不眠持続/攻撃性 | 投与タイミング見直し・中止。睡眠衛生を徹底。 |
皮膚(にきび/脱毛) | 個人差 | 急激な脱毛 | 皮膚科相談。頭皮ケア・ストレス管理。 |
乳房違和感/しこり | 稀 | 圧痛ある結節/分泌 | 直ちに受診。E2/PRL評価。不純物混入の可能性も考慮。 |
女性:声低下/生理不順 | 稀 | 低音化の進行 | 中止し婦人科へ。不可逆の恐れあり。 |
既往症(心血管・肝疾患・高血圧・脂質異常・精神疾患・前立腺疾患)がある場合は禁忌または慎重投与。必ず医師と相談してください。
6. よくある失敗と対策
- 「体感が出ない」と多剤を重ねる → 単剤で検証し、客観指標(体重/周径/挙上重量/検査)で判断。
- 長期連用 → サイクル・休薬を設け、回復を確認してから再開。
- 食事と睡眠が雑 → PFC設計と7–9時間睡眠が効果の9割。
- 検査をしない → 開始前/中間/終了で最低限の血液検査と血圧管理。
- 製品純度の不確実性 → ラベルだけで判断しない。第三者分析の有無やロット管理を確認。
7. FAQ
Q. RAD-140の“向いているフェーズ”は?
筋肥大フェーズの序盤〜中盤で筋力/リーンマス増に寄与。減量期は筋保持の補助。ブリッジは抑制が残るため慎重に。競技者はWADA等の禁止表に該当するため使用不可。
Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?
体感より客観指標と検査。副作用が出たら中止し、血液/血圧を確認。黄疸・胸痛・神経症状などは直ちに受診。抑制が強い場合は医師とPCT可否を相談。
Q. 他剤との棲み分けは?
「筋力/マス=RAD-140」「持久/NEAT=GW」「睡眠/食欲=MK-677」「マイルドな維持=オスタリン」と役割を分担。同系統の重ね掛けは避け、肝負荷・抑制・脂質への総量を管理。
8. 購入&無料パーソナル相談
著者プロフィール
みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。
免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法・競技規定(WADA等)を必ず遵守してください。
参考文献
- 該当なし