T3で停滞していた脂肪が落ちた成功体験

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リード

ダイエットを続けても、ある時点から体重も体脂肪率も動かなくなる、いわゆる「停滞期」に悩む方は少なくありません。食事を絞り、有酸素運動も足し、筋トレも継続しているのに、鏡の中の体はほとんど変わらない。そんな状況を打破する選択肢の一つとして、海外のフィットネス界隈で長く使われてきたのが甲状腺ホルモン剤のT3(一般名:リオチロニン、商品名:チロナミン)です。本記事では、停滞期にT3を低用量で4週間使用し、体重と体脂肪を動かすことができた一例を紹介します。あわせて、低用量から始める意味、採血の重要性、タンパク質を維持する理由といった実務的なポイントも整理します。

結論

紹介する事例では、T3を1日25mcg(マイクログラム)、4週間使用した期間に体重が約3kg減少しました。並行して高タンパク質食(体重1kgあたり2g)と週4回の筋トレを継続しています。T3は強力に基礎代謝を押し上げる一方、自分の甲状腺機能を一時的に抑える性質があるため、短期間・低用量・採血付きでの運用が現実的です。万人に同じ結果が出るものではなく、体質や生活条件で大きく変わる点は前提となります。

T3とは何か:仕組みのおさらい

T3(トリヨードサイロニン)は、体内で甲状腺から分泌されるホルモンの活性型です。基礎代謝、体温、心拍数、脂質代謝などに広く関わっており、医療現場では甲状腺機能低下症の治療薬として各国で承認されています。減量目的で使われる場合は、基礎代謝の底上げによって同じ食事量でも消費カロリーが増えやすくなる、という発想で運用されるのが一般的です。

ただし、外から活性ホルモンを入れると、体は「自分で作る必要がない」と判断して甲状腺ホルモンの自己分泌を一時的に抑えます。これがT3を長期高用量で使うべきでない最大の理由です。

なぜ停滞期に注目されるのか

カロリー制限を続けると、体は省エネモードに入り、安静時代謝が下がっていきます。これは生存戦略として合理的ですが、減量目的では大きな壁になります。T3はこの「下がってしまった代謝」を物理的に押し上げる方向に作用するため、停滞期の打開策として海外のボディビルダー間で長く使われてきた背景があります。

事例:1日25mcg×4週間で-3kg

ここからは、30代男性・体重78kg・体脂肪率およそ22%の方が、停滞期にT3を低用量で導入したケースを紹介します。減量開始から3か月で-5kgまで進んだあと、約4週間体重が動かなくなったタイミングでの導入です。

開始前の準備

まず甲状腺機能の採血(TSH、FT3、FT4)を実施し、すべて基準値内であることを確認しました。基礎疾患がないことを確認するこの一手間は、安全に運用するうえで省略すべきではありません。あわせて、安静時心拍数、起床時体温、体重、ウエスト周径囲をベースラインとして記録しています。

4週間のプロトコル

  • 第1週:朝12.5mcg
  • 第2〜3週:朝12.5mcg+夕12.5mcg(合計25mcg)
  • 第4週:朝12.5mcg(漸減)

T3は半減期が短いため、1日2回に分けて服用するのが一般的です。最終週は急に止めず、半量に落としてから終了しています。

食事とトレーニング

  • タンパク質:体重1kgあたり2g(78kgなら156g/日)
  • カロリー:維持カロリーから約400kcal減
  • 筋トレ:週4回、大筋群を中心に重量維持を最優先
  • 有酸素:週3回、30分の早歩き

T3使用中は筋分解が進みやすいといわれており、タンパク質を削らないこと、筋トレで「使う必要のある筋肉」を体に示し続けることが、後述の通り重要です。

結果

4週間後の数値は以下の通りです。

  • 体重:73.0kg → 70.1kg(-2.9kg)
  • 体脂肪率(家庭用体組成計):20.5% → 18.2%
  • ウエスト:82cm → 78.5cm
  • 安静時心拍数:62 → 70(やや上昇)

体重だけでなくウエストが大きく落ちている点、筋トレの挙上重量がほぼ維持できた点から、減ったうちのかなりの割合が脂肪であった可能性が高い、という評価になりました。一方で安静時心拍数は明らかに上昇しており、これがT3が効いているサインでもあり、用量を上げるべきではないサインでもあります。

成功確率を上げるための対策

事例はあくまで一例ですが、共通して語られるポイントを3つに整理します。

短期間・低用量で区切る

海外のユーザーの間でも、T3単独使用なら25〜50mcg/日・4〜6週間で区切る運用が広く語られています。長期化すれば自己分泌の回復が遅れ、停止後にかえってリバウンドしやすくなるという声が多く、「短く効かせて抜く」設計が現実的です。本事例も4週間で終了し、終了後2週間は維持カロリー+タンパク質維持で過ごし、再採血で甲状腺数値が戻っていることを確認しています。

採血で確認する

開始前と終了2〜4週後の採血は、判断材料として大きな意味を持ちます。基準値内に戻っていることが確認できれば、次サイクルの計画も立てやすくなります。逆に戻りが鈍ければ、その後しばらくは休む判断ができます。「気分」ではなく「数値」で運用するための、最低限のコストです。

タンパク質を絶対に削らない

T3使用中はタンパク質摂取量を維持することが繰り返し強調されます。体重1kgあたり2g前後を目安に、卵、鶏胸肉、白身魚、プロテインなどから確保するのが一般的です。同時に重量を落とさない筋トレを継続することで、「脂肪は減らしてもいいが筋肉は残せ」という信号を体に送り続けることが、見た目の変化に直結します。

併用について

中上級者は、筋量維持を目的にAAS系のカットスタックと併用する例もあります。当店で取り扱っている「カットスタック・プロ」は減量期向けの設計で組まれており、T3との文脈で語られることが多い製品です。ただし、併用は副作用リスクと費用が一気に上がるため、まずはT3単独+食事+筋トレで反応を見るのが順当です。事例の方も初回サイクルは単独運用でした。

やめどきのサイン

以下のいずれかが出たら、用量を下げるか終了を検討します。

  • 安静時心拍数が普段より+15〜20を超えて高止まりする
  • 手の震え、不眠、強い動悸が続く
  • トレーニングの挙上重量が明らかに落ちる
  • 体重の減りが急すぎる(週1.5kg超など)

「効いている感覚」と「効きすぎている感覚」の境目を、数値と体感の両方で見るのがコツです。

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FAQ

Q1. T3は誰でも同じように体重が落ちますか? A. 落ちません。甲状腺機能、生活活動量、食事内容、トレーニング歴で結果は大きく変わります。事例の数値はあくまで一例であり、保証されるものではありません。

Q2. 1日何mcgから始めるのが現実的ですか? A. 海外の体験談でも、初回は12.5mcgから入り、数日かけて25mcgへ上げる方法がよく語られます。最初から50mcgで入ると心拍や震えが強く出やすく、続けにくくなります。

Q3. 採血はどこで受けられますか? A. 内科や健診クリニックで「甲状腺機能(TSH・FT3・FT4)」を指定して依頼するのが一般的です。自由診療や検査専門のクリニックでも対応されています。

**Q4. T3を止めたあと、リバウンドしやすいと聞きました。 A. 終了直後は基礎代謝が一時的に下がりやすいため、いきなりカロリーを戻すと体重が戻りやすいのは事実です。終了後2〜4週は維持カロリー+タンパク質維持で過ごす設計が安全です。

Q5. AGAやEDの薬と併用しても大丈夫ですか? A. 一般論として、フィナステリドやPDE5阻害薬(バイアグラ、シアリス等)との直接の相互作用は強く語られていません。ただし個別の体調・併用薬は人それぞれですので、不安な場合は医師に相談してください。

この記事で紹介した商品
T3 / 25mcg * 100の商品ページを見る

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