ウィンストロール(スタノゾロール)用量完全ガイド|経口/注射の用量差・分割服用・PCT・関節腱対策【2026年版】
リード:ウィンストロールの「効果」を、雰囲気ではなく機序から見る
ウィンストロール(一般名スタノゾロール)は、ボディビル界隈で「カット期の最終仕上げ」「水を抜いて硬く仕上げる」化合物として40年以上使われてきた。1988年ソウル五輪のベン・ジョンソン陽性反応の主役だったこともあり、知名度はAAS(アナボリックステロイド)の中でもトップクラス。
ただ、「ドライに硬くなる」「カットに効く」という雰囲気だけが先行していて、実際の機序——なぜ水を貯めないのか、なぜ硬く見えるのか、SHBG(性ホルモン結合グロブリン、男性ホルモンを血中で結合する蛋白)を下げるとはどういう意味か——を踏まえて使っているユーザーは少ない。
機序を理解せずに使うと、「なんとなく硬くなった気がする」で終わる、または「思ったほど変わらない」とがっかりする。逆に機序を踏まえると、用量・タイミング・スタックの組み方で「狙った見た目」を出しに行ける。
この記事で分かること:
- ウィンストロールが「ドライに硬くする」3つの機序(エストロゲン非変換 / SHBG低下 / DHT派生)
- 1週目から8週目までのタイムライン(何週目に何が起きるか)
- 用量別(25mg / 30mg / 40mg / 50mg)の効果差
- カット適性が高い理由と、増量期に向かない理由
- 経口と注射で効果に差はあるか
- 他のAASとのスタック相性
- 個人差の出方と、期待値の置き方
専門家として詳しく書きすぎず、淡々と「結局何がどう変わるのか」を見ていく。
結論:3行サマリー
- ウィンストロールの効果は「水を貯めない+SHBGを下げて遊離テストステロンを増やす+硬さを出す」の3点に集約され、これがカット期の最終仕上げに向く理由。
- 体感は2-3週目から見た目の変化(血管・筋肉のセパレーション)、4-6週目で硬さがピーク、7-8週目以降は肝負担が累積するため止め時。
- 25mg/日でも体感はある。40-50mg/日が標準レンジ。「もっと使えば効く」ではなく、肝負担と効果のバランスで止める。
ウィンストロールの立ち位置:なぜ「カット期の最終仕上げ」に置かれるのか
AAS全体の中での位置
AAS(アナボリックステロイド)は大きく以下に分類される:
- バルク系(増量・水分込みで一気に大きくする):ダイアナボル、アナドロール
- リーン系(質の良い筋量を増やす):テストステロン、デカ、ボルデノン
- カット系(水を抜き硬くする・脂肪燃焼を加速):ウィンストロール、アナバー、トレンボロン、マステロン
- 強力系(競技志向、副作用大):トレンボロン、ハロテスチン
ウィンストロールはこの中で「カット系・経口・低エストロゲン作用・SHBG低下」というポジション。アナバーが「マイルドなカット系」だとすると、ウィンストロールは「強めのドライ感+硬さを出すカット系」と整理される。
「最終仕上げ」と呼ばれる理由
カット期前半は脂肪燃焼が主目的で、テストステロン+トレンボロン+カロリー制限の組み合わせでベース作り。後半=ステージ・撮影・大会の2-4週前から「最後に水を抜き、硬さとセパレーションを出す」フェーズで、ここにウィンストロールが入る。
「最終仕上げ」というニュアンスは、皮下水分を抜いて筋肉の輪郭をくっきり見せる効果を、他のAASよりはっきり出すことから来ている。プロのコンテスト前2-4週はウィンストロール+マステロン(ドロスタノロン)+わずかなジウレティック(利尿剤)が定番の組み合わせのひとつ。
機序1:エストロゲン非変換 — 「水を貯めない」の正体
アロマターゼで変換されない
通常のテストステロンは体内のアロマターゼ(芳香化酵素)という酵素でエストラジオール(E2、女性ホルモンの代表)に変換される。E2が高いと水分貯留・脂肪蓄積・女性化乳房(ジネコマスチア)のリスクが上がる。バルク期で「顔がパンパンになる」「皮下に水が乗る」のはE2上昇の典型的な現れ。
スタノゾロールはDHT(ジヒドロテストステロン)派生で化学構造的にアロマターゼで認識されず、E2に変換されない。つまり「水を貯めない」「皮下にむくみが出ない」「ジネコマスチアのリスクがない」。これがカット期に重宝される第1の理由。
注意:抗エストロゲン作用ではない
ウィンストロール自体に「すでに体内にあるE2を下げる」効果はほぼない。あくまで「自分が代謝されてもE2を増やさない」だけ。テストステロンと併用するスタックではテストステロン由来のE2は依然上がるので、AI(アロマターゼ阻害剤、E2を下げる薬剤=アナストロゾール等)が必要なケースもある。
「ウィンストロール使ってるからAIいらない」は誤解で、スタックの組み方次第。
機序2:SHBG低下 — 「遊離テストステロンが増える」の意味
SHBGとは
血中のテストステロンの大半(約60%)はSHBG(性ホルモン結合グロブリン)という蛋白質と結合した状態で循環している。結合した状態では生理活性がなく、組織に作用するのは「遊離(フリー)テストステロン」のみ(全体の2-3%)。
スタノゾロールはSHBGを強く下げる
スタノゾロールはAASの中でもSHBGを強く下げる化合物として知られる。臨床研究レベルでも、5日間50mg/日の経口投与でSHBGが約50%低下したという報告がある(Small et al. 1984等、SHBG研究)。
SHBGが下がるとどうなるか:結合していたテストステロンが解放されて遊離テストステロンが増える。スタックしているテストステロンの効きが体感として強まる、というのがこのメカニズム。「ウィンストロールを足したら他のサイクル全体の効きが良くなった気がする」という体感の正体はここにある。
スタックでの実利
これがウィンストロールが「単体より、テストステロンやトレンボロンとの併用で真価を発揮する」と言われる理由。テストステロン300mg/週+ウィンストロール40mg/日のスタックは、テスト単体300mg/週よりも遊離テスト相当量が大幅に増える。これがカット期に「絞れているのに筋量がしっかり残る」感覚に繋がる。
機序3:DHT派生 — 「硬さ」が出る化学的理由
DHT派生AASの共通特徴
スタノゾロール、アナバー、マステロン、プリモボラン、ハロテスチンは全てDHT派生AAS。DHT派生に共通する見た目の特徴が「硬く見える」「セパレーション(筋肉の境目)がはっきり出る」。
これは皮下水分を貯めにくいことに加え、筋繊維への直接作用(アンドロゲン受容体への高い親和性)が要因と考えられている。マステロンとウィンストロールの併用は、コンテスト前2週間の定番ドライアップ組み合わせ。
視覚的な変化
ユーザーがウィンストロール使用中に「変わったな」と感じる典型例:
- 鏡での筋肉の輪郭がくっきり見える
- 血管が浮きやすくなる(皮下水分減少+血流増加)
- 同じ体重でも見た目が締まって見える
- 大胸筋・三角筋・腹筋のセパレーションが出る
体重が大きく変わるわけではない。むしろ水抜けで1-2kg減ることはあっても、「絞れているように見える」変化が中心。
タイムライン:1週目から8週目まで何が起きるか
20年やっている中の人と、ジム仲間・実際のユーザーから集めた体感ベース。個人差は大きい前提で読むこと。
Week 1-2:静かな立ち上がり
- 体感はまだ薄い
- 関節のこわばり・乾き感を感じ始める人もいる(DHT派生の典型副作用、後述)
- 体重に大きな変化なし
- 食欲は変わらないか、やや落ちる程度
- メンタル面は静か(テストステロンほどモチベブーストはない)
Week 3-4:見た目の変化が出始める
- 鏡で「あれ、絞れてきた?」が出る時期
- 同じトレ重量で「最後の1-2レップが伸びる」感覚(SHBG低下によるテスト遊離化)
- 皮下水分が抜けて血管が浮く
- 関節のきしみが強くなる人も(コラーゲン代謝・滑液減少説あり)
- 肝臓値(AST/ALT)が上昇し始める
Week 5-6:ピーク
- カット感が最大に近づく
- 筋肉の硬さ・セパレーションがはっきり出る
- パフォーマンスは維持〜微増(力が落ちにくいのがウィンストロールの特徴)
- 肝負担が累積、UDCA(ウルソデオキシコール酸)等のケア剤の重要性が増す
- メンタルが沈む人も(コルチゾール・SHBG低下→気分への影響説)
Week 7-8:止め時
- 効果は出続けるが、肝臓値の上昇・関節痛・気分の落ち込みが累積
- 多くのユーザーは6-8週で切り上げる
- ピークコンディションに合わせて使うなら、最終調整週を逆算
Week 9以降(止めた後)
- ウィンストロールを抜いた直後、1-2週でドライ感が緩む
- 自分の男性ホルモン分泌(HPTA、視床下部-下垂体-精巣軸)が抑制されているので、PCT(ポストサイクルセラピー、クロミッド/ノルバデックス等で分泌を戻すフェーズ)に入る
- 肝臓値は通常4-8週で正常域に戻る
用量別の効果差
25mg/日
体感がある最低レベル。初使用・体重60kg台・低用量で様子を見たい人向け。ドライ感は出るが、硬さの変化はマイルド。8週でも肝負担はそこまで深刻にならない。
30mg/日
定番のスタート用量。多くのユーザーが「効いている」と感じる入口。1日2回に分割(朝15mg+夕15mg)。
40mg/日
中堅レンジ。多くの市販ガイド・実ユーザーログで最も多い用量。SHBG低下・ドライ感・硬さがバランス良く出る。
50mg/日
上限近く。経験者・体重80kg超・コンテスト直前向け。50mgを超えると効果の伸びは緩やかな一方、肝負担は直線的に上がる。「100mgで2倍効く」わけではない。
詳細な用量設計とサイクル組み方はウィンストロール用量ガイドを参照。
カット適性が高い理由・増量期に向かない理由
カット期に強い理由
1. エストロゲン変換なし → 水を貯めない 2. SHBG低下 → スタックの効きが上がる 3. DHT派生 → 硬さ・セパレーション 4. 食欲を大きく上げない → カロリー制限と相性が良い 5. 軽い脂肪燃焼促進作用(代謝率の微増)
増量期に弱い理由
1. 食欲ブーストがない(増量期はカロリー摂取が要、ここが弱い) 2. 水分・グリコーゲンを貯めないので「パンプ感」「重量更新」のドラマがない 3. ベース合成同化作用は強くない(テストステロン・ナンドロロンに劣る) 4. 関節がきしむと高重量トレに支障(これは増量期の最大のネック) 5. 肝負担で長期使用ができず、増量期の長期サイクルに不向き
つまりウィンストロールは「増量で大きく作ってからカット期に投入する」運用が王道。最初から増量期に投入するのは設計ミス。
経口と注射で効果に差はあるか
化合物としては同じスタノゾロール。理屈上、用量が同じなら効果は同等。違いは:
| 項目 | 経口 | 注射 |
|---|---|---|
| バイオアベイラビリティ | 高い(C17α-アルキル化のため) | 高い(直接血流) |
| 投与頻度 | 1日1-2回 | 隔日(48時間ごと) |
| 肝負担 | 大きい(初回通過) | 経口より小さい |
| 注射部位の痛み | なし | 強い・しこり残る |
| 流通量 | 多い | 少ない(品質安定が難しい) |
実用上、経口でも注射でも見た目の変化は同等という報告が多い。注射のほうが肝負担を逃せるが、痛みのデメリットが圧倒的なので、経口を選ぶユーザーが多い。当店も現状経口のみ取扱。
スタック相性
テストステロン+ウィンストロール(王道カット)
テストステロン300mg/週(エナンセートまたはシピオネート)+ウィンストロール40mg/日 ×6-8週。テストの維持効果でカタボリック(筋分解)を防ぎながら、ウィンストロールでドライ・硬さを出す。
トレンボロン+ウィンストロール(競技ガチ勢)
トレンボロン(アセテート)50-75mg/隔日+ウィンストロール40mg/日。極めて硬い仕上がりが出るがメンタル副作用(イライラ・不眠・発汗)が強い。コンテスト直前の上級者向け。
マステロン+ウィンストロール(ドライアップ専用)
マステロン(ドロスタノロン プロピオネート)100mg/隔日+ウィンストロール40mg/日。コンテスト2週前のクラシック組み合わせ。両方DHT派生で水を貯めず、硬さがダブルで出る。
アナバー+ウィンストロール(経口だけで仕上げ)
経口だけで完結したい層の組み合わせ。アナバー20mg/日+ウィンストロール30mg/日。両方とも肝負担があるため4-6週限定。詳細は経口リコンプサイクルを参照。
NG組み合わせ:トレンボロン+ウィンストロール+マステロン全部盛り
3つ全部をフル用量で重ねるのは肝・腎・メンタルすべてに負担が集中。プロでも全部盛りにはしない。やるなら用量を絞る。
個人差:なぜ同じ用量で効きが違うのか
- 体重・除脂肪体重(LBM):重い人ほど用量を上げる必要あり
- 既存の体脂肪率:高い人は皮下水分の影響でドライ感が出にくい
- 食事:糖質を抜きすぎると筋がぺらぺらになり、ウィンストロールの硬さが出ない
- トレーニング強度:重量を維持できるトレ強度がないと、見た目の変化も出にくい
- 遺伝(アンドロゲン受容体感受性):同じ用量でも反応に個人差
- 既存のサイクル経験:初回ユーザーほど反応がはっきり出る
「友人が30mgで効いた」が自分にも当てはまるとは限らない。25-30mgから入って様子を見るのが現実的。
期待値の置き方:何が変わって、何は変わらないか
変わるもの
- 見た目の硬さ・セパレーション
- 血管の浮き
- 同じ体重での見た目の絞れ感
- スタック中のテスト遊離化(=全体の効き)
- 軽い脂肪燃焼促進
変わらないもの・期待しないこと
- 体重そのもの(大きく増えない・大きく減らない)
- 食欲ブースト
- 力の大幅向上(トレ重量を10kg一気に伸ばす的な変化はない)
- 「サイクル後も維持」(止めれば自然と元の見た目に近づく、PCT・栄養・トレで持続度を上げる)
- 増量効果(これは別のAASに任せる)
期待値を「魔法の薬」に置くと失敗する。「カット期の見た目を1段階上げるための仕上げ剤」という置き方が現実的。
当店の取扱
- ウィンストール 20mg×100錠 ¥16,000:30-40mg/日サイクルに最適。在庫あり。
- ウィンストール 50mg×100錠 ¥25,000:50mg/日のヘビーユーザー向け。在庫あり。
経口のみ取扱(注射タイプは現状なし)。ケア剤(UDCA含む経口AAS向けセット ¥15,000)・PCTも同梱発注を推奨。
公式LINE登録で初回10%オフ。サイクル設計の相談もLINEで受けている。 LINE: https://lin.ee/IsqXZZF
商品:
副作用と対策の詳細はウィンストロール副作用ガイド、アナバーとの効果差はアナバー vs ウィンストロール比較で解説。
FAQ
Q1. ウィンストロールは何週目から効果を実感できますか? A. 多くのユーザーで2-3週目から見た目の変化(血管・セパレーション)、4-6週目でピーク。1週目は静かなことが多い。
Q2. 25mg/日でも効果はありますか? A. ある。初使用・体重60kg台ならむしろ25-30mg/日スタートで様子を見るのが安全。
Q3. ウィンストロールだけ単体で使うのはアリですか? A. 可能だが、テストステロンが抑制された状態だけが残るリスクがあり推奨しにくい。最低限テストステロン併用が一般的。
Q4. SHBGが下がるって、結局何がいいんですか? A. 自分のテストステロンや併用しているテストステロンが「使える形(遊離テスト)」で増える。スタック全体の効きが上がる。
Q5. ウィンストロールで体重は減りますか? A. 大きくは減らない。1-2kg(主に水分)が目安。脂肪燃焼補助はあるが、ベースはカロリー制限とトレ。
Q6. 関節がきしむのは本当ですか? A. 多くのユーザーで報告される。コラーゲン代謝・滑液への影響が説。フィッシュオイル・コラーゲンサプリ・関節を酷使しないトレ調整で軽減できる。
Q7. 増量期に使うのはダメですか? A. 推奨しない。食欲ブーストがなく、水分も貯めないため、増量の追い風にならない。肝負担だけが残る。
Q8. 経口と注射、効果に差はありますか? A. 用量が同じなら効果はほぼ同等。注射は肝負担を逃せるが、痛み・しこりが強い。経口が現実的。
Q9. ウィンストロールを止めたら効果はゼロに戻りますか? A. 完全にゼロには戻らない(トレで作った筋量・経験は残る)が、「絞れて見える」状態は薄れる。PCT・栄養・トレ継続で持続度を上げる。
Q10. アナバーとどっちが「効く」ですか? A. 「効き方」が違う。アナバーは筋力保持・関節痛が出にくい・マイルド、ウィンストロールはドライ感・硬さ・SHBG低下が強い。目的による。比較はアナバー vs ウィンストロールを参照。
免責
本記事は個人輸入代行サイトの商品情報提供を目的とした解説であり、医療行為の推奨・医師の診断の代替を意図しない。スタノゾロールは日本国内未承認医薬品であり、使用は自己責任。基礎疾患のある方・未成年・妊娠中の方は使用しない。健康被害を感じた場合は速やかに使用を中止し医療機関を受診すること。