【Ostarine (MK-2866) 徹底解説 &どれだけ筋肥大するか】
はじめに
筋肉増強や脂肪燃焼に効果があるとされる「Ostarine（MK-2866、Enbosarm）」。 SARMs（選択的アンドロゲン受容体モジュレーター）の中でも特に安全性が高く、多くの研究が行われていることから、フィットネス愛好者やボディビルダーの間で注目を集めています。
本記事では、Ostarineの基本情報、効果、使用方法、法的状況、副作用、購入先など、あらゆる情報を網羅的に解説します。
Ostarineとは？
Ostarine（MK-2866）はSARMsの一種で、選択的にアンドロゲン受容体に作用し、筋肉増強や脂肪燃焼を促進します。
Ostarineの主な特徴：
- 筋肉増強
- 体脂肪の減少
- 筋力向上
- 骨密度向上
- 低リスクの副作用
SARMsはステロイドと異なり、特定の組織（筋肉や骨）に選択的に作用するため、副作用が少ないのが特徴です。
Ostarineの歴史
Ostarineは、1997年にGTx Inc.によって筋肉減少症や骨粗鬆症の治療目的で開発されました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2007年 | 臨床試験フェーズ2に進行 |
| 2011年 | 高齢男性を対象とした試験で筋肉量の増加を確認 |
| 2016年 | 肺がん患者の筋肉減少症治療としてフェーズ3試験を実施するも失敗 |
| 現在 | 継続的な研究が進行中 |
Ostarineの合法性
世界各国の法的状況
2024年時点では、オーストラリアを除く全ての国で合法とされています。ただし、競技スポーツでは禁止されているため、アスリートは注意が必要です。
スポーツにおける規制機関
- WADA（世界アンチドーピング機構）
- USADA（米国アンチドーピング機構）
- ASADA（オーストラリアアンチドーピング機構）
オーストラリアでの規制
- 医師の処方なしでの使用は違法
- 所持で最大4ヶ月の懲役の可能性
- 販売には最大100万豪ドルの罰金
Ostarineの効果
筋肉増強
臨床試験では、低用量（3mg/日）でも12週間で1.4kgの筋肉増加が確認されています。
| 期間 | 用量 | 筋肉増加 |
| 12週間 | 5mg/日 | +1.4kg |
| 12週間 | 10mg/日 | +2.2kg |
| 12週間 | 20mg/日 | +3.0kg |
筋力向上
- 2～3週間で目に見える筋力向上が実感できる
- ベンチプレスが約9～13kg向上するケースも
脂肪燃焼
- Ostarineは筋肉を維持しながら脂肪を燃焼
- カロリー制限下でも筋量減少を防ぐ
結果の比較
| 期間 | 体脂肪減少 | 筋肉増加 |
| 8週間 | -4kg | +5kg |
| 8週間 | -5% | +3kg |
| 49日 | -3% | +2kg |
副作用
OstarineはSARMsの中でも最も副作用が少ないとされています。
主な副作用
- テストステロン抑制（軽度）
- 睡眠の質の低下（稀）
- 関節痛（稀）
- 髪の毛の抜け毛（稀）
ほとんどの副作用は偽物や低品質のOstarineが原因で発生するため、信頼できる販売元からの購入が重要です。
使用方法とサイクル
推奨摂取量
| レベル | 推奨用量 | サイクル期間 |
| 初心者 | 10mg/日 | 6-8週間 |
| 中級者 | 15mg/日 | 6-8週間 |
| 上級者 | 20mg/日 | 6-8週間 |
摂取方法
- 1日1〜２回の摂取（半減期24時間）
PCT（ポストサイクルセラピー）
以下のような軽いPCTを検討。
- Clomid（クロミフェン）50mg/日を2～43週間
PCTの判断基準
- 血液検査を実施し、テストステロン値を確認
Ostarineの購入方法
偽物のOstarineが市場に多く出回っているため、信頼できる販売業者から購入することが重要です。みんなのステロイドストアではIFBBプロも愛用しているメーカーbeligasのオスタリンを取り扱っています。
まとめ
Ostarine（MK-2866）は、筋肉増強、脂肪燃焼、筋力向上に効果的なSARMsでありながら、副作用が少なく、研究も豊富なため、安全性の高い選択肢として注目されています。
- 筋肉増強・脂肪燃焼効果は確かに実証済み
- 初心者でも比較的安全に使用可能
- 副作用はほぼないが、テストステロン抑制には注意
- 購入は信頼できる業者からのみ行うことが重要
これからOstarineを試そうと思っている方は、適切な用量・サイクル・PCTを守り、安全に活用しましょう。