テストステロン・プロピオネート(Test P)用量完全ガイド|EOD注射300-700mg/週・コンテスト直前運用・PCT【2026年版】
この記事の結論(3行)
- テストステロン・プロピオネート(Test P)の実運用レンジは300〜700mg/週、目的別に細かく刻む。半減期2〜3日のため隔日注射(EOD=Every Other Day)が事実上の標準。
- コンテスト直前2〜4週は毎日注射(ED)に切り替え、血中濃度をフラット化して「読める仕上がり」にするのが上級者の定番運用。
- 短エステルゆえに最終注射から3〜5日で血中濃度がほぼゼロになるため、PCT(Post Cycle Therapy=サイクル後療法)開始のタイミングが長エステルより早く、サイクル設計の精度が出しやすい。
---
短エステルの用量設計、5つの原則
長エステル(Test E/C)と同じ感覚で用量を組むと、Test Pでは血中濃度の山と谷が大きくなりすぎる。短エステルの用量設計には固有のルールがある。
1. 「週合計mg」で揃えるのではなく「1回投与mgと頻度」で揃える 2. 半減期の半分〜1倍以内の頻度で投与(=EODが標準) 3. 1回1mlを超える注射量は部位を分割するか頻度を上げる 4. PIP(注射部位痛)の出やすさを織り込み、注射部位ローテーションを最初から計画 5. AI(アロマターゼ阻害薬)・PCT・採血の3点セットを「別タスク」ではなく「同じプロトコル」として組む
この5原則を踏まえて、以下、目的別レンジに入る。
---
EOD(隔日)注射がほぼ必須な理由
Test Pの半減期は約2〜3日。これを薬物動態(PK)的に解釈すると:
- 1回100mg投与後、48時間で約50%まで減少
- 72時間で約25%まで減少
- 96時間でほぼベースライン
週2回(月木)で500mg/週を運用すると、月→木は3日間隔、木→月は4日間隔。後者の谷が深くなり、「打って2日目はピーク、5日目はほぼ抜けてる」状態が繰り返される。これでは血中濃度が安定せず、E2変動・気分の波も大きくなる。
EOD(隔日)で割れば、48時間ごとの投与で常に半減期内に次が入るため、血中の山谷は十分小さい。コンテスト直前ならED(毎日)でさらに平坦化する。
実際にやっている人の用量帯では「Test PはEOD一択」「週2回はやらない」が共通認識として定着している。
---
目的別レンジ早見表
| 目的 | 週合計 | 1回投与量(EOD) | サイクル長 |
|---|---|---|---|
| TRT(ホルモン補充) | 100〜175mg/週 | 25〜50mg | 継続的 |
| 初回サイクル(MOFU) | 300〜400mg/週 | 75〜100mg | 8〜10週 |
| 中級(リーンバルク/カット) | 400〜500mg/週 | 100〜125mg | 8〜12週 |
| 上級(コンテスト準備) | 500〜700mg/週 | 125〜175mg | 10〜14週 |
| コンテスト直前(ED運用) | 500〜700mg/週 | 75〜100mg(毎日) | 直前2〜4週 |
実運用の感覚で言うと、初心者は「300mg/週(75mg×EOD)で8週」がスタートライン。これで合う/合わないを見て、2サイクル目以降に上げる。
---
体重別の用量チャート(目安)
体重あたりの用量で考えると、個人差を吸収しやすい。一般的な実運用レンジは2〜6mg/kg/週。
| 体重 | 初級(3mg/kg) | 中級(5mg/kg) | 上級(7mg/kg) |
|---|---|---|---|
| 60kg | 180mg/週 → 100mg×EOD相当 | 300mg/週 → 100mg×EOD | 420mg/週 → 125mg×EOD |
| 70kg | 210mg/週 → 75mg×EOD | 350mg/週 → 100mg×EOD | 490mg/週 → 150mg×EOD |
| 80kg | 240mg/週 → 75mg×EOD | 400mg/週 → 125mg×EOD | 560mg/週 → 175mg×EOD |
| 90kg | 270mg/週 → 100mg×EOD | 450mg/週 → 150mg×EOD | 630mg/週 → 175mg×EOD |
EODの「1回投与量」は実用上75/100/125/150/175mgのどれかに丸める。製剤が100mg/mlなので、0.75ml/1.0ml/1.25ml刻みで運用するユーザーが多い。
---
投与頻度:EOD vs ED
EOD(隔日)
- 標準運用。週3〜4回注射。
- 1回100〜175mg。
- バルク〜カット中盤までこれで十分。
ED(毎日)
- コンテスト直前2〜4週、または上級者の通年運用。
- 1回50〜100mg。
- 血中濃度の山谷がさらに小さくなり、E2変動も抑えやすい。
- 注射本数が増えるので部位ローテーション(腹部皮下含む)が前提。
皮下注射という選択肢
- 27Gインスリン針で腹部・大腿外側に皮下注射する運用も広がっている。
- 油性製剤(Test P 100mg/ml)は皮下でも吸収されることが報告されている。
- PIPは筋注より低めだが、油の量が多いと皮下しこりが出やすい。1部位0.5ml以下で分散するのが現実的。
---
コンテスト直前2〜4週の運用
Test Pがコンテスト準備層に支持される最大の理由がここ。「ピーク日に向けて血中を読める」のは短エステルだけの強み。
Week-4(コンテスト4週前)
- Test P 500〜600mg/週(125〜150mg×EOD)
- マステロン・プロピオネート 400〜500mg/週(100〜125mg×EOD)
- AI(アナストロゾール)で E2 を中央〜やや低めに調整
- 食事は維持〜軽い赤字
Week-3〜-2
- Test P 同量を維持、ED(毎日70〜85mg)に切り替えるユーザーも
- マステロンも同期してEDへ
- 水分・ナトリウム・カリウムの管理が始まる
Week-1
- 最終注射のタイミングをステージ日から逆算
- 「最後の山をいつ作るか」「ステージ朝の血中をどこに置くか」を決める
- AIは慎重に減量(E2をクラッシュさせると見た目が崩れる)
Show day
- ステージ朝の最終調整は水分・カーボのみ。注射はしない運用が多い。
- ステージ後はクールダウンとして1〜2週Test Pを継続→PCT開始
ここで併用するマステロン・プロピオネートは当店で取り扱いがある。両者を同じEODスケジュールで打てるのが運用の楽さに直結する。
---
サイクル長の設計
Test Pサイクルは8〜14週が一般的レンジ。
- 8週:初心者・短期テスト用。立ち上がりが早いので8週でも成果は出やすい
- 10週:標準。多くのカットサイクルがこのレンジ
- 12〜14週:コンテスト準備のフルサイクル
20週超のロングサイクルは、HPTA(視床下部-下垂体-性腺軸=自分の体内のテストステロン分泌を制御するシステム)抑制が長引き、PCTでの回復が困難になるため非推奨。「短く回して間を空ける」がTest Pの王道。
---
スタック時の用量補正
Test Pを単独で使うことは少なく、他剤と組み合わせるのが一般的。スタック時の補正考え方:
Test P + マステロン・プロピオネート
- Test 350〜500mg/週 + Mast 300〜500mg/週
- Mastは追加の同化刺激+E2拮抗で「水を抜く」ので、AIの用量を下げられる場合がある
Test P + Tren A(トレンボロン・アセテート)
- Test を 200〜300mg/週まで下げ、Tren を主役にする運用が多い
- Trenの副作用(発汗・不眠・気分変動)はTestを抑え気味にすると緩和されやすい
Test P + Anavar(オキサンドロロン・経口)
- Test 400〜500mg/週 + Var 40〜60mg/日
- Var側で肝負荷が出るためサイクル6〜8週まで
詳細な効果プロファイルはテストステロン・プロピオネート効果ガイドで扱っている。
---
PCT(サイクル後療法)プロトコル
Test Pは半減期が短いため、最終注射から3〜5日でPCT開始できる。これが長エステル(10〜14日待つ)との大きな差。
古典プロトコル(SERM 2剤併用)
- クロミフェン:Day1 100mg、Week1 50mg/日、Week2〜4 25mg/日
- タモキシフェン:Week1〜4 20mg/日
- 計4週、症状次第で6週まで延長
モノセラピー(タモキシフェンのみ)
- Week1〜2 20mg/日 → Week3〜4 10mg/日
- ライトサイクル(8週、400mg/週以下)で選ばれることが多い
hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)併用
- サイクル中の精巣萎縮対策。サイクル中盤から500IU週2回など
- PCT開始2週前で停止し、SERMにバトンタッチする運用が一般的
PCT中の採血(LH/FSH/テストステロン)で回復確認するまでがワンセット。「サイクル終了=完了」ではない。
---
採血項目と頻度
最低でも以下の3点で採血したい。
サイクル前
- テストステロン総/遊離、E2(感度法)、LH/FSH、ヘマトクリット、肝(AST/ALT)、腎(Cr)、脂質(LDL/HDL)、PSA
サイクル中盤(4〜6週目)
- テストステロン総、E2、ヘマトクリット、肝、脂質
- E2が高ければAI調整、ヘマトクリット52%超なら献血/水分強化
PCT終了2〜4週後
- テストステロン総/遊離、LH/FSH、E2、肝、脂質
- 自然分泌の回復を確認。回復が鈍ければ追加PCT判断
国内では自費の採血ラボや、AGA/男性向けクリニックの自費メニューで対応してもらえることが多い。
---
FAQ(よくある質問10)
Q1. 1回100mg×EODと、毎日50mgのEDは同じですか? A. 週合計mgは同じだが、EDのほうが血中濃度の山谷が小さい。コンテスト直前ならED、それ以外はEODで十分。
Q2. PIPで注射が続けられません。 A. 注射量を1部位0.5ml以下に分割、針ゲージを細く(25G→27G)、製剤を体温まで温める、ベンジルアルコール濃度の低い製剤に変える、で大半は緩和する。
Q3. 注射部位はどこを使う? A. 大腿外側・大殿筋上部・三角筋・上腕外側・腹部皮下が定番。EODなら最低5部位ローテーション。
Q4. 用量を上げるタイミングは? A. 同じ用量で4〜6週、伸びが止まったら検討するユーザーが多い。ただし上げるより「サイクル間を空けて受容体を戻す」ほうが伸びる場合も多い。
Q5. AIはいつから入れる? A. サイクル中盤の採血でE2が基準値上限を超えていたら開始するのが安全。予防的に最初から入れるとE2クラッシュで関節痛・性欲低下が出やすい。
Q6. 飛行機・出張で注射スケジュールが崩れたら? A. EODが1日ズレる程度では大きな問題は出ない。3日以上空けるなら次の注射量を半分上乗せして調整するユーザーもいる。
Q7. PCT中にトレーニングは続けていい? A. 続ける。ただし高ボリューム・高重量は避け、維持トレーニングに切り替える。回復力が落ちている時期。
Q8. サイクル間隔(オフ期間)は? A. 古典的には「サイクル長 + PCT長」と同等のオフを取る。8週サイクル+4週PCTなら12週オフ。回復確認の採血が判断軸。
Q9. 1サイクル分のTest Pは何ml必要? A. 例:500mg/週×10週=5000mg=100mg/ml製剤で50ml。10mlボトルなら5本、30アンプル(3000mg)パックなら1.7セット。コスト最適化なら30アンプルパックが選ばれる。
Q10. 用量を間違えて多く打ってしまった。 A. 1回分の倍程度なら通常は問題ないことが多いが、E2上昇・血圧・気分変動を数日モニタリング。次の注射を1回スキップしてリズムを戻す。
---
関連商品
- テストステロン・プロピオネート 100mg×10ml ¥7,500 — 短サイクル/初回テスト向け。
- テストステロン・プロピオネート 100mg×30アンプル ¥18,000 — 1サイクル分まとめ買いに。アンプル個別封入で衛生管理がしやすい。
- マステロン・プロピオネート 100mg×10ml ¥12,000 — 同じEODリズムで併用できるDHT系スタック。
LINE登録(個人輸入の質問・在庫案内など): https://lin.ee/IsqXZZF
---
免責
本記事は、海外で製造販売されている医薬品成分の情報を、個人輸入代行サービスの文脈で解説したものです。日本国内では未承認の用法用量を含みます。実際の使用は自己責任の範囲で、必ず医師の管理・血液検査の下で判断してください。本記事は医師の診断を代替するものではなく、特定の成分の使用を推奨するものでもありません。