サスタノン250でクリーンに増量できた体験談 食事と注射スケジュールの正解
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リード
増量サイクルに踏み切りたいけれど、体脂肪だけ増えてしまわないか、注射スケジュールはどう組めばよいのか、食事はどれくらい盛ればよいのか。サスタノン250(複数のテストステロンエステルを混合した注射剤、英名Sustanon)の情報を集めるほど、海外フォーラムや日本語ブログで言うことがバラバラで、結局自分の体に何が起きるのか見えにくいものです。
この記事では、自分とジム仲間の事例をもとに、サスタノン250を週500mgで16週間運用し、除脂肪体重を伸ばしながら腹回りをそこまで膨らませずに増量できたケースを、食事設計と注射スケジュールの観点から具体的に共有します。あくまで一個人の経験記録であり、医師の診断を代替するものではありません。
結論
週500mgを月曜と木曜の2回に分けて筋注し、メンテナンスカロリーから+400kcal、たんぱく質を体重×2.2gで固定。これを16週続けた結果、体重+8.2kg/体脂肪率+2.4%/ベンチプレスMAX+15kgというのが事例の中心値でした。鍵は「血中濃度を平らに保つ分割注射」と「カロリーを盛りすぎない」の2点に集約されます。
サスタノン250とはどんな薬か
サスタノン250は、プロピオン酸テストステロン、フェニルプロピオン酸テストステロン、イソカプロン酸テストステロン、デカン酸テストステロンの4種類のエステルを混ぜた油性注射剤です。エステルごとに体内での放出スピードが違うため、短期型から長期型までが組み合わさり、1回の注射で比較的長く血中濃度が維持される設計になっています。海外ではテストステロン補充療法(TRT、男性ホルモン補充)用の医薬品として承認されている国もあります。
なぜ増量目的で選ばれるのか
テストステロンは筋たんぱくの合成を促し、窒素バランスを陽性に傾ける働きが報告されている物質です。エナンセートやシピオネートといった単一エステル製剤と比較したとき、サスタノン250は短鎖エステルを含む分だけ立ち上がりがやや早く、長鎖エステルのおかげで谷が深くなりにくい、というのが運用上のメリットとして挙げられます。
事例:週500mg×16週で除脂肪+8kgまで持っていった流れ
ここから紹介するのは、トレーニング歴7年・身長172cm・スタート体重72kg・体脂肪率14%の30代男性のケースです。過去にAAS(アナボリックステロイド)使用経験はあるものの、サスタノン単剤での長期サイクルは初めてという条件でした。
用量と注射スケジュール
- 週合計: 500mg(サスタノン250を2ml/週)
- 分割: 月曜250mg/木曜250mg
- 部位: 大腿外側と臀部上外側を週ごとにローテーション
- 針: 吸引23G/筋注25G・1インチ
サスタノン250は短鎖エステルを含むため、週1回まとめ打ちにすると血中濃度の山と谷が出やすく、気分のムラやニキビ、むくみの波として体感されることがあります。月木の2分割にすると、谷の深さが浅くなり、トレーニングコンディションが安定しやすいというのが事例の感想でした。
16週間の推移
| 週 | 体重 | 体脂肪率 | ベンチMAX |
|---|---|---|---|
| 0 | 72.0kg | 14.0% | 110kg |
| 4 | 75.8kg | 14.6% | 117.5kg |
| 8 | 78.4kg | 15.4% | 122.5kg |
| 12 | 79.9kg | 16.0% | 125kg |
| 16 | 80.2kg | 16.4% | 125kg |
体重の伸びは前半8週に集中し、後半は重量更新のほうが先行しました。脂肪の増え方を最小限に抑えるため、12週目以降はカロリーを+200kcalまで下げて微調整しています。
ケア剤の使い方
増量サイクル中はエストラジオール(E2、女性ホルモンの一種)の上昇による乳腺の張り、むくみ、過剰な皮脂分泌が悩みになります。事例ではアロマターゼ阻害剤(AI、エストロゲンへの変換を抑える薬)としてアナストロゾールを0.5mg/週から開始し、症状の出方を見て1.0mg/週まで調整しました。
サイクル終了後はPCT(post cycle therapy、自分の体内のテストステロン分泌を回復させる工程)としてクロミフェンとノルバデックス(タモキシフェン)を4週間使用しました。注射ステロイド向けに必要な薬がまとめられたケア剤セットプロ(¥40,000)は、サイクル中のAIとPCT用のSERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)が一式入っており、個別購入の手間を省く目的で選ばれることがあります。
食事:カロリー設計の正解はどこか
増量サイクルで一番ミスが多いのが、用量よりも食事です。「ステロイドを入れたから何でも食べていい」発想で+1000kcal以上盛ると、脂肪が先行して増え、減量フェーズで結局相殺されます。
メンテナンス+400kcalで十分
事例ではスタート時のメンテナンスカロリーを実測ベースで2,650kcalと算出し、サイクル中は3,050kcal前後を目安にしていました。たんぱく質は体重×2.2g(約176g)で固定し、炭水化物を主な増加分にあて、脂質はトレーニング日のみ+10g程度動かす運用です。
食材構成の例
- 朝: オートミール80g/卵3個/プロテイン30g/バナナ1本
- トレ前: 白米200g/鶏むね150g/味噌汁
- トレ後: 白米250g/牛赤身120g/野菜
- 夜: 鮭1切/さつまいも200g/サラダ/プロテイン30g
ジャンクフードを完全排除する必要はありませんが、毎日の主軸は加工度の低い食材で組むほうが、内臓負担と血中脂質の数値が荒れにくい印象です。
水分と塩分
サスタノン250使用中は水分保持が強く出るため、1日3.5L前後の水分摂取と、塩分を極端に増やさない管理を並行しました。ナトリウムが多すぎると血圧の上昇とむくみが重なり、写真で見た見た目が「絞れていない」状態になりやすいです。
注射スケジュールを失敗しないための実務
分割回数の決め方
サスタノン250は短鎖と長鎖が混ざっているため、週1回まとめ打ちよりも週2回均等分割のほうが血中濃度が平坦になります。さらに細かく週3回(月水金)に分ける派もありますが、注射回数が増える分だけ注射部位の硬結リスクも上がるため、週2回が現場では最も多い選択でした。
部位ローテーションと針の選び方
同じ部位に続けて打つと、油性製剤特有のしこりが残りやすくなります。事例では大腿外側(左右)/臀部上外側(左右)の4箇所を順番に回し、最低でも2週間は同じ部位に打たないルールにしていました。針は1インチ25Gが筋注では扱いやすく、吸引は23Gで時短する形が現場では定番です。
体調モニタリング
血圧は毎朝固定の時刻に測定し、収縮期130を超え始めたら有酸素運動を週2回追加。ニキビと皮脂は週1回写真で記録し、ヘマトクリット値(赤血球の割合)は中間採血で確認しました。サイクル中盤に数値が高めに出ることがあるため、献血や水分増量で対応するケースもあります。
サイクル終了後のPCTで筋量を残す
PCTを甘く見ると、せっかく増えた筋量が3ヶ月以内に大きく目減りすることがあります。事例では最後のサスタノン投与から3週間後を起点として、ノルバデックス(タモキシフェン)20mgを4週間連続で使用しました。具体的には、1-2週目は40mg/日、3-4週目は20mg/日というテンプレートです。ノルバデックス 20mg×100錠(¥20,000)は1サイクル分を十分にカバーできる本数で、複数サイクル運用する人にも余裕があります。
PCT期間中は減量に急に切り替えず、メンテナンスカロリーを維持しながらトレーニング強度をやや落とすほうが、筋量保持に有利だったというのが事例の感想です。
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LINEでガイドを受け取るFAQ
Q1. サスタノン250は初心者の1サイクル目に向いていますか? A. 海外フォーラムでは「単一エステル(エナンセートやシピオネート)のほうが血中濃度の管理がシンプルなので、初回はそちらを選ぶほうが学習しやすい」という意見がよく見られます。サスタノン250は、エステルの違いによる立ち上がりの違いを理解した上で使うと運用しやすい製剤です。
Q2. 週1回まとめ打ちでも問題はないですか? A. 不可能ではありませんが、短鎖エステル(プロピオン酸テストステロン)が含まれている関係で、週後半に谷が出やすくなります。気分のムラ、性欲の波、むくみの揺れが体感に現れやすいため、週2分割を選ぶ人が多いです。
Q3. 食事はどれくらいオーバーカロリーにすべきですか? A. 事例では+400kcal前後が中央値でした。+1000kcal以上にすると、増えるもののうち脂肪の比率が上がり、サイクル後の減量フェーズで取り戻す手間が増えやすくなります。
Q4. ケア剤(AI・SERM)は本当に必要ですか? A. テストステロンを外部投与するとエストラジオール値も上がるため、乳腺の張りやむくみといった症状が出ることがあります。症状ベースで使う派と、予防的に低用量を入れる派の両方があり、どちらが正解かは個人差が大きい領域です。
Q5. PCTを省略するとどうなりますか? A. 自分のテストステロン分泌が回復しない期間が長引くと、筋量の減少、疲労感、メンタル面の不調、性欲低下などが報告されることがあります。サイクルを組む以上、PCTもセットで設計しておくのが定番の考え方です。
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