リガンドロール(LGD-4033) はいつから効く?効果の出方と個人差

安全第一で要点を整理します。

  • 目的と位置づけ:筋肥大/体組成改善のために
  • 使い所(オン/ブリッジ/PCT あるいは 筋肥大フェーズ)
  • モニタリング(該当項目)+自覚症状
  • 注意:過不足・タイミング・相互作用。受診目安あり。
  • 結論:安全第一。法令・競技規定・医師相談。

この記事でわかること

  1. 1. 本剤の要点(強み・弱み)
  2. 2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)
  3. 3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
  4. 4. 併用と相性(役割分担)
  5. 5. 副作用・禁忌と受診目安
  6. 6. よくある失敗と対策
  7. 7. FAQ
  8. 8. 購入&無料パーソナル相談

1. 本剤の要点(強み・弱み)

Ligandrol(LGD-4033)はSARMsの一種。選択的にアンドロゲン受容体へ作用し、筋量・筋力の上昇と体脂肪の相対的低下を狙います。臨床では低ミリグラム域で除脂肪量の増加が報告され、実地では「2–4週で見た目変化、6–8週で頭打ち傾向」が一般的な体感です。開始数日〜1週でパンプやトレ強度の“立ち上がり”、2週前後で重量・レップが伸び、3–4週で体重/見た目に反映しやすい、という順序が目安です。ただし訓練歴、摂取カロリー/タンパク、睡眠、製品品質で個人差は大きく、過大な期待は禁物です。

強み:経口で扱いやすい、浮腫や芳香化関連の副作用が比較的少ない、リコンプ(筋量維持〜微増×体脂肪微減)に向く。弱み:内因性テストステロンの抑制、脂質(HDL↓/LDL↑)悪化、まれに肝酵素上昇。ヒト医薬品として承認されておらず、偽造品リスクも高い点は大前提。競技者はWADA等で禁止物質のため使用不可です。

題材別メモ(SARMs/AAS比較):オスタリン=よりマイルド、RAD-140=筋力寄りで抑制強め、YK-11=データ少で上級者向け、GW(カダリン)=持久系/脂質サポート、MK-677=食欲/睡眠/回復。AASではアナバー=ドライ系の筋力補助、プリモ/マステロン=硬さ/維持、トレン=強力だが副作用重く一般向けでない。


2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)

期間は“短すぎて効果が出ない/長すぎて抑制や脂質悪化が進む”の両極を避けるのが基本。一般に6–8週程度で一区切り、その後は少なくとも同期間以上の休薬(血液検査での回復確認を前提)を目安とします。開始は筋肥大メゾサイクル序盤、十分食べ・寝られる時期が無難。減量中は筋力維持・パフォーマンスの下支えとして用いられることもありますが、エネルギー不足では“効きの立ち上がり”が遅れがちです。

用量は個別指示を避けますが、LGDは臨床でサブミリ〜低ミリグラム帯でも体組成変化と抑制が出ます。“多ければ多いほど良い”は誤りで、有害事象の増加が先行します。食品・サプリとの相互作用や服薬タイミングは一貫性を最優先。アルコールや肝負荷の高い併用は避けます。

トレーニングは高強度のプログレッシブオーバーロード+十分な回復。関節/腱は筋より適応が遅いので、急な重量更新期(2–4週)ほどフォーム厳守。栄養は体重1kgあたり1.6–2.2gのタンパク、目的に応じて小幅な余剰/不足を設計。睡眠は7–9時間、就寝・起床の固定で同化を最大化します。


3. モニタリング(血液検査/自覚症状)

タイミング 項目例 目的
開始前 E2/総T/AST/ALT/GGT/脂質/血圧 等 ベースライン
中間 上記+該当項目 過不足の検知
終了/休薬 同上 回復確認

自覚症状のチェック:性欲/勃起力の低下、気分変動、頭痛・動悸(血圧)、ニキビ/脂性、抜け毛傾向、黄疸様所見(白目の黄変・濃色尿・灰白色便)、倦怠感・睡眠の質低下。いずれも「出たら中止・受診」ではなく、重症度と持続で判断。数値と症状が一致しない場合も多いため、検査が最優先です。


4. 併用と相性(役割分担)

  • SARMs内の棲み分け:LGDは筋量と筋力のバランス型。RAD-140と重ねると抑制・重複が強くなりがち。オスタリンはマイルドな維持寄り。YK-11はエビデンス乏しく上級者のみ。GWはスタミナ/脂質に寄与するが肝・腫瘍学的懸念が議論される領域。MK-677は食欲↑睡眠↑で回復面を補うが浮腫/空腹感に注意。
  • AASとの関係:アナバー/プリモ/マステロンは“ドライ/維持”系で役割が近い部分もあるが、併用は抑制・脂質悪化が累積。トレンは副作用が別次元で一般には推奨されない。
  • 重複機能の回避:同系統を重ねない、肝・脂質・血圧への負荷を総量で評価する。

5. 副作用・禁忌と受診目安

副作用 頻度感 危険サイン 対処/受診目安
内因性テストステロン抑制 中等度 性欲低下・倦怠・抑うつ 中止、血液検査でT/E2/LH/FSH確認。数週で回復しない/日常支障は受診
脂質悪化(HDL↓/LDL↑) よくある 胸痛・息切れ 中止、食事/有酸素強化。著明悪化や症状は受診
肝酵素上昇 ときに 右季肋部痛・黄疸・濃色尿 直ちに中止し受診。AST/ALT/GGT/ビリルビン評価
血圧上昇・動悸 ときに 頭痛・めまい・胸部圧迫 家庭血圧で確認。高値持続なら受診
皮膚(ニキビ/脂性)・脱毛傾向 散発 急激な悪化 皮膚科相談。原因薬が疑わしければ中止
睡眠障害・易怒性 散発 日常機能の障害 刺激物の制限、改善なければ中止/受診

PCTの考え方:LGDは用量・期間により抑制が生じます。終了後、総T/LH/FSH/E2で回復を客観評価し、必要なら医師の管理下での対応(一般にはSERMなどの概念)が検討されます。自己判断での薬剤使用や過剰投与は避けてください。

禁忌候補:妊娠/授乳中、未成年、既往に重篤な肝疾患・心血管疾患のある方、ドーピング検査対象の競技者。


6. よくある失敗と対策

  • 「数日で劇的変化」を期待 → 体感は1–2週、見た目は2–4週が目安。写真・採寸で評価。
  • 用量インフレ → 効果は逓減し副作用が先行。数値で管理し休む勇気。
  • 睡眠/栄養が疎か → タンパク・カロリー・7–9時間睡眠が“効き”を決める。
  • 長期連投 → 6–8週で区切り、血液で回復確認。
  • 重複スタック → 役割被りを排し、脂質・肝・血圧の総負荷を最小化。
  • 製品品質 → 信頼できるルート以外は偽造品リスク。ラボレポート等の確認を。

7. FAQ

Q. リガンドロールの“向いているフェーズ”は?

筋肥大メゾサイクル序盤〜中盤のオン、または減量期の筋力維持・リコンプ。AASの重いオンとオンの間のブリッジに用いられることもありますが、抑制ゼロではない点に留意。ドーピング検査対象者は使用不可です。

Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?

まずトレ/食事/睡眠の土台を点検。血液検査(総T/E2/脂質/肝酵素/血圧)で客観確認。副作用が中等度以上・持続する場合は中止し受診。自己判断の増量や薬追加はNG。

Q. 他剤との棲み分けは?

“筋量×筋力のバランス型”として、ドライ系(アナバー/プリモ/マステロン)や回復系(MK-677)、スタミナ/脂質(GW)と役割分担。RADやLGD同士など同系統の重複は避けるのが基本です。


8. 購入&無料パーソナル相談


著者プロフィール

みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。

免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法と競技規定(WADA等)を必ず確認・遵守してください。不正入手や規制回避の方法には触れません。


参考文献

  1. 該当なし
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