2年間で◯◯kg筋肥大できる、最強のバルクアップサイクル

2年間で◯◯kg筋肥大できる、最強のバルクアップサイクル

はじめに

アナボリックステロイドを使うと、すぐにたくさんの筋肉がつくと誤解されがちですが、2〜3ヶ月の1サイクル程度ではあまり筋肉はつきません。
どれくらいの速度で筋肉がつくかというと、個人差や使う薬剤の種類次第にはなりますが、1年間で3〜5kgくらいのイメージになります。つまり、1サイクルでは1kgほど。目に見えて筋肥大するというのはなかなか難しいです。
そのため、目に見えた筋肥大のためには、最低でも1年以上ステロイドを継続する必要があります。
タイトルにもある〇〇kgの筋肥大。今回は3つのサイクルをご紹介して、それぞれのサイクルなら何kg筋肥大するかの例をご紹介します。

想定しているユーザー

さて、筋肥大の目安を考えるには、どんな人がステロイドを使用するかを考える必要があります。というのも、すでにナチュラルで筋肉が限界までついている人よりも、まだまだ伸びしろがある人のほうがステロイドでより大きな筋肥大を見込めるからです。
今回の想定は下記になります。

  • トレーニング歴3~5年
  • 30歳、身長172cm、体重75kg、体脂肪率15%
  • 一般の方と比べて筋量が10kgほど多い
  • ここ1年、筋力も筋量も停滞している

 私にパーソナルをご依頼される方の平均的な数字です。
プロを目指している方のパーソナルも実施していますが、数の上では中級者で停滞している方からの相談が多いので、この方々を対象にします。

2年間で2kg増やすサイクル

2年間でたったの2kg?と思うかもしれませんが、想定の方々は停滞しているので、ナチュラルだとこれ以上筋量を増やすことができません。なので2kgでも大きな変化になります。
どんな薬剤を使うかと言うと、副作用の少ない経口タイプのSARMsを利用します。SARMsは従来のステロイドで問題視されていた副作用を軽減させて、筋肉増強効果のみを得ることを目的とした薬です。
もちろん、副作用をゼロにすることはできませんが、ステロイドと比べるとかなりリスクが少ないです。
一方、筋肥大効果もマイルドにはなってしまいますが、経口の薬剤なので注射が不要なこと、経口ステロイドと比べると肝臓への負担がかなり少ないことから、初級者の方へおすすめしたいサイクルです。
実際のサイクルはこちらになります。

・オスタリン 30mg / day
・リガンドロール 20mg / day

オスタリンは最も副作用の少ないSARMsで、広く利用されています。
筋肥大効果は少なめで、ステロイドのテストステロンエナンセートの30%程度です。
リガンドロールはオスタリンの2倍程度の効果のある薬で、ある程度筋肥大へ貢献します。
これらを7週間使用、4週間休薬を繰り返します。
休薬中はPCTとしてケア剤のクロミッド50mgを3週間摂取します。
なお、サイクル中は肝臓対策としてウルソデオキシコール酸を100-200mg摂取すると良いです。

これらを2年間実施することで停滞から抜け出し、緩やかではありますが一定の筋肥大が見込めると思います。

2年間で4kg増やすサイクル

続いては、注射タイプのアナボリックステロイドを使った初級者向けのサイクルを紹介します。
注射が怖い、難しそうと感じている方は少しハードルが高いかもしれませんが、実際には皆さんすんなりと注射できています。正直なところ、スクワットやデッドリフトで追い込むほうが注射よりも遥かに辛くて大変なので、恐れる必要はないです。
SARMsと比べると副作用はありますが、確実に筋肥大ができ、トレーニング中の筋力アップにもつながるサイクルになっています。

・テストステロンエナンセート 300mg / week
・ボルデノン 300mg / week
・マステロン 200mg / week

これらのステロイドを10週間接種します。
その後、10周目〜12周目までHCGというケア剤を使用。
12周〜14周目までの3週間、クロミッド 100mgを接種します。
サイクル中は肝臓対策としてウルソデオキシコール酸を300mg摂取すると良いです。14周が終わったら、8週間程度の休薬期間を設けてから次のサイクルをスタートさせます。

このサイクルですが、注射タイプとしては比較的初心者向けのサイクルで、大きな副作用が発症しないように、安全な量で実施するサイクルになります。

2年間で10kg増やすサイクル

最後にご紹介するのは、プロレベルのサイクルになります。
ここでは最強のステロイドと言われている、トレンボロンを利用します。
トレンボロンですが、先ほど紹介したテストステロンエナンセートやボルデノンの5倍の効果があると言われており、多量の筋肥大を目指すなら「絶対に必要」な薬剤です。副作用も比例して大きいので、十分に注意して使用する必要があります。更に2年で10kg増やすとなると、トレンボロンを高用量で摂取する必要があります。具体的にはこちらのサイクルです。

・テストステロンエナンセート 800mg / week
・マステロン 300mg / week
・トレンボロンエナンセート 500mg

プロやプロを目指している方も、概ねこの程度の量を上限として使用していると思います。しっかりとしたケア剤を接種することで、日常生活には支障のないレベルで副作用を抑えることはできると思います。なお副作用の対策としてカベルゴリンは接種するようにしてください。

さて、サイクルのご紹介は以上となります。
なお、著者は無料でステロイドパーソナルを実施していますので、実際にサイクルを回す際はぜひご相談ください。

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