YK-11 はいつから効く?効果の出方と個人差

安全第一で要点を整理します。

  • 目的と位置づけ:筋肥大/体組成改善のために
  • 使い所(オン/ブリッジ/PCT あるいは 筋肥大フェーズ)
  • モニタリング(該当項目)+自覚症状
  • 注意:過不足・タイミング・相互作用。受診目安あり。
  • 結論:安全第一。法令・競技規定・医師相談。

この記事でわかること

  1. 1. 本剤の要点(強み・弱み)
  2. 2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)
  3. 3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
  4. 4. 併用と相性(役割分担)
  5. 5. 副作用・禁忌と受診目安
  6. 6. よくある失敗と対策
  7. 7. FAQ
  8. 8. 購入&無料パーソナル相談

1. 本剤の要点(強み・弱み)

YK-11は「SARM様」として流通しますが、実態はDHT系ステロイド骨格を持つ化合物で、細胞実験ではフォリスタチン発現↑を介したミオスタチン抑制様の所見が報告されています。臨床試験はほぼ無く、ヒトでの有効性・安全性エビデンスは限定的です。誇大広告に流されず、現実的な期待値設定が重要です。

いつから効く?という問いに対しては、体感の早さは中等度。多くの実践者が、トレーニング中のパンプや筋力の伸びを1–2週で感じ始め、体脂肪の見え方(ドライ感)は3–6週で緩徐に変化。筋肥大はトレ刺激と栄養が前提で、8週程度で写真比較に耐える差が出る、が現実的な目安です。個体差は大きく、睡眠・栄養・強度管理が最終的な差を決めます。

強み:筋力/見た目の硬さへの体感が比較的早い、芳香化しないため水分浮腫やエストロゲン関連副作用が出にくい。一方、弱み:アンドロゲン性(皮膚・毛髪)、脂質悪化、下垂体-性腺系の抑制、経口17αメチル由来と推測される肝リスクが問題になり得ます。品質ばらつき(実薬含有の不一致)も現実的リスクです。

題材別の強制小節|SARMsとAASにおける位置づけ

SARMs:オスタリン(再コンプ/関節の自覚軽さ)、リガンドロール(筋力・サイズ寄り)、YK-11(硬さ/強度の早い体感、抑制・アンドロゲン性はやや強い)、RAD-140(高いAR活性と抑制リスク)、GW(有酸素/回復だがホルモン系と別軸)、MK-677(GH/IGF-1軸と食欲↑・むくみ)。役割は異なり、重複すると副作用が増えます。

AAS:トレン(非常に強力・副作用重い)、プリモ・マステロン(ドライで安定、しかし費用・入手性)、アナバー(経口でドライだが肝・脂質注意)。YK-11はドライ寄りの性質で、DHT系AASと同方向の“見栄え”を狙える反面、アンドロゲン性/肝負荷の足し算に注意が必要です。


2. 設計の一般知識(サイクル/運用の考え方)

期間は短中期(例:4–8週)で評価→休薬が一般的。初回は短め・単剤で反応を把握し、抑制や脂質変動を見ます。日内の分割投与が選ばれることもありますが、個別の指示は避け、継続的な自己モニターを優先してください。ブリッジ目的では“抑制を悪化させない”設計が前提で、PCT中の併用は原則推奨されません。

タイミングは、筋肥大フェーズ(小〜中幅のカロリー余剰)で最も伸びやすく、減量フェーズでは“サイズの維持/見た目のドライ化”を狙う形。いずれも、タンパク質1.6–2.2g/kg・睡眠7–9時間・週当たりのボリュームと強度の両立(RIR1–3中心)が土台です。プログレッシブに重量/総レップを伸ばし、関節・腱の違和感が出たら早めにボリューム再配分。アルコールや解熱鎮痛薬の多用は肝・腎負担を増やすため避けます。

PCTの考え方:抑制が示唆される(総T↓、LH/FSH↓、性欲低下等)場合、休薬期にSERM等で軸回復を図るのが一般的です。具体薬剤や用量は医師に相談し、血液検査で回復を確認します。

法令・競技:国内法の遵守、WADA等の競技規定では禁止です。競技者は使用しないか、医療者・所属団体に事前相談を。ドーピング回避テクや不正入手は扱いません。


3. モニタリング(血液検査/自覚症状)

タイミング 項目例 目的
開始前 E2/総T/AST/ALT/GGT/脂質/血圧 等 ベースライン
中間 上記+該当項目 過不足の検知
終了/休薬 同上 回復確認

加えて、LH/FSH、クレアチニン/尿検査、空腹時血糖/インスリン、CK(筋損傷の目安)、必要に応じPSA(男性中高年)や甲状腺機能も検討。自覚症状は、性欲/勃起、気分の波、皮脂/ニキビ、抜け毛、血圧脈拍、睡眠質、右季肋部痛・尿の色変化などを日誌化します。


4. 併用と相性(役割分担)

  • 相性が良い例:YK-11+オスタリン(関節の体感を補助しつつ再コンプ)、YK-11+GW(持久回復を別軸で補完)。
  • 注意・避けたい例:YK-11+アナバー等の経口17αメチルの重ね掛け(肝/脂質のリスク増)。YK-11+RAD-140/リガンドロールの多剤高アンドロゲン負荷(抑制・血圧/気分面)。
  • AASと併用する場合は、ドライ系(プリモ/マステロン)とは見栄え相性は良く見えるが、アンドロゲン性の総量が上がるため皮膚・毛髪・前立腺に注意。トレン併用は上級者でも副作用管理が難度高。
  • 重複機能の回避:同じ“ドライ/硬さ”を狙う成分を重ねすぎない。持久・回復・食欲の役割(GW/MK-677)と明確に棲み分ける。

5. 副作用・禁忌と受診目安

副作用 頻度感 危険サイン 対処/受診目安
脂質悪化(HDL↓/LDL↑) 胸痛/息切れ、著明な数値悪化 中間検査で逸脱なら中止。動悸・胸痛は救急受診。
肝機能異常(AST/ALT/GGT↑) 低〜中 黄疸、濃褐色尿、右季肋部痛 直ちに中止し医療機関へ。自己判断で継続しない。
抑制(総T/LH/FSH↓、性欲低下) 中〜高 勃起障害、抑うつ感 休薬し回復確認。必要なら医師にPCT相談。
アンドロゲン性(ニキビ/皮脂/脱毛) 急速な脱毛進行、重度の皮膚感染 用量依存。皮膚科/毛髪外来相談。家族歴ある人は特に慎重に。
血圧上昇/動悸 低〜中 頭痛、視覚異常、動悸持続 自宅計測を習慣化。高値持続は中止し内科受診。
関節・腱の違和感 鋭い痛み、可動域制限 ボリューム/可動域の見直し、痛みは整形受診。
前立腺症状(頻尿/排尿困難) 血尿、排尿困難の急激な悪化 中高年はPSAも確認。泌尿器科へ。

禁忌・注意:妊娠/授乳、未成年、肝疾患、重度脂質異常、ホルモン感受性腫瘍既往、重度の不安/うつは避ける。併用薬(抗凝固薬、肝代謝薬)との相互作用は医師・薬剤師に相談。


6. よくある失敗と対策

  • 「早く効かせたい」で開始から強気設定 → 初回は短期・単剤で反応把握。
  • 体感のみで続行/中止を判断 → 血液検査で裏取り。抑制や脂質は自覚しづらい。
  • 経口×経口の重ね掛け → 肝と脂質のリスクが跳ね上がる。役割分担を整理。
  • 睡眠/栄養が崩れたまま → タンパク質とカロリー設定、就寝前の光/カフェイン管理を最優先。
  • 関節が痛いのに重量更新 → 可動域・エクササイズ選択を見直し、テンポとRIRで刺激を作る。
  • 法令/競技規定の軽視 → WADAは禁止。国内法と医師相談を前提に。

7. FAQ

Q. YK-11の“向いているフェーズ”は?

筋肥大フェーズでのサイズ/強度の底上げ、減量フェーズでの硬さ維持が一般的。ブリッジに使うと抑制が長引く懸念があるため、休ませる期はしっかり休むのが基本です。競技者はWADA禁止のため不使用が原則。

Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?

体感が乏しい場合、まずは睡眠・栄養・トレ強度の見直し。副作用が出たら一旦中止し、血液検査で評価。肝/脂質の逸脱や抑制所見があれば医師相談。再開は短期・低負荷・単剤から。

Q. 他剤との棲み分けは?

「筋力/硬さ=YK-11」「再コンプ/関節の体感=オスタリン」「サイズ寄り=リガンドロール」「AR高活性=RAD-140」「有酸素/回復=GW」「食欲/GH軸=MK-677」と役割を割り振り、同系統の重複を避けます。AASを用いるなら、経口同士の重ねは避け、総アンドロゲン負荷を管理。


8. 購入&無料パーソナル相談


著者プロフィール

みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。

免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法と競技規定(WADA等)を必ず確認のうえ、ご自身の責任で判断してください。


参考文献

  1. 該当なし
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