【比較】T3(リオチロニン) vs クレンブテロール|違いと選び方
安全第一で、効果/用量/副作用/選び方を整理します(サイクルにおけるケア剤の視点)。
- T3(リオチロニン)は甲状腺ホルモン。サイクルにおける代謝・減量補助のケア剤として位置づけるが、筋分解・心血管負荷に要注意。
- 使い所は主にオンサイクル〜ブリッジのカット局面。PCTでは原則避ける(回復阻害・カタボリック回避)。
- 必須モニタリング:TSH/FT3/FT4、心拍・血圧、脂質、肝機能。症状(動悸、手指振戦、不眠、下痢)も併読。
- T3×クレンなど刺激薬の併用は心血管リスク増。重複作用を避け、役割分担で最小限に。
- 用量は一般医学範囲の説明に留め、個別指示はしない。国内法・競技規定(WADA等)確認と医師相談が前提。
この記事でわかること
- サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)
- (該当時)エストロゲン管理とAIの違い
- モニタリング(血液検査/自覚症状)
- 使いどころ(一般知識)と注意点
- 併用と相性(役割分担)
- 副作用・禁忌と受診目安
- よくある失敗と対策
- FAQ
- 購入&無料パーソナル相談
1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)
本剤は「T3(リオチロニン)」。甲状腺ホルモンそのものとして、代謝回転を高めて減量・体脂肪コントロールを助けるケア剤に該当する。一方で、代謝促進は筋タンパク分解や心拍増加も伴い得るため「最小限・短期間・明確な目的」が原則。
- オンサイクル(特にカット期):AASによる抗カタボリック作用がある前提で、停滞打破の補助に用いられることがある。
- ブリッジ:カロリー制限で代謝が落ちやすい局面の一時的な補助。軸は食事・NEAT・睡眠で、T3は補助に留める。
- PCT:原則不向き。PCTは内分泌の回復が主目的であり、T3は甲状腺軸の負荷・筋分解リスクを上げる。
競技者は所属団体の規定(WADA等)を必ず確認。現行で禁止指定外であっても、申告義務やルール変更の可能性がある。医師評価なしの自己判断は避ける。
2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い
T3はAI(アロマターゼ阻害薬)ではない。E2(エストロゲン)管理は「アリミデックス/レトロゾール/アロマシン」など別系統のケアで行う。T3は脂肪動員・代謝の補助であり、E2目標値の断定は避け、血液検査に基づき総合判断する。
3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
タイミング | 項目例 | 目的 |
---|---|---|
開始前 | TSH/FT3/FT4、E2/総T、AST/ALT/GGT、脂質(LDL/HDL/TG)、腎機能、血圧・心拍 | 甲状腺/心血管のベースライン把握 |
中間 | TSH/FT3/FT4、脂質、血糖、E2、血圧・安静時心拍 | 過量/不足と副作用の早期検知 |
終了/休薬 | 同上+体重・除脂肪量の推移 | 回復確認と筋量維持の評価 |
自覚症状では、動悸・手指振戦・不眠・焦燥・暑がり/発汗増加・下痢・体重減少が過量のサイン。だるさ・寒がり・むくみ・便秘は低下サイン。数値と照合して判断する。
4. 使いどころ(一般知識)と注意点
一般に、T3は低用量から段階的に評価し、最小有効で短期集中的に用いられることが多い(個別の投与指示はしない)。医療的には甲状腺機能低下症で日量の範囲が語られるが、ボディメイク目的での自己投与は副作用が先行しやすい。急な増減は避け、生活習慣(食事/睡眠/NEAT)を先に最適化したうえで、必要性を医師と検討する。
甲状腺/β2(T3/クレン):心血管リスク、併用注意 — T3は心拍数・心筋酸素需要を上げる。クレンブテロール等のβ2刺激薬、強いカフェイン/ヨヒンビン/エフェドリン系と重ねると、頻脈・不整脈・胸痛のリスクが跳ね上がる。併用は原則避け、やむを得ずでも一度に多剤・高刺激を重ねないこと。
PCT中は回復優先。T3で消費を上げるより、食事と有酸素・睡眠で代謝を整える方が安全。長期連用は骨密度や脂質に不利なため避ける。
5. 併用と相性(役割分担)
- T3 × クレン/刺激薬:代謝と心拍を二重に上げるため心血管リスク増大。原則どちらか一方、期間短く。胸痛/息切れで即中止・受診。
- T3 × AAS(テストステロン系):「減量補助(T3)」と「筋保持(AAS)」で役割分担。ただしTT/FT3の両軸が高すぎると脂質悪化・血圧上昇が重なる。
- T3 × GH/IGF:脂肪動員の相性は語られるが、過剰で筋分解・甲状腺抑制が起こり得る。モニタリング前提。
- TUDCA × 17αアルキル化剤:肝負荷の軽減は別軸のケアとして有用。T3は肝酵素に直接の保護効果はない。
- AI(アリミデックス等)との違い:E2管理はAI、代謝はT3。目的を分け、同時に「何を守るか」を明文化する。
- 重複機能の回避:減量目的でT3/クレン/ヨヒンビン/高用量カフェインを多重投与しない。
6. 副作用・禁忌と受診目安
副作用 | 頻度感 | 危険サイン | 対処/受診目安 |
---|---|---|---|
動悸・頻脈・手指振戦・不安/不眠 | よくある | 安静時HR>100、眠れない | 中止し安静。持続/増悪で受診(心電図)。 |
下痢・発汗・暑がり・体重減少 | 時々 | 脱水、急激な体重減 | 補水・中止。症状が強ければ受診。 |
胸痛・息切れ・めまい | 稀だが重大 | 圧迫感/放散痛、失神前駆 | 直ちに救急受診。不整脈/虚血を除外。 |
筋力低下・筋分解 | 時々 | パフォーマンス低下 | 負荷/摂取エネルギーの見直し。過量疑いで中止。 |
脂質悪化(LDL↑/HDL↓) | 時々 | 数値悪化が継続 | 休薬・食事改善。医師相談でリスク評価。 |
月経不順・骨密度低下(長期) | まれ | 無月経、骨痛 | 長期連用は避ける。専門医へ。 |
禁忌 | 未治療の心疾患(狭心症・不整脈・心筋梗塞直後)、未治療の副腎不全/甲状腺中毒症、妊娠/授乳は医師と厳密に相談。 |
7. よくある失敗と対策
- 高用量スタート→副作用先行:低用量から段階評価。急な増減はしない。
- PCTに入れてしまう:回復阻害とカタボリック。PCTは外す。
- T3+クレン+カフェイン多量:重複刺激で心血管イベント。どれか一つ、期間短く。
- 症状だけで判断:必ずTSH/FT3/FT4とバイタル、脂質を追う。
- 食事/睡眠が崩れたまま:まず基礎を整え、T3は最後の一押しに留める。
- 競技規定未確認:WADA/連盟規程・国内法を確認し、医師相談を前提に。
8. FAQ
Q. T3はオンサイクルとPCTのどちら向き?
減量補助としてはオンサイクル〜ブリッジに置くのが通例。PCTは内分泌回復と筋保持が主目的のため、T3は原則外します。どうしても必要と思う場合でも、まず医師の評価とTSH/FT3/FT4の確認を。
Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?
体感だけで増減せず、心拍/血圧・甲状腺指標・体重/除脂肪量・脂質を確認。動悸/胸痛/失神前駆などは直ちに中止・受診。効果乏しい場合は食事・NEAT・睡眠の立て直しが先決です。
Q. 他のケア剤との棲み分けは?
脂肪管理=T3、E2管理=AI、肝保護=TUDCA、皮膚=イソトレ、ED=PDE5阻害薬…と役割分担。減量で重複刺激(T3+クレン+ヨヒンビン等)は避け、必要最小限・短期間が原則。
9. 今すぐ購入&無料パーソナル相談
著者プロフィール
みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。
免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法と競技規定(WADA等)を必ず遵守し、不正入手・規制回避・ドーピング回避テクニックの意図で用いないでください。
参考文献
- 該当なし