ED薬4種徹底比較表|シルデ・タダ・バル・アバの効果/副作用/価格

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はじめに ― ED薬選びで多くの人がつまずくポイント

ED(勃起不全)の悩みは、年代を問わず一定数の男性が抱えるテーマです。いざ治療薬を調べはじめると、シルデナフィル・タダラフィル・バルデナフィル・アバナフィルといったカタカナ名が並び、「結局どれを選べばいいのか分からない」と立ち止まってしまう方が少なくありません。さらに最近では、PDE5阻害薬(ホスホジエステラーゼ5型を阻害して血管を拡張する薬の総称)とは作用機序がまったく異なるPT-141(ブレメラノチド)という選択肢も登場しています。

この記事では、海外で承認・流通している主要なED治療薬4種を、効果発現の速さ・持続時間・食事の影響・代表的な副作用・価格帯・承認状況の6軸で比較します。さらに、PDE5阻害薬とは別系統の選択肢としてPT-141にも触れます。当店(みんなのステロイド)で個人輸入代行として取扱いがあるのはシルデナフィル・タダラフィル・PT-141の3種で、バルデナフィル・アバナフィルは現時点で取扱いがありません。その点も率直にお伝えしたうえで、ご自身の用途に合った選択肢を比較検討していただける構成にしました。

なお、ED治療薬はすべて医療用医薬品であり、本来は専門医の診察を経て処方されるものです。個人輸入は自己責任での使用が前提となるため、既往症・併用薬がある方は事前に医師に相談されることをおすすめします。

結論 ― 4種+1種をひとことで言うと

時間をかけずに結論だけ知りたい方のために、5種類の特徴を1行でまとめます。

  • シルデナフィル:世界で最初に承認されたPDE5阻害薬。即効性があり情報量も多い。食事の影響を受けやすい。
  • タダラフィル:作用が約36時間続く長時間型。食事の影響が比較的少なく、週末型と呼ばれる使い方ができる。
  • バルデナフィル:シルデナフィルに近い即効性で、用量が小さい。日本ではレビトラとして長く流通したが2021年に販売中止。
  • アバナフィル:第二世代PDE5阻害薬とされ、発現が速く副作用プロファイルが軽めとされる報告がある。日本未承認。
  • PT-141(ブレメラノチド):PDE5阻害薬ではなくメラノコルチン受容体作動薬。中枢神経経由で性的欲求自体に働きかける別系統。

詳細は次章以降の比較表と解説をご確認ください。

4種のPDE5阻害薬を一覧で比較

PDE5阻害薬は、陰茎海綿体の血管を拡張させる酵素阻害薬という点で作用機序が共通しています。ただし化合物ごとに薬物動態(体内での吸収・分布・代謝・排泄のパターン)が異なるため、使い勝手は大きく変わります。

比較表 ― 6軸での横並び

項目 シルデナフィル タダラフィル バルデナフィル アバナフィル
代表的な先発名 バイアグラ シアリス レビトラ ステンドラ/スパドラ
効果発現 約30〜60分 約30〜60分 約20〜40分 約15〜30分
持続時間 約4〜6時間 約24〜36時間 約4〜6時間 約6〜12時間
食事の影響 受けやすい(高脂肪食で吸収低下) 受けにくい やや受けやすい 比較的少ない
代表的用量 25/50/100mg 5/10/20mg(常用5mg) 5/10/20mg 50/100/200mg
主な副作用 顔面紅潮・頭痛・鼻閉・視覚異常 頭痛・消化不良・筋肉痛・背部痛 頭痛・顔面紅潮・鼻閉 頭痛・顔面紅潮(他剤より軽めの報告)
日本での承認 承認(1999年〜) 承認(2007年〜) 承認後2021年販売中止 未承認
海外での承認 FDA承認(1998年) FDA承認(2003年) FDA承認(2003年) FDA承認(2012年)
当店取扱 あり あり なし なし

数値はあくまで添付文書および主要臨床試験で報告されたレンジであり、個人差があります。

表の読み方 ― どの軸を優先するか

選び方の優先順位は人によって異なります。一般的には、以下の整理が参考になります。

  • タイミングを細かくコントロールしたい:発現が読みやすいシルデナフィルやバルデナフィル
  • 時間に縛られたくない・週末ゆっくり過ごしたい:タダラフィル
  • 食事との兼ね合いを気にしたくない:タダラフィルかアバナフィル
  • 副作用の負担を軽くしたい:アバナフィルの選択肢があるが日本未承認

化合物ごとの特徴と臨床データ

シルデナフィル ― 世界初のPDE5阻害薬

シルデナフィルは、もともと狭心症治療薬として開発される過程で、勃起改善という副次的作用が見出された経緯を持ちます。1998年にFDAが承認し、日本では1999年に承認されました。発現は30〜60分、持続は4〜6時間とされ、性行為の1時間前に空腹で服用するのが添付文書上の推奨です。

代表的な副作用として、顔面紅潮・頭痛・鼻閉に加えて、PDE6(網膜に存在する近縁酵素)への弱い阻害作用に由来するとされる青みがかった視覚異常(青視症)が報告されています。発生頻度は用量依存的で、海外の臨床試験では50mg投与で被験者の約3%、100mg投与で約11%に視覚関連の有害事象が確認されたという報告があります。

タダラフィル ― 36時間型の使い勝手

タダラフィルの最大の特徴は半減期の長さです。血中濃度の半減期は約17.5時間とされ、作用は約24〜36時間続きます。食事の影響を受けにくいことから、食後にも服用しやすい点が支持されています。海外では勃起不全のほか、前立腺肥大症や肺動脈性肺高血圧症の治療薬としても承認されています。

副作用としては頭痛・消化不良・背部痛・筋肉痛の報告があります。背部痛・筋肉痛はPDE11(骨格筋などに分布する近縁酵素)への阻害作用との関連が議論されていますが、因果関係は完全には確立していません。

バルデナフィル ― 即効性とコンパクトな用量

バルデナフィルはシルデナフィルとよく似た構造を持つ第二世代PDE5阻害薬で、20〜40分で発現するとされます。同等の効果を得るための用量がシルデナフィルより小さい点が特徴です。日本ではレビトラ錠として長く流通しましたが、製造販売元の判断により2021年に販売中止となりました。現時点では国内正規流通はなく、ジェネリックの個人輸入が主な入手経路となっています。当店では取扱いがありません。

アバナフィル ― 第二世代の選択肢

アバナフィルはFDAが2012年に承認した比較的新しいPDE5阻害薬で、海外ではステンドラ(米国)やスパドラ(欧州)の名称で販売されています。発現が15〜30分と速く、PDE5への選択性が他剤より高く(=PDE6・PDE11への作用が小さい)とされ、視覚異常や筋肉痛の報告頻度が他剤より少ないという臨床試験データがあります。ただし日本では未承認で、当店でも取扱いがありません。情報としては知っておきたい選択肢ですが、入手難度は高めです。

価格と入手性で比較する

ED治療薬は長期にわたって反復使用するケースが多いため、1錠あたりの実勢価格は重要な検討ポイントになります。当店(みんなのステロイド)の個人輸入代行価格を、参考としてご紹介します。

  • シルデナフィル 50mg × 50錠:¥6,050(1錠あたり約121円)
  • タダラフィル 25mg × 50錠:¥6,050(1錠あたり約121円)
  • PT-141 10mg:¥10,000

国内のED専門クリニックでシルデナフィル50mgの後発品を処方された場合、1錠あたり1,000〜1,500円程度が一般的な相場帯とされます(2026年5月時点・各クリニック公開情報より)。個人輸入代行はその性質上、為替・通関・薬機法上の制約があるため、自己責任での選択となります。

価格情報は2026年5月16日時点の当店表示価格です。為替や仕入状況により変動する可能性があるため、最新価格は商品ページでご確認ください。

PDE5阻害薬とは別系統 ― PT-141という選択肢

ここまでのPDE5阻害薬は、「性的刺激があったときに血管拡張を起こしやすくする」薬です。一方でPT-141(ブレメラノチド)は、メラノコルチン受容体に作用する中枢性の薬剤で、性的欲求・性的興奮そのものに働きかける別系統の薬として研究が進められてきました。

海外では女性の性的関心欠如障害(HSDD)に対してVyleesi(バイリーシ)という製品名でFDA承認を受けており、男性のEDに対しても臨床試験データが報告されています。皮下注射での投与となるため使い勝手はPDE5阻害薬と異なりますが、「血流ではなく欲求側からアプローチしたい」「PDE5阻害薬で十分な手応えが得られなかった」というケースで選択肢に挙がる成分です。

PT-141は循環器系への直接作用がPDE5阻害薬より小さいとされる一方、悪心・血圧上昇・皮膚のメラニン沈着などの報告があります。新しいカテゴリの薬剤であり、長期使用データは限られています。

副作用・併用注意 ― 共通して気をつけたいこと

PDE5阻害薬4種に共通する重要な注意点として、硝酸薬(ニトログリセリンなど)との併用は禁忌です。重篤な血圧低下を起こす可能性があり、狭心症の既往がある方や心血管疾患の治療中の方は必ず事前に医師へ相談してください。また、α遮断薬・一部の抗真菌薬(ケトコナゾール等)・HIV治療薬(リトナビル等)・グレープフルーツジュースなどは血中濃度に影響する可能性が報告されています。

加えて、4時間以上勃起が持続する持続勃起症(プリアピズム)は、頻度こそ低いものの放置すると組織障害につながるため、発生時はただちに医療機関を受診してください。

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FAQ

Q1. シルデナフィルとタダラフィル、初めて使うならどちら? A. 一般論として、タイミングを細かく合わせたい場合はシルデナフィル、時間に縛られたくない場合はタダラフィルが選ばれる傾向があります。海外の比較試験では有効性に大きな差はなく、副作用プロファイルと生活スタイルで選ぶのが現実的です。最終的な判断は専門医にご相談ください。

Q2. バルデナフィル・アバナフィルが当店で取扱いがないのはなぜ? A. バルデナフィルは日本国内では2021年に販売中止となり、流通が縮小しています。アバナフィルは日本未承認で、安定的な仕入経路の確保が難しい状況です。今後の取扱予定が決まり次第、商品ページでご案内します。

Q3. PT-141はPDE5阻害薬と併用できますか? A. 併用に関する明確な臨床データは限定的です。作用機序が異なるため理論上は重複しませんが、循環器系への影響を考慮し、自己判断での併用は避けてください。

Q4. 食事の前後どちらに飲むのが良いですか? A. シルデナフィル・バルデナフィルは空腹時の方が吸収が安定するとされます。タダラフィル・アバナフィルは食事の影響を受けにくいとされています。

Q5. 効果が感じられない場合は用量を増やせばよいですか? A. 自己判断での増量は副作用リスクを高めます。用量変更は専門医と相談のうえ行ってください。

最後に

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