
安全な経口ステロイドのサイクル!?副作用を抑えつつ筋肥大を最大化する秘密
経口ステロイドで理想の体を手に入れる
筋肥大を最大化しながら、副作用を抑えたいと考えるのは当然のこと。しかし、注射が苦手な人にとっては、経口ステロイドが最も現実的な選択肢となる。そこで今回は、安全性を考慮しつつ高い効果が期待できる経口ステロイドのサイクルを紹介する。
このサイクルでは、肝毒性が低く、アロマターゼ(エストロゲンへの変換)による副作用を抑えたスタックを採用している。単体使用よりも相乗効果が期待でき、ダイアナボルやオキシメトロンといった強力な経口ステロイドに匹敵する筋肥大効果を得られる。
使用する薬剤
テストステロンアンデカノエート(Testosterone Undecanoate)
経口摂取可能なテストステロンの一種。通常、経口テストステロンは肝臓での代謝により効果が薄れるが、アンデカノエートはリンパ系を通じて吸収されるため、その影響を受けにくい。筋力向上・筋肥大に加え、性欲増加や気分の安定などのメリットもある。
プロビロン(Proviron)
抗エストロゲン作用を持つDHT(ジヒドロテストステロン)誘導体。テストステロンのアロマターゼ作用を抑制し、エストロゲンの増加を防ぐ。また、SHBG(性ホルモン結合グロブリン)を低下させ、フリーテストステロン濃度を上昇させることで筋肥大をサポートする。
リガンドロール(Ligandrol / LGD-4033)
SARM(選択的アンドロゲン受容体モジュレーター)の一種。アナボリック作用が強く、筋肥大に非常に有効でありながら、従来のステロイドに比べて副作用が少ない。テストステロンのようなホルモンバランスの乱れを最小限に抑えつつ、筋肉増強効果を発揮する。
実際のサイクル(10〜12週間)
期間 | テストステロンアンデカノエート | プロビロン | リガンドロール |
---|---|---|---|
1〜12週 | 40mg/日 | 20mg/日 | 10mg/日 |
このサイクルでは、テストステロンアンデカノエートをベースに、プロビロンでエストロゲンの上昇を抑制し、リガンドロールで筋肥大効果をさらに高める。スタックすることで相乗効果が生まれ、単体使用よりも優れた結果を得られる。
このスタックのメリット
1. 高い筋肥大効果
テストステロンアンデカノエートとリガンドロールの組み合わせにより、強力なアナボリック作用が発揮される。リガンドロール単体でも筋肥大効果は高いが、テストステロンと併用することでさらにその効果が増大する。
2. 副作用が少ない
一般的な経口ステロイド(ダイアナボルやオキシメトロン)は肝毒性が高く、アロマターゼ作用によるエストロゲン増加のリスクがある。しかし、本サイクルで使用する薬剤は肝毒性が低く、プロビロンがエストロゲンの上昇を抑制するため、副作用を最小限に抑えられる。
3. 水分保持が少なく、リーンな筋肉がつく
ダイアナボルなどの一般的な経口ステロイドでは、エストロゲン増加による水分保持が発生しやすい。しかし、このサイクルではプロビロンがアロマターゼを抑制するため、筋肉の質を保ちつつ肥大させることが可能。
4. HPTA(視床下部-下垂体-精巣軸)への影響が比較的少ない
SARMであるリガンドロールは、従来のステロイドと比べてHPTAへの抑制が弱いため、PCT(回復サイクル)も比較的容易。テストステロンアンデカノエートはエストロゲンの影響を抑えて使用することで、内因性テストステロンの抑制を最小限にできる。
PCT(ポストサイクルセラピー)について
ステロイドやSARMを使用した後は、内因性ホルモンの回復を促すためにPCTが必要となる。以下のPCTを推奨する。
推奨PCT(3週間)
- クロミッド(Clomid): 50mg/日
まとめ:効果的で安全な経口ステロイドサイクル
- テストステロンアンデカノエート(40mg/日)、プロビロン(20mg/日)、リガンドロール(10mg/日)を10〜12週間使用
- スタックにより、高い筋肥大効果と低副作用を両立
- プロビロンの抗エストロゲン作用により、アロマターゼを抑制
- 肝毒性が低く、一般的な経口ステロイドに比べてHPTAへの影響が少ない
- 適切なPCTを行うことで、ホルモンバランスを迅速に回復可能
注射なしで効果的なステロイドサイクルを実現するために、ぜひこのスタックを試してみてほしい。筋肥大を追求しつつ、副作用を最小限に抑えた理想的なボディメイクを目指そう。
なお今回のサイクルに必要な薬剤がセットになったサイクルセットも販売しているので、興味がある方はぜひ検討してほしい。