マステロン(ドロスタノロン)用量完全ガイド|プロピ300-700mg/エナン400-600mg・サイクル設計・コンテスト直前【2026年版】
結論:マステロン用量を3行で
- 標準的な実勢用量は、マステロン・プロピオン酸エステルで週300〜700mg(週3回 or 隔日投与)、マステロン・エナンセートエステルで週400〜600mg(週2回投与)。週400〜500mgが「効果実感と副作用バランスが良い」帯として最も多く運用される。
- 用量を上げても筋肥大は伸びない。質感(乾き・硬さ)は週600mgあたりまで上乗せが感じられるが、週800mgを超えると副作用(脱毛・脂質悪化・HPTA抑制深化)の伸びが効果の伸びを上回る。
- マステロン単体運用は推奨されず、必ずテストステロンベース(週200〜500mg)と併用。コンテスト直前6〜8週、または12〜16週サイクルの後半半分に組み込むのが定型。サイクル中はHCG併用、終了後はPCT(クロミッド or タモキシフェン)で軸を戻す。
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用量設計の基本原則
原則1:マステロンは「主役ではなく仕上げ役」
筋肥大主役はテストステロン・ナンドロロン・トレンボロン・ボルデノン等。マステロンは「すでにある筋肉を見せる」役割なので、マステロンの用量を主役級に上げても筋肥大効果は伸びない。仕上げ役として「ほどよく効く帯」に置くのが合理的。
原則2:プロピ vs エナンの用量差は半減期由来
マステロン・プロピオン酸の半減期は2〜3日、エナンセートは7〜10日。同じ「血中濃度の山」を作るのに、短半減期のプロピは頻繁に少しずつ、長半減期のエナンは少なめでも長く効く。週総量で見ると同等〜やや短鎖の方が多めになる傾向(短鎖は谷が深いので絶対量で補う)。
原則3:DHT派生は用量比例性が早く頭打ち
テスト・ナンドロロン等のアロマ化系AASは、用量を上げると一定の比例性で効果が伸びる。一方DHT派生(マステロン・プリモボラン・ウィンスト)は、受容体飽和に達するのが早く、ある用量を超えると効果の伸びが急激に鈍化する一方で副作用は線形に伸び続ける。マステロンの場合、その「効果頭打ち点」が概ね週600〜700mg。
原則4:体重あたりmgで考える
実利用者の経験則として、マステロン週総量はおおむね「除脂肪体重1kgあたり6〜10mg」のレンジに収まることが多い。除脂肪体重70kgなら420〜700mg/週、80kgなら480〜800mg/週、というあたり。これより過小でも効果が出にくく、過大でも効果は伸びず副作用だけ伸びる。
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プロピオン酸エステル vs エナンセートエステルの用量・頻度比較
| 項目 | マステロン・プロピオン酸 | マステロン・エナンセート |
|---|---|---|
| 半減期 | 2〜3日 | 7〜10日 |
| 注射頻度 | 隔日(週3〜4回) | 週2回 |
| 1回あたり用量(週400mg時) | 100〜130mg/回 × 3〜4回 | 200mg × 2回 |
| 1回あたり用量(週600mg時) | 150〜200mg/回 × 3〜4回 | 300mg × 2回 |
| 立ち上がりまで | 24〜48時間 | 1〜2週 |
| 抜けるまで | 7〜10日 | 3〜4週 |
| 短期サイクル(4〜8週)適性 | 高 | 低 |
| 長期サイクル(12週以上)適性 | 中 | 高 |
| 注射部位反応 | 強め | 軽め |
短期決戦のコンテスト直前6〜8週、写真撮影前ピーキング、初使用時(副作用が出たら抜けるのが早い)はプロピ。長期サイクル組み込み、注射回数を減らしたい人、痛みに弱い人はエナン。
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目的別レンジ
コンテストプレップ(コンテスト直前6〜8週)
- マステロンP 400〜600mg/週(隔日150〜200mg)
- ベース:テストP 200〜300mg/週
- 補助:トレンA 200〜400mg/週、ウィンスト経口25〜50mg/日(直前2〜4週)
- 期間:6〜8週
- AI:アロマシン12.5mg隔日(テスト用量とE2採血次第で調整)
- HCG:500〜1000IU 週2回
- 採血:開始前・4週・終了2週後
12週以上の長期サイクル後半組み込み
- マステロンE 500〜600mg/週(週2回250〜300mg)
- ベース:テストE 250〜500mg/週
- 補助:ナンドロロン200〜400mg(前半)、トレンE 300〜400mg(後半)
- 期間:12〜16週(後半6〜8週でマステロン投入)
- AI:アロマシン12.5〜25mg 隔日
- HCG:500〜1000IU 週2回
- 採血:開始前・6週・12週・終了2週後
写真撮影前ピーキング(短期4週)
- マステロンP 500〜700mg/週(隔日200〜250mg)
- ベース:テストP 200mg/週(維持用量)
- 補助:ウィンスト経口40〜50mg/日(2週前から)
- 期間:4週
- AI:アロマシン12.5mg隔日
- 採血:開始前・終了時
ブラスト&クルーズの「ブラスト期マステロン投入」
- マステロンE 400〜500mg/週
- ベース:テストE 300〜500mg/週(クルーズ期は150〜200mg)
- 期間:8〜12週ブラスト
- AI、HCG、採血は通年
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コンテスト直前運用の細部
コンテスト2週前〜当日にかけてのマステロン運用。
コンテスト14日前
- マステロンP 投与継続(隔日200mg)
- 水分:通常通り3〜4L/日維持
- 塩分:やや多め維持(後で抜くため)
コンテスト10日前
- マステロンP 隔日200mg継続
- ウォーターロード(水分摂取量を増やす期間):水分6〜7L/日
- 塩分:継続
コンテスト5日前
- マステロンP 最終投与(直前まで打つ派 vs 5日前で止める派あり)
- 水分:6〜7Lキープ
- カーボディプリート(糖質を一旦極端に抜く):炭水化物50g/日以下
コンテスト3日前
- 水分減らし開始(2L→1L→0.5L)
- 塩分カット
- カーボロード開始(糖質を一気に入れて筋肉に水を引き込む)
コンテスト前日〜当日
- 水分は最小限(コップ1杯ペース)
- カーボロード継続
- マステロンP 直前投与する派は前日 or 当日朝(瞬間的な硬さ狙い、エビデンスは薄いが実利用者の慣行)
「コンテスト前日に注射」は実害(注射部位の腫脹がコンテスト中に出る)もあるので、慎重に判断。経験豊富なコンテスト選手の助言を仰ぐのが現実的。
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投与頻度:なぜ隔日 or 週2回が定番か
プロピオン酸:隔日が定番の理由
半減期2〜3日なので、隔日投与で「血中濃度の山と谷」が比較的平らになる。週2回投与だと谷が深くなりすぎて効果ムラが出る。
選択肢:
- 隔日(2日に1回):血中濃度安定、注射回数多
- 毎日:最も安定、注射回数最大
- 週3回(月水金 等):谷が深い、推奨度低
エナンセート:週2回が定番の理由
半減期7〜10日なので、週1回でも血中濃度はそこそこ安定するが、週2回(月木 等)にすることでさらに山と谷を平らに。週1回でも実用上問題ない実利用者も多い。
選択肢:
- 週2回(月木 or 火金):安定、推奨
- 週1回:可、谷がやや深い
- 隔週1回:推奨しない、谷が深すぎる
スタックを混合する場合
カットスタック・プロ(プロピ系3in1)を使う場合、各成分のエステルが全部短鎖で揃っているので、隔日投与で全成分の血中濃度を同期管理できる。バルクスタック・プロ(エナン系3in1)も同様に長鎖で揃っているので週2回投与で同期。これが「短鎖は短鎖、長鎖は長鎖で揃える」という運用の合理性。
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サイクル長:何週やるべきか
短期サイクル(4〜8週)
主にプロピ。コンテスト直前ピーキング、写真撮影前、初使用、副作用が怖い場合の試運転。
- メリット:HPTA抑制が浅く、回復が早い。脂質悪化の累積が少ない。
- デメリット:エナンだとピーク前で終わる。長期効果は限定的。
中期サイクル(8〜12週)
最も多い帯。コンテストプレップ、季節的なカット期、年1〜2回の本気サイクル。
- プロピ:8週でも12週でも実用的
- エナン:10週以上が推奨(立ち上がりに時間がかかるため)
長期サイクル(12〜20週)
エナン。本格的なバルク→カット移行を含む長期戦。
- メリット:筋量増加と仕上げの両立が可能
- デメリット:HPTA抑制が深く、回復に時間がかかる。脂質・前立腺累積負荷大
20週超は推奨されない。HPTA軸の回復が長期化(数ヶ月〜年単位)するリスクと、脂質・心血管累積負荷が許容範囲を超えやすい。
サイクルとPCTの間隔(オフ期間)
「サイクル週数 = オフ週数」が一つの目安。12週サイクルなら12週オフ。これは「内因性テストステロン産生が完全回復するまで」のおおまかな目安で、採血で実測して回復確認してから次サイクルに入るのが理想。
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スタック時の用量補正
マステロン以外の薬剤と組むとき、相互作用で用量が変わる。
テストステロン+マステロン(2-stack)
シンプル構成。テスト300〜500mg + マステロン400〜600mg。AIはテストの用量とE2値で調整。
テスト+トレン+マステロン(カット3-stack)
トレンが強アンドロゲンなので、マステロンを上限まで上げる必要は少ない。
- テスト:200〜300mg
- トレン:200〜400mg
- マステロン:300〜500mg(従来より低め)
- 合計mgで週900〜1200mgに収まる
テスト+ナンドロロン+マステロン(バルク末期〜カット移行)
ナンドロのプロゲステロン作用をマステロンが相殺する組み合わせ。
- テスト:300〜500mg
- ナンドロ:300〜400mg
- マステロン:300〜400mg(相殺役なので大量不要)
マステロン単体(NG)
非推奨。性欲・気分に影響大。テストベースなしのDHT派生単独運用は避ける。
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PCT:サイクル後の回復
PCT開始タイミング
- マステロンP最終投与後:3〜5日後にPCT開始
- マステロンE最終投与後:14〜18日後にPCT開始(エナン抜けるまで待つ)
外因性ステロイドが残っている間にPCT薬を入れても効かないので、抜けるのを待ってから。
PCT薬選択
- クロミッド(クロミフェン)50mg/日 × 4週(または開始2週は50mg、後半2週は25mg)
- タモキシフェン20mg/日 × 4週(または開始2週20mg、後半2週10mg)
- HCG 1500IU 週2回 × 2週(クロミ/タモキ開始の前段で精巣再起動)
クロミッドとタモキシフェンの併用は推奨せず、いずれか一方を選ぶ。HCGは精巣を直接刺激、クロミ/タモキは下垂体を刺激してLH/FSHを出させる仕組みで、役割が異なる。
PCT中の生活
- カロリー:メンテナンスカロリーを確保(過度な赤字は筋分解+気分悪化)
- トレーニング:継続(やめるとリバウンドが大きい)
- 睡眠:7〜8時間確保
- アルコール:控える(肝負担+気分への影響)
PCT後の採血
- 終了2週後と8週後に採血
- 総テストステロン、遊離テストステロン、LH、FSH、E2が回復しているか確認
- 数値が戻らない場合(クロミ後にテスト400 ng/dL未満等)は内分泌内科受診を検討
みんなのステロイドの「ケア剤セットプロ ¥40,000」にはアロマシン+HCG+PCT用のクロミ等が含まれており、サイクル開始前にこの種のセットを揃えておくと「サイクル後にPCT薬がない」という事態を避けられる。サイクル中のAI、サイクル中のHCG、サイクル後のPCT、を別々に手配する手間と価格を圧縮する選択肢として現実的。
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採血のタイミングまとめ
| タイミング | 必須項目 |
|---|---|
| サイクル開始前1〜2週 | 全項目(肝・腎・脂質・ホルモン・PSA・血液) |
| サイクル開始4週 | 肝・脂質・E2・テスト・血液 |
| サイクル中盤(長期サイクルのみ) | 肝・脂質・E2 |
| サイクル終了週 | 全項目 |
| PCT終了後2週 | ホルモン(テスト、LH、FSH、E2)、肝、脂質 |
| PCT終了後8週 | ホルモン回復確認、脂質回復確認 |
頻度を下げる場合の最低ライン:開始前・4週・PCT後の3点。
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内部リンク
購入経路と価格相場:マステロン購入完全ガイド
機序とタイムライン:マステロン効果完全ガイド
副作用と中止判断:マステロン副作用ガイド
プリモボランとの比較:マステロン vs プリモボラン
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FAQ
Q1. 初使用なら何mg/週から始めるべきですか? A. プロピで300〜400mg/週から、エナンで400mg/週から。様子を見て副作用が許容範囲なら次サイクルで増量。
Q2. プロピを毎日打つのと隔日で打つのに差はありますか? A. 血中濃度の安定性は毎日の方が上ですが、隔日でも実用上問題ない範囲。注射回数を減らしたいなら隔日推奨。
Q3. 週1000mg超やる人はいるけど効果は? A. 報告例はありますが、効果の伸びは鈍化し副作用の伸びは線形のため、対費用効果(対副作用効果)が悪化します。週600〜700mgで頭打ちと考える実利用者が大多数。
Q4. テストなしマステロン単独でやってもいい? A. 推奨しません。性欲消失・倦怠感が顕著で、効果対副作用比が著しく悪化します。
Q5. プロピをエナンに途中で切り替えてもいい? A. 可。ただし切り替え時に血中濃度の谷が出るので、エナン投入から2週間はプロピを継続して血中濃度を維持する重ね打ちを推奨。
Q6. AI(アロマシン等)はマステロンサイクルでも必要? A. テスト併用量と本人のE2感受性次第。テスト300mg/週までならマステロンの抗E2作用で足りる場合あり。500mg超なら採血ベースでアロマシン12.5〜25mg隔日が現実的。
Q7. HCGは必須ですか? A. 短期4〜6週ならスキップしても回復可能ですが、8週以上のサイクルでは精巣縮小予防+回復短縮の意味で併用推奨。
Q8. 採血値でマステロンを止めるべきラインは? A. AST/ALT 5倍超、HDL 25 mg/dL以下、ヘマトクリット54%超、PSA急上昇+排尿症状、いずれかで中止検討。
Q9. PCT後どのくらいで次サイクルに入れる? A. 採血で総テスト・LH・FSHが回復ラインに戻ってから。目安はサイクル週数と同じ週数のオフ期間。
Q10. ブラスト&クルーズ運用での用量は? A. ブラスト期テスト+マステE 各500mg/週、クルーズ期テスト150〜200mg/週単独(マステロンは抜く)が一般的構成。クルーズ期もマステを残す運用は脂質悪化が累積しやすく、リスク高め。
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免責
本記事は情報提供を目的としたもので、医療行為・診断・処方を代替するものではありません。マステロン(ドロスタノロン)は日本で未承認の医薬品で、使用に伴う健康影響は利用者本人が負うものとします。健康状態に不安がある場合は必ず医師に相談してください。20歳未満の使用は推奨しません。
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