プリモボラン(メテノロン) はいつから効く?体感・効果の科学的根拠

安全第一で、効果/用量/副作用/選び方を整理します(サイクルにおけるケア剤の視点)。

  • プリモボラン(メテノロン)は「非芳香化」「非17αアルキル化(口服も)」が特徴。オンサイクルでエストロゲン副作用の低減皮膚/血圧の安定に寄与しやすい“ケア志向”の選択肢。
  • エナンテートは2–3週で体感が立ち上がり、4–6週で安定化。アセテート(口服/短鎖)は1–2週で早めの体感が一般的。
  • モニタリングはE2、AST/ALT/GGT、脂質(HDL/LDL)、血圧、ヘマトクリット、PRL、甲状腺/腎をセットで。症状(浮腫/関節乾燥/性機能)も見る。
  • ブリッジ使用は抑制が続く点に注意。PCTでは使用しない(回復を阻害)。
  • AI(アリミデックス/レトロゾール/アロマシン)は別物。プリモは「E2を上げない」だけで「E2を下げる薬」ではない。目標E2を断定せず血液検査で調整。
  • 国内法・競技規定(WADA等)に留意。自己判断の投与は避け、異常時は医師へ。

この記事でわかること

  1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)
  2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い
  3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
  4. 使いどころ(一般知識)と注意点
  5. 併用と相性(役割分担)
  6. 副作用・禁忌と受診目安
  7. よくある失敗と対策
  8. FAQ
  9. 購入&無料パーソナル相談

1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)

プリモボラン(メテノロン)はDHT系で非芳香化。水分・浮腫が出にくく、皮膚や血圧のコントロールがしやすい点から、オンサイクルにおける“副作用を膨らませにくい骨格剤”として機能する。テストステロンなど芳香化しやすい剤の比率を抑え、AIの介入頻度を減らす「ケア寄りの設計」に活かされる。

体感とタイムラインはエステルで異なる。エナンテートは2–3週で硬さ/張り感が立ち上がり、4–6週で安定(長鎖ゆえ)。アセテート(口服/短鎖)は1–2週で早めに乾き/カット感が出やすい。いずれもHPTA抑制はあるため、PCTを前提に計画する。

ブリッジでは「維持」を狙う用途が語られるが、抑制は持続し回復を遅らせうる。血液検査でゴナドトロピン/総Tが戻るまでは安易に延長しない。PCTでは使用しない(復帰を阻害)。


2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い

AI(アリミデックス=アナストロゾール/レトロゾール=レトロゾール/アロマシン=エキセメスタン)は芳香化酵素を阻害してE2生成を下げる薬。アナストロゾール/レトロゾールは可逆阻害、エキセメスタンは不可逆(自殺的)阻害で、強度や脂質影響にも差がある。プリモはE2を上げないがE2を下げる薬ではないため、AIの代替ではない。

E2高値の目安は乳房痛/張り、むくみ、血圧上昇、気分不安定など。E2低値は関節の乾き/痛み、性欲低下、ED、倦怠、コレステロール悪化に注意。目標E2値は断定しないのが安全で、血液検査+症状で最小限介入が原則。

併記注意:Dbol(メタンジエノン)は芳香化が強くAIの対象になりうるが、Anadrol(オキシメトロン)は芳香化しない一方でエストロゲン様作用をとることがあり、AIが効きにくいケースがある。プリモはこれらの「水分を抱えやすい」剤の比率を下げ、AIの必要量を減らす設計に向く。


3. モニタリング(血液検査/自覚症状)

タイミング 項目例 目的
開始前 E2/総T/FSH/LH、AST/ALT/GGT、脂質(HDL/LDL/TG)、腎(eGFR/Cr)、血圧、ヘマトクリット/赤血球、PRL ベースライン確認と禁忌の洗い出し
中間(2–4週ごと) E2、AST/ALT/GGT、脂質、血圧、ヘマトクリット、PRL 過不足の検知(E2の上下、肝・脂質・血液濃縮)
終了/休薬 同上+FSH/LH/総T 回復状況の確認、PCT設計の判断

自覚症状は、むくみ/胸の違和感、関節の乾き、肌トラブル、性欲/勃起、息切れ/動悸、便色変化などをチェック。


4. 使いどころ(一般知識)と注意点

オンサイクルでは、テストステロンの比率をやや下げ、プリモを「主成分」に寄せる設計が一般的に語られる。これによりE2関連のトラブルを抑え、AIの介入を最小限にしやすい。低〜中等量で十分とされ、高用量は脂質悪化や抑制強化の割にリターンが逓減しやすい点に注意(個別指示は医師に相談)。

目的別の傾向として、減量〜リコンプでは「乾き」「見た目の硬さ」を狙いやすく、増量でもむくみが少ないクリーンバルクに寄る。エナンテートは立ち上がりが遅い分、期間は中〜長めに設計されることが多い。アセテート(口服/短鎖)は早めの体感だが、脂質への影響が出やすい印象があるため定期検査を。

ブリッジは「低用量で維持」が語られる一方、回復を遅らせる現実を忘れない。PCTはSERM等の標準的アプローチが基本であり、プリモは不適。国内法・競技規定に抵触し得るため、自己判断での使用・輸送・保管は行わない。


5. 併用と相性(役割分担)

  • Test × Primo:アンドロゲン基盤(性機能維持)を確保しつつ、芳香化負荷を抑えてE2副作用をコントロール。AIは血液検査ベースで最小限
  • TUDCA × 17αアルキル化剤:プリモ自体は非17αアルキル化だが、Winstrol/Anavar/Dbol等を重ねる場合はAST/ALT/GGT/胆汁うっ滞対策としてTUDCAを検討(過信せず用量・期間を抑制)。
  • 皮膚管理(イソトレチノイン):皮脂・痤瘡に有効だが脂質/肝・催奇形性のリスクがある。避妊・保湿を徹底し、医師管理下でのみ。
  • ED対策(シルデナフィル/タダラフィル/PT-141):低E2や心理要因に伴うPIED対策に用いられるが、硝酸薬併用禁忌。食事/半減期の差を理解し、心血管疾患があれば医師へ。
  • 甲状腺/β2(T3/クレンブテロール):減量補助は心血管リスクが増すため、プリモの「血圧安定性」に過信せず、心電図/血圧のモニターを。
  • DHT補助(プロビロン):SHBG低下・性欲/気分向上が狙いだが、AIではない。脂質悪化の相加と前立腺症状に注意。
  • 重複機能の回避:非芳香化剤を重ねすぎると低E2に振れやすい。役割分担を明確に。

6. 副作用・禁忌と受診目安

副作用 頻度感 危険サイン 対処/受診目安
脂質悪化(HDL低下/LDL上昇) 中等度(口服>注射) 胸痛、強い動悸、息切れ 即受診。定期的に脂質/血圧を測定し、異常は中断+医師相談。
皮膚・毛髪(痤瘡/脱毛) ややあり(DHT性) 急激な悪化、化膿 皮膚科相談。洗浄/保湿、重症は医師管理下で外用/内服。
HPTA抑制(性欲/勃起低下) あり(用量依存) 勃起不全、抑うつ サイクル見直し。PCT設計とED治療は医師へ。
肝機能変化 低〜中(非17αAAだがゼロではない) 黄疸、濃茶色尿、右季肋部痛 即受診。AST/ALT/GGTの定期チェック。
血液濃縮(Hct上昇) ややあり 頭痛/赤ら顔/息切れ 検査で確認。高度なら中断・専門受診。
女性の男性化 用量依存 嗄声、体毛増加、月経異常 初期に中断で可逆性が高い。症状出現で直ちに受診。

禁忌/注意:前立腺/乳癌、重い肝・腎・心血管疾患、未成年、妊娠/授乳中、重度脂質異常は避ける。国内法・競技規定(WADA等)に留意。


7. よくある失敗と対策

  • 「低副作用=無害」と誤解 → 脂質/抑制/血液濃縮は起こる。検査スケジュールを固定。
  • 非芳香化剤の重ねすぎ → 低E2で関節/ED悪化。Test比率・AIを再設計し、E2を検査で把握。
  • ブリッジ長期化 → 回復が遅れ長期抑制へ。FSH/LH/総Tが戻るまで延長しない。
  • 早すぎる評価 → エナンテートは立ち上がりに2–3週。焦って用量を上げない。
  • 口服の過信 → 非17αAAでも脂質/肝に影響。TUDCAや期間短縮で負荷分散。
  • AIの使いすぎ → 関節痛/ED/脂質悪化。目標E2を決め打ちせず、最小限で。

8. FAQ

Q. プリモボランはオンサイクルとPCTのどちら向き?

オンサイクル向き。非芳香化ゆえE2由来の副作用を膨らませにくい。一方で抑制はあるため、PCTでの使用は回復を阻害する。PCTはSERM等の標準手順を医師と検討し、プリモは用いない。

Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?

エナンテートは2–3週で立ち上がるため、初期の体感不足で用量を急に動かさない。副作用(脂質悪化、関節の乾き、ED、皮膚悪化)が出たら、中間検査(E2、脂質、肝、Hct)で原因を特定し、比率・期間・AIの介入を見直す。危険サイン(胸痛/息切れ/黄疸)は中断し受診。

Q. 他のケア剤との棲み分けは?

プリモは「E2を上げない骨格」。E2を下げる役はAI(アリミデックス/レトロゾール/アロマシン)。肝はTUDCA(17αAA併用時)、皮膚はイソトレ(医師管理)、EDはPDE5阻害薬(禁忌に注意)。DHT補助のプロビロンはSHBG低下・性欲寄与だがAIとは用途が違う。重複で低E2に陥らないよう役割分担を明確に。


9. 今すぐ購入&無料パーソナル相談


著者プロフィール

みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。

免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法および競技規定(WADA等)を順守し、不正入手や規制回避を目的とした使用は行わないでください。


参考文献

  1. 該当なし
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