アナボリックステロイドに匹敵!?経口SARMsの上級者サイクルを徹底解説

アナボリックステロイドに匹敵!?経口SARMsの上級者サイクルを徹底解説

はじめに

今回はSARMsの上級者向けサイクルを解説します。
SARMs は、筋肉や骨などの特定の部位でアンドロゲン受容体に結合し、選択的にアンドロゲンの効果を引き起こす薬剤です。従来のアナボリックステロイドとは異なり、SARMsは筋肉や骨などターゲットとなる特定の部位でのみ効果を発揮しやすいです。そのため、アナボリックステロイドが影響を及ぼしてしまう他の器官(前立腺や皮脂腺など)に対する副作用が少ないとされています。
SARMsはアナボリックステロイドと違い、基本的に経口剤で提供されています。経口のアナボリックステロイドと比べると筋肥大効果は落ちますが副作用が少ないため「ステロイドを使ってみたいけど、副作用が怖い」という方に向いています。
しかしながら、そんなSARMsの中でも強い筋肥大効果を示すものがあります。今回はそのような強力なSARMsを使ったサイクルを紹介します。

強力な2つのSARMs

今回使用するSARMsは主にRAD140とYK-11です。

まずRAD140です。RAD140は加齢や疾患に伴う筋肉減少や筋萎縮症の治療を目的に開発されました。治療目的に開発された薬剤のため、筋肥大効果が十分ありながらも、患者に対する副作用を最小限にする目的で開発されています。
その筋肥大効果ですが、最もライトといわれているオスタリンの3倍以上。中間の強さのリガンドロールの2倍程度と言われています。アナボリックステロイドと比べると、ベースの薬剤となるテストステロンエナンセートと同程度の効果とも言われています。
一方で副作用についてはテストステロンエナンセートよりも遥かに低く、特に肉と骨に選択的に作用し、アナボリックステロイドでは強く起こってしまう男性ホルモンに関連する副作用(前立腺肥大、脱毛など)を軽減します。また経口ステロイドと違いα17アルキル加工というものが施されていないため、肝毒性が低いのも特徴です。また、女性ホルモンのエストロゲンやプロラクチンが増加する副作用もなく、むくみや女性化乳房などの副作用の心配も少ないです。

次にYK-11です。YK-11はミオスタチン阻害剤としての特性を併せ持つ唯一の薬剤です。ミオスタチンとは筋肉の成長を抑制するタンパク質のことで、YK11はこれを抑えることで、筋肉成長を促進する効果を発揮します。このため、他のSARMsやアナボリックステロイドと組み合わせることでその効果を強く発揮します。
一方で、YK-11は他のSARMsと異なり、アナボリックステロイドに近い特性を持つため、副作用はRAD140より高いものとなっています。特に男性ホルモンの抑制作用と肝毒性があるため、しっかりとしたケア剤を接種する必要があります。

実際のサイクル例

それでは、RAD140とYK-11を使用したサイクルの事例を見ていきましょう。
経口剤は効果が早く出るため、7週と短めのサイクルで設定しています。

画像

今回使用している、RAD140とYK-11以外の薬剤についても説明していきます。
まずテストステロンアンデコネイトですが、これは男性ホルモンのテストステロンをそのまま合成したアナボリックステロイドで、経口剤で提供されます。SARMsのサイクルになぜアナボリックステロイドを使うのか疑問に思うかもしれませんが、RAD140とYK-11が自然なテストステロンの生成を抑制しし低男性ホルモン症状が引き起こされてしまうため、外部からテストステロンを補充します。もちろん、アナボリックステロイドの一種ですので筋肥大効果もあり、RAD140とYK-11との相乗効果で、アナボリックステロイドのサイクルと同等程度の筋肥大効果を示します。経口剤ではありますが、テストステロンアンデコネイトは肝毒性が非常に少ないと言われている点も採用している理由の一つです。

ウルソデオキシコール酸は肝臓のケア剤、クロミッドは男性ホルモンの自己生成力を回復させる薬になります。
今回のサイクルですと、注射剤のケア剤であるHCGをできれば使用したいのですが、経口剤だけでサイクルを組むため採用せず、クロミッドをサイクル中も飲むという方法でカバーしています。

PCTまでを一通り終えたあとは、2ヶ月程度の休薬期間を挟んでから次回のサイクルに望むと良いと思います。

以上、サイクルのご紹介でした。
今回のサイクルに必要な薬剤ですが、当ストアでセット販売していますので興味がある方はのぞいてみてください。

Back to blog