サスタノンを週1だけにして血中濃度が乱高下した人の話

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リード

サスタノンを使い始めて「週1で打てば十分」と聞いたから、毎週日曜の夜にまとめて1ml刺してきた。最初の2週間は調子よかった。だけど3週目あたりから、火曜の朝はやけに元気なのに、土曜の夜になると体が重くて気分も沈む、という波が出始めた。

このページでは、サスタノン(複数のテストステロンエステルが混ざった注射剤)を週1だけで運用して血中濃度が乱高下してしまったケースを取り上げ、なぜ週1だと波が出るのか、どう打ち分ければ波が小さくなるのか、20年近く現場を見てきた中の人が自分とジム仲間の経験をもとに整理します。読み終わるころには、自分の打ち方を見直す材料がそろうはずです。

結論

サスタノンは短い鎖(プロピオン酸エステル)と長い鎖(デカン酸エステルなど)が4種類混ざっているので、週1注射だと短い成分が早めに切れて後半に谷ができやすい構造です。週2回(月・木など)、慣れてきた人は週3回に分割して打つことで、血中濃度の山と谷が小さくなり、気分やトレーニングのコンディションが安定したという声が多く集まっています。

H2: 「週1で十分」と聞いて始めた人に起きていたこと

最初に紹介するのは、30代後半のジム仲間が実際に体験したパターンです。本人いわく「ネットで週1打ちが標準と書いてあったし、針を刺す回数は少ないほうが楽だから」と、毎週日曜21時にサスタノン250mg/mlを1mlだけ打つルーチンを4週続けました。

月曜から水曜は絶好調、木曜から失速

打った直後の月曜から水曜にかけては、ジムでのベンチが普段より5kg重く扱える、朝の目覚めが良い、性欲も戻っているという好調期。ところが木曜あたりからじわじわ感覚が変わり、金曜の夜には「なんとなく体が重い」、土曜には「やる気が出ない、機嫌が悪い」という谷が来ました。

同じ用量なのに毎日違う感覚になる違和感

ここで本人が気づいたのが「総量は同じはずなのに、曜日によって自分のコンディションが全然違う」という違和感です。トレーニング日記を見返すと、谷の日のセット数や挙上重量が明らかに落ちており、奥さんからも「週末になると顔つきが疲れて見える」と指摘されていました。

H2: なぜサスタノンは週1だと波が出るのか

サスタノンが他の単一エステル注射剤と違うのは、テストステロンに4種類のエステル(脂肪酸の鎖)がくっついた成分がブレンドされている点です。エステルは体内でゆっくりはがれていき、はがれたぶんだけ素のテストステロンとして血中に出てきます。

4種類のエステルの鎖の長さがバラバラ

代表的なサスタノン250の処方は、テストステロンプロピオン酸エステル30mg、フェニルプロピオン酸エステル60mg、イソカプロン酸エステル60mg、デカン酸エステル100mgという内訳が知られています。プロピオン酸は鎖が短く血中に出るのが速い一方で消えるのも速い、デカン酸は鎖が長くゆっくり出続ける、という性質の違いがあります。

短い成分は3-4日で抜ける

プロピオン酸エステルがくっついたテストステロンは、半減期(体内で半分の量になるまでの時間)が短く、おおむね2-3日とされています。つまり日曜に打っても、プロピオン酸ぶんは木曜には大きく目減りしているわけです。デカン酸の長い成分はまだ残っているものの、立ち上がりの瞬発力がない。結果として「打って3-4日目から先は土台のテストステロン量がじわじわ薄くなっていく」という設計になっています。

谷ではエストロゲンとの比率も崩れる

血中のテストステロン濃度が下がると、相対的にエストラジオール(女性ホルモンの一種、E2と略される)とのバランスも変わります。気分の落ち込み、むくみ、性欲の変動などが谷の時期に集中するのは、絶対量の低下と比率の崩れがセットで起きているからだと考えられます。

H2: 週2-3回に分けるとどう変わるか

同じジム仲間がやり方を変えたのが、週2回・月曜21時と木曜21時に半量ずつ打つ運用です。総量は同じ、針の数は2倍。これだけで本人の感覚はかなり変わったと言います。

月木分割で「土曜の谷」が消えた

週2分割に切り替えてから3週目には、土曜の気分の沈みがほぼ消えたという報告がありました。トレーニング日記でも、各曜日のセット数のばらつきが明らかに小さくなっています。鎖の短いプロピオン酸エステルが週の前半と後半に2回補充される形になるので、谷を作りにくくなったと解釈できます。

慣れたら週3回(月・水・金)も選択肢

さらに細かく整えたい人は、週3回・月水金などに3分割するパターンも実際にやっている人がいる用量帯です。1回あたりの量が減るぶん、刺す場所(大腿外側、臀部上外側など)のローテーションも組みやすくなり、注射部位の痛みやしこりも分散します。

注意したい点 — 週1でも安定する人はいる

ただし、すべての人に週2-3が最適とは限りません。仕事の都合で打てる曜日が限られている、針を刺すこと自体に強い抵抗があるなど、生活のリズム上週1が現実的なケースもあります。週1で運用するなら、谷が来る曜日にハードな種目を入れない、睡眠時間を多めに確保するなど、生活面での調整でカバーする選択も現場ではよく取られています。

H2: 自分の打ち方を見直すときのチェックポイント

サスタノンを週1で回してきた人が、分割に踏み切るかどうかを判断するための実用的なチェックポイントを挙げておきます。

体感の波を1週間記録する

まずは曜日ごとに、起床時の気分(10段階)、トレーニングの挙上重量、性欲、むくみ、睡眠の質を簡単に書き出してみてください。3-4週ぶんたまると、自分にとってどの曜日が谷なのかが見えてきます。波が小さい人は無理に分割する必要はありません。

注射針と生活リズムを確認する

週2-3に増やすなら、針の本数とアルコール綿の在庫、刺せる時間帯がカレンダーに収まるかを先に確認しておくと挫折しません。仕事終わりに毎回打つのが難しい人は、月木の夜のような「絶対打てる時間」を2点固定するだけでも十分に効果は出ます。

体感異常が続くときは中止と受診を

気分の落ち込みが強い、心拍が常に速い、胸の張りが続くなど、生活に支障が出るレベルの異常を感じたら、自己判断で続けず使用を一旦止め、医療機関を受診してください。個人輸入で手に入る注射剤は医師の管理下にあるわけではないので、撤退ラインを自分で決めておくことが大事です。

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FAQ

Q1. サスタノンは週1注射と書かれているサイトもありますが、間違いですか? A. 間違いではありません。海外の処方の歴史的経緯では3週に1回という間隔も使われており、週1は十分短い間隔と言えます。ただし筋力トレーニング目的で血中濃度の波を小さくしたい人にとっては、週2-3分割のほうが体感が安定しやすいというだけです。

Q2. 週2分割にすると総量を増やすべきですか? A. 総量は変えず、1回分を半分ずつにするのが基本です。総量を増やすと副作用のリスクも上がります。

Q3. プロピオン酸エステルだけ別で買うのと、サスタノンを分割するのではどちらが良いですか? A. 単一エステル(テストステロンエナンセートやプロピオン酸テストステロン)で組むほうが、半減期を計算しやすいというメリットがあります。ただしアンプルが増えるので管理が煩雑になります。サスタノンを分割するのは「1本で複数の鎖を兼ねたい」人向けです。

Q4. 注射後に痛みが出るのは正常ですか? A. プロピオン酸エステルを含む製剤は注射後の局所痛が出やすいことが知られています。痛みが強いときは部位を変える、針のゲージを細くするといった対応が現場ではよく取られます。発熱や赤み・腫れが長引く場合は感染の可能性があるため受診してください。

Q5. やめるときはどうすればいいですか? A. 自分の体内のテストステロン分泌が止まっている状態(専門用語でHPTA抑制と呼ばれます)になっているため、突然完全に止めると倦怠感が強く出ることがあります。事前に離脱期の計画(PCT、ポストサイクルセラピー)を立てておくのが一般的です。

この記事で紹介した商品
サスタノン / 250mg * 10mlの商品ページを見る

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