リコンプ向けスタック比較 テスト+マステvsテスト+プリモvsアナバー併用

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リード

「増量しながら絞る、いわゆるリコンプ(リコンポジション=同時に筋肉を増やして体脂肪を減らす取り組み)をやりたいけれど、どのスタック(複数の化合物を組み合わせる使い方)が向いているのか分からない」——そんな悩みは、現場でいちばん多い相談のひとつです。テストステロンを土台に何を足すかで、見た目の仕上がりも副作用の出方も大きく変わります。

この記事では、リコンプ目的でよく検討される三つの組み合わせ、テスト+マステロン、テスト+プリモボラン、テスト+アナバーを並べて比較します。価格・体感されやすい変化・想定される副作用・向いている人を表で並べ、最後に「あなたの体組成・予算なら、こちらが現実的」というところまで落とし込みます。20年やっている中の人と、ジム仲間の経験を素材にしています。

結論

予算を抑えてとりあえずリコンプの感触を掴みたいならテスト+アナバー、ハードな見た目の硬さと血管の浮き出しを優先するならテスト+マステロン、長期で副作用の少なさと筋質を狙うならテスト+プリモボランが現実的な選択肢になります。共通の土台はテストステロンエナンセート(長時間作用型のテストステロンエステル)で、ここをケチると全体が崩れます。

比較する三つのスタックと前提

ここで扱う「リコンプ」は、体脂肪率がおおむね15〜20%の人が、12〜16週かけて見た目を整えることを想定しています。バルク期(増量)でもカット期(減量)でもなく、その中間です。

土台には共通してテストステロンエナンセート(以下、テストE)を週250〜500mg置きます。海外の臨床試験では、週300mg前後のテストステロン投与で除脂肪体重の増加と体脂肪の減少が同時に確認されたとの報告があります(Bhasin らの研究などで言及されています)。土台が整っていない状態で派手な化合物だけ足しても、結果は安定しません。

比較表(価格・特徴・想定される副作用)

スタック 期間目安 想定費用(12週) 体感されやすい変化 想定される副作用 向いている人
テストE + マステロン 10〜12週 約7〜8万円 筋肉の硬さ・血管の浮き出し・引き締まり感 抜け毛(DHT=ジヒドロテストステロン由来)、皮脂増加 体脂肪15%以下で見た目の質を上げたい人
テストE + プリモボラン 12〜16週 約9〜12万円 筋質の維持・関節の調子・穏やかな除脂肪 比較的軽め(コストが最大の壁) 副作用を最小化したい中長期派
テストE + アナバー 8〜10週 約3.4〜4万円 パンプ感・筋力の伸び・腹回りの引き締まり 経口薬による肝臓への負担、HDL(善玉コレステロール)低下 初めてのスタックで様子を見たい人

費用は当店の以下の商品単価をベースに概算しています(2026-05-19 時点)。

  • テストステロンエナンセート 250mg/ml × 30ml × 30アンプル:¥18,000
  • マステロンエナンセート 200mg × 30アンプル:¥50,000
  • アナバー(オキサンドロロン)10mg × 100錠:¥16,000

テスト+マステロン:見た目の硬さを優先するスタック

マステロン(ドロスタノロンエナンセート)はDHT(ジヒドロテストステロン、テストステロンの誘導体)系の化合物で、芳香化(テストステロンが女性ホルモンに変換される反応)をしません。そのため水分の溜まりにくさと、筋肉表面の硬さが体感されやすいのが特徴です。

週あたりの組み方の一例

  • テストE:週300〜400mg(月曜・木曜の半量ずつ)
  • マステロンE:週400mg(同じく半量ずつ)
  • 期間:10〜12週

体脂肪が15%を超えている段階で組んでも、マステロンの「絞れて見える」感じは出にくいと言われます。先にカットで脂肪を落としてから入れる方が、費用対効果は高くなります。

注意点

DHT系特有の頭皮への影響(抜け毛の加速、皮脂の増加)は、もともと薄毛が気になる人だと顕著に出ることがあります。AGA(男性型脱毛症)の家系がある人は、別途フィナステリドの併用やそもそも別スタックを選ぶ判断もあります。

テスト+プリモボラン:長期で副作用を抑えたいスタック

プリモボラン(メテノロンエナンセート)は、芳香化が非常に少なく、肝臓への負担も注射剤としては軽い部類に入る化合物です。穏やかに筋質を上げていくため、12〜16週の長期で組むのが基本です。

組み方の一例

  • テストE:週250〜350mg
  • プリモボランE:週400〜500mg
  • 期間:12〜16週

体感の派手さはマステロンやアナバーに比べると地味で、「半年後に写真で見返してはっきり違う」というタイプの効きが報告されています。費用が他二つと比べて高くなる点が最大の壁です。

テスト+アナバー:初めてのスタックに向く現実的な組み合わせ

アナバー(オキサンドロロン)は経口の弱めの化合物で、海外では現在もAIDS(後天性免疫不全症候群)による筋肉減少症の治療や、火傷後のリハビリ用途で承認されています。筋力の伸びとパンプ感(運動後に筋肉が張る感覚)が体感されやすく、女性も比較的選びやすい部類です。

組み方の一例

  • テストE:週250〜300mg
  • アナバー:1日20〜40mg(朝晩に分割)
  • 期間:8〜10週

経口薬は肝臓を経由するため、肝機能の数値(AST/ALTといった血液検査項目)を事前に把握してから入るのが現場の作法です。8週を超えたあたりで一度休む人が多いです。

ペルソナ別:どれを選ぶか

体脂肪20%前後・予算重視の30代

テスト+アナバーが現実的です。経口の取り回しの良さと、12週で4万円以下に収まる費用感が魅力です。終わったあとのPCT(ポストサイクルセラピー=自分のホルモン分泌を戻す段階)に回せる予算も残ります。

体脂肪15%以下・コンテスト前を意識する30〜40代

テスト+マステロンの硬さは、写真や動画で見たときの完成度に直結します。期間が短めなので、生活への影響を読みやすいのも利点です。

長く続けたい40代以降・副作用を最小化したい層

テスト+プリモボランが結果的にいちばん体に優しい組み合わせになります。費用は重いですが、HDLの低下や抜け毛などの面でリスクの体感は穏やかです。

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FAQ

Q1. スタックを組む前に最低限やっておくことは何ですか。 A. 血液検査で肝機能・腎機能・脂質・テストステロン値・血圧の事前データを取っておく、というのが現場で共通しています。終わったあとに比較する基準ができます。

Q2. 三つを全部同時にやってはいけませんか。 A. 海外のフォーラムには報告例がありますが、副作用の切り分けができなくなるため初心者には推奨されていません。何が効いて何が悪さをしたか分からなくなります。

Q3. アナバーだけ単体ではダメですか。 A. テストステロン土台なしの単体使用は、自分の体内のテストステロン分泌が止まる現象(専門用語でHPTA抑制と呼ばれる)を起こした際に、リカバリーが難しくなることが指摘されています。土台ありが基本構成です。

Q4. 女性が選ぶならどれですか。 A. 海外のレビューでは、女性のリーン目的にはアナバー単体の低用量(1日5〜10mg)が選ばれる傾向があります。マステロン・プリモボランは男性的特徴の出現リスクがアナバーより高いとされます。

Q5. PCTは必要ですか。 A. テストステロンを使うサイクル後は、ほぼ全ケースで何らかのPCTが推奨されています。クロミフェンやタモキシフェンが定番です。

この記事で紹介した商品
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