T3(リオチロニン) はいつから効く?体感・効果の科学的根拠

安全第一で、効果/用量/副作用/選び方を整理します(サイクルにおけるケア剤の視点)。

  • T3(リオチロニン)は「代謝を上げる」甲状腺ホルモンで、減量期のケア剤として用いられるが、心血管リスクと筋分解に注意。
  • 主な使い所はオンサイクル(減量補助)と一部のブリッジ。PCTは甲状腺抑制と筋量維持の観点から慎重。
  • 効果発現は数時間〜数日、定常状態は約1週間。血液検査(TSH/FT3/FT4)と心拍・血圧・体温のモニターが必須。
  • クレンブテロール等の刺激薬との併用は心拍数・不整脈のリスク増。無闇な重ね掛けは避ける。
  • 用量は一般に語られる幅(例:1日10–50μg程度)に留め、段階調整+検査で過不足を避ける。
  • 国内法・競技規定(WADA等)と医師相談を遵守。自己判断の長期使用・規制回避は厳禁。

この記事でわかること

  1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)
  2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い
  3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
  4. 使いどころ(一般知識)と注意点
  5. 併用と相性(役割分担)
  6. 副作用・禁忌と受診目安
  7. よくある失敗と対策
  8. FAQ
  9. 購入&無料パーソナル相談

1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)

T3(Liothyronine)は代謝回転を上げ、体脂肪の減少を補助するケア剤。オンサイクルではアンドロゲンで筋量を守りつつ、T3で消費を引き上げる「役割分担」が定番。一方、PCT期はテストステロン回復が主目的であり、T3で代謝を上げ過ぎると筋分解や疲労増大、さらにTSH抑制による甲状腺軸の乱れを招きやすい。よってPCTでの routine 使用は推奨されにくく、例外的にむくみ対策や代謝低下感の是正で低用量を検討する際も、医師関与と検査が前提。ブリッジでは「最低限・短期・検査管理下」が基本で、長期化や高用量は避ける。


2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い

T3はAI(アリミデックス/レトロゾール/アロマシン)ではない。E2管理はAIで、代謝調整はT3で行うという別軸のケア。E2の目標値を断定せず、症状+採血で微調整する。Dbol/Anadrol由来の浮腫はE2だけでなく甲状腺・塩分・睡眠など複合要因も確認する。


3. モニタリング(血液検査/自覚症状)

タイミング 項目例 目的
開始前 TSH/FT3/FT4、E2/総T、AST/ALT/GGT、脂質(LDL/HDL/TG)、腎機能、血糖/HbA1c、K/Na、血圧/安静時心拍 ベースラインと禁忌の確認
中間 TSH/FT3/FT4、脂質、血糖、電解質、血圧/心拍、体温/体重推移 過不足・副作用の早期検知
終了/休薬 同上 回復(TSHの戻り)と安全性確認

自覚症状では、動悸、手指振戦、暑がり/発汗、下痢、焦燥・不眠、体重減少速度、筋力推移を観察。安静時心拍の持続的上昇や血圧高値は要注意。


4. 使いどころ(一般知識)と注意点

効果の立ち上がりは数時間〜数日、定常状態は約1週間。一般に語られる用量幅は1日10–50μg程度だが、個別指示は行わず、段階的調整+検査で「やりすぎ」を避けるのが鉄則。低用量から始め、体温・心拍・体重推移と血液検査で過不足を判定する。

オンサイクルでは、アンドロゲンで抗カタボリック性を担保しつつ、T3で消費を底上げする「二刀流」。それでもカロリー不足・タンパク不足・睡眠不足があると筋分解が進むため、栄養と休養は必須。PCTでは代謝ブーストよりも内分泌回復が優先され、T3は原則慎重。ブリッジでの漫然使用や高用量連続はTSH抑制→反動の倦怠・体重リバウンドを招きやすい。

甲状腺/β2(T3/クレン)の強調ポイント:心血管リスクと併用注意

クレンブテロール等β2刺激薬とT3の併用は、心拍数上昇・不整脈・血圧上昇を相加・相乗的に高める。高用量同士の同時期併用、利尿薬やヨヒンビン、過量カフェインとの重ねは危険。安静時心拍・血圧・K(低Kで不整脈リスク)を必ず確認し、異常時は中止・医療受診。既往(心疾患、甲状腺疾患、不整脈、未治療高血圧、妊娠/授乳)では使用しない。

法令・競技面:現行の国際規定ではT3自体はしばしば禁止指定外だが、競技団体により申告/TUE等の運用が異なる。常に最新規定を確認し、医師管理下でのみ検討する。


5. 併用と相性(役割分担)

  • アンドロゲン(Test系)×T3:筋保持+代謝促進の役割分担。ただし筋分解ゼロではない。トレ量・栄養と合わせて全体設計。
  • AI(アロマターゼ阻害)×T3:作用機序は独立。浮腫や体重変化をE2だけの問題と誤認しない。
  • TUDCA×17αアルキル化剤:肝保護は別ライン。T3は直接の肝毒性は強くないが、過量で代謝負荷→AST/ALT変動が出ることも。
  • クレン/エフェドリン/ヨヒンビン/高用量カフェイン×T3:心血管リスク上昇。重ね掛けは避け、どうしても使うなら医師管理+厳格モニタリング。
  • 甲状腺薬の重複(T4+T3等):甲状腺軸抑制と不整脈リスク。専門医の指示なしでの併用はしない。

6. 副作用・禁忌と受診目安

副作用 頻度感 危険サイン 対処/受診目安
動悸・頻脈/手指振戦 よくある 安静時HR>100が持続、脈の乱れ 中止/減量、安静。脈不整・胸部不快で救急受診。
不安・焦燥・不眠 よくある 眠れない日が連続 刺激物中止、使用見直し。長引く場合は受診。
暑がり/発汗・下痢 時々 脱水症状 補水/電解質補給。持続時は医療相談。
筋力低下・筋分解 時々 急な筋量/パフォ低下 用量見直し、栄養/休養の是正。検査でTSH/FT3/FT4確認。
頭痛・めまい 時々 激しい頭痛、神経症状 直ちに中止し受診。
血圧上昇・胸痛 稀だが重要 胸痛/圧迫感、呼吸困難 救急受診。刺激薬併用は禁忌。
血糖変動・脂質低下 時々 低血糖/高血糖様症状 糖代謝異常の既往があれば特に医師管理。
甲状腺軸抑制 長期/高用量で 倦怠・むくみ・寒がり(反動) 休薬とフォロー採血。自己判断の長期連用を避ける。

7. よくある失敗と対策

  • 体感を急ぎすぎて高用量→頻脈・不眠・筋分解。対策:段階調整と定常状態(約1週)を待つ。
  • クレン等と同時に攻める→不整脈。対策:重ね掛け回避、心拍/血圧/Kを監視。
  • 症状だけで判断→過不足の迷走。対策:TSH/FT3/FT4と自覚症状の両輪。
  • PCT期に代謝最優先→回復遅延。対策:PCTは内分泌回復を第一に再設計。
  • 休薬なしの長期連用→反動の倦怠/体重リバウンド。対策:期間管理と医師相談。

8. FAQ

Q. T3はオンサイクルとPCTのどちら向き?

一般にはオンサイクルの減量補助が中心。PCTはテストステロン回復と筋保持が主目的のため、T3の常用は推奨されない。どうしても使うケースは低用量・短期・医師関与・検査前提で慎重に。

Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?

効果の立ち上がりは数日かかる。焦って用量を跳ね上げず、TSH/FT3/FT4と安静時心拍・体温・体重推移を確認。頻脈/胸痛/不整脈など危険サインがあれば直ちに中止し受診。

Q. 他のケア剤との棲み分けは?

AIはE2管理、TUDCAは肝、イソトレは皮膚、ED薬はPIED対策、GLP-1は食欲・体重、T3は代謝。役割を混同せず、重複を避ける。クレン等の刺激薬とT3は心血管リスクが重なるため基本は同時強化をしない。


9. 今すぐ購入&無料パーソナル相談


著者プロフィール

みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。

免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法と競技規定(WADA等)を順守し、不正入手や規制回避の行為は行わないでください。


参考文献

  1. 該当なし
Back to blog