【比較】クレンブテロール vs T3(リオチロニン)|違いと選び方

安全第一で、効果/用量/副作用/選び方を整理します(サイクルにおけるケア剤の視点)。

  • クレンブテロールはβ2刺激薬として減量補助運動時の体脂肪動員を狙うケア剤。E2管理はできない。
  • 使い所は主にオンサイクル〜ブリッジ。PCTは心血管負荷に注意し原則慎重。
  • モニタリングは心拍/血圧/カリウム/血糖中心。T3と併用時は甲状腺系も。
  • 心血管リスクが最大の論点。他刺激系(カフェイン/エフェドリン/ヨヒンビン等)との重ね掛けは避ける。
  • WADA等の競技規定で禁止物質。国内法・医師相談を必ず確認。

この記事でわかること

  1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)
  2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い
  3. モニタリング(血液検査/自覚症状)
  4. 使いどころ(一般知識)と注意点
  5. 併用と相性(役割分担)
  6. 副作用・禁忌と受診目安
  7. よくある失敗と対策
  8. FAQ
  9. 購入&無料パーソナル相談

1. サイクルでの役割(オンサイクル/ブリッジ/PCT)

本剤は「クレンブテロール(Clenbuterol)」。アナボリックステロイドのサイクルにおける減量補助のケア剤として位置づけられ、交感神経β2受容体刺激により脂肪動員を促し、食欲をやや抑えることが期待される。一方でE2や肝機能は直接扱えない。

  • オンサイクル:カロリー制限下でもトレーニング強度を維持しつつ体脂肪率を下げたい場面に。血圧・心拍の上昇がAASの作用と重なるため負荷評価が必須。
  • ブリッジ:過度なカロリー不足を避け、体脂肪の再増加抑制を狙う。耐性が生じやすく、休止の考え方を含めて「短期・間欠」が前提。
  • PCT:不眠・頻脈が性腺回復や気分に悪影響を与え得るため、原則慎重。心拍や血圧が落ち着かない場合は避ける判断が安全側。

競技者はWADA等でクレンブテロールは常時禁止。ドーピング回避テクの指南は行わない。国内法と医師の管理下での安全確認を優先する。


2. (該当時)エストロゲン管理とAIの違い

クレンはE2(エストラジオール)を下げる薬ではない。乳房圧痛・浮腫などの高E2症状にはAI(アリミデックス/レトロゾール/アロマシン)といった別系統が必要。E2の「目標値」を断定せず、血液検査と症状で段階調整する。


3. モニタリング(血液検査/自覚症状)

タイミング 項目例 目的
開始前 血圧/安静時心拍、K/Mg/Na、空腹時血糖/ HbA1c、脂質、腎機能、心電図(既往あれば) 心血管安全域と電解質の確認
中間 血圧/心拍、K/Mg、血糖、甲状腺(T3併用時はTSH/FT3/FT4) 過刺激・不整脈リスクや耐性の把握
終了/休薬 同上+体重/体脂肪率/睡眠状況 回復とリバウンドの確認

自覚症状(動悸、手指振戦、息切れ、頭痛、不眠、筋痙攣)も同時に評価。ウェアラブルで日次の安静時心拍と睡眠質を追うと有用。


4. 使いどころ(一般知識)と注意点

一般に、カロリー制限と有酸素の併用下で、運動パフォーマンスを落とさず脂肪燃焼効率を上げたい時期に検討される。成人での医療用途としては「1日あたり数十μg」程度の範囲が国によって記載されるが、個別投与指示は行わない。少量からの漸増・短期使用・休止期間の設定が耐性/副作用対策として語られる。

甲状腺/β2(T3/クレン):心血管リスクと併用注意

  • T3(リオチロニン)は代謝を加速し、クレンは交感神経を賦活。併用は心拍・血圧・不整脈リスクを相加的に高める。
  • 両者を使う場合は、必ず心拍/血圧の連日記録と電解質を監視。甲状腺系(TSH/FT3/FT4)も確認し、過量感(体重急減、動悸、発汗過多)があれば休止を優先。
  • カフェイン、エフェドリン、ヨヒンビン、DMAAなど刺激系の重ね掛けは避ける。

法令・競技規定の遵守と、循環器疾患既往があれば医師相談が前提。


5. 併用と相性(役割分担)

  • AI(アリミデックス等):E2管理はAIの役割。クレンは体脂肪と運動耐性に。役割分担を明確に。
  • TUDCA:17αアルキル化系AAS併用時の肝胆道ケアに。クレン自体は肝毒性は主ではないが、スタック全体の負荷を下げる意味で相性◎。
  • イソトレチノイン:皮脂/痤瘡対策。脂質悪化と肝負荷があり、スタック全体で過負荷にならないよう検査で管理。
  • ED薬(シルデナ/タダラ):血行動態へ影響。クレンで頻脈/動悸がある日は無理に重ねない。禁忌薬(硝酸薬等)遵守。
  • β遮断薬:作用を相殺。医療上の理由で処方されている場合は自己判断で中断しない。
  • 重複回避:他のβ2刺激薬(サルブタモール等)や強力プレワークアウトとの併用は避ける。

6. 副作用・禁忌と受診目安

副作用 頻度感 危険サイン 対処/受診目安
手指振戦・動悸・焦燥感 よくある 安静時心拍持続的上昇(例:>100-110) 休止・水分補給。半日〜1日で改善なければ受診。
頭痛・不眠・発汗過多 よくある 睡眠3時間未満が連日 休止。睡眠確保を優先。続けば受診。
筋痙攣・こむら返り ときどき 反復する激痛痙攣 電解質検査(K/Mg)。悪化や脱力は受診。
高血圧・胸痛・息切れ 稀だが重い 胸部圧迫感、失神、脈の乱れ 直ちに中止し救急受診(不整脈/虚血疑い)。
高血糖傾向 ときどき 強い口渇・多尿 血糖測定。糖尿病既往者は主治医と要相談。

禁忌/注意:心疾患・不整脈・未治療高血圧・甲状腺機能亢進症・妊娠/授乳・狭隅角緑内障は原則避ける。MAO阻害薬など相互作用薬に注意。


7. よくある失敗と対策

  • 刺激系の多重併用(T3+カフェイン+ヨヒンビン等)→ 最小限の構成に削ぎ、心拍/血圧で上限を決める。
  • 体脂肪対策を薬に丸投げ → 食事/NEAT/睡眠の改善が先。薬は補助。
  • 耐性を無視した連用 → 短期・間欠の考え方と休薬でリセット。
  • PCTに漫然と継続 → 回復優先。頻脈や不眠があるなら撤退。
  • 電解質軽視 → K/Mg/水分を検査と体感で管理。痙攣は黄色信号。

8. FAQ

Q. クレンブテロールはオンサイクルとPCTのどちら向き?

一般にはオンサイクル〜ブリッジの減量補助向き。PCTでは頻脈・不眠が回復を阻害し得るため、心拍/血圧が安定しないうちは避けるのが安全側。競技者はWADA禁止を厳守。

Q. 効果が体感できない/副作用が出る時は?

効果実感は食事/活動量に依存。耐性出現も早い。まずは安静時心拍・血圧・体重/体脂肪・K/Mg/血糖を確認。動悸や胸痛など危険サインがあれば即中止し受診。

Q. 他のケア剤との棲み分けは?

クレンは脂肪動員/運動耐性、AIはE2管理、TUDCAは肝胆道、イソトレは皮膚、ED薬は性交時の機能。重複を避け、各役割を1系統ずつに絞るのが基本。


9. 今すぐ購入&無料パーソナル相談


著者プロフィール

みんなのステロイドストア管理人(アナボリックステロイド歴4年) — 「最短でデカく、健康被害は最小」をモットーに、販売と無料パーソナル相談を提供。

免責事項:情報提供目的。医療行為の代替ではありません。体調変化があれば医師に相談してください。国内法と競技規定(WADA等)を必ず確認し、自己判断での投与・規制回避は行わないでください。


参考文献

  1. 該当なし
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