【脂肪を減らし筋肉を増大】経口剤のみで仕上がる「リコンプ」サイクルを徹底紹介

【脂肪を減らし筋肉を増大】経口剤のみで仕上がる「リコンプ」サイクルを徹底紹介

1. リコンプとは?

リコンプ=体脂肪を落としながら、筋肉を増やすこと。

体重の減少よりも見た目・腹囲・扱う重量が変化の指標になる。

「食事(維持カロリー〜−500kcal)× 筋トレ(しっかりやる))」が大事。

2 「リコンプサイクル」とは?

“サイクル”は、区切りを作って計画的に進める考え方です。SARMsなどの経口剤を使う場合、下記のような考え方で進めていきます。

STEP 1
準備(1週目):摂取する食事の計画
STEP 2
リコンプサイクル(2–8週):維持カロリー〜−500kcalで調整しつつ、SARMsのサイクルを実施。
STEP 3
PCT&回復期(3週):カロリーを元に戻し、筋トレの強度をやや下げて疲労を抜く。
STEP 4
安定期(4週間以上):カロリー、筋トレを通常に戻し体を維持する

3 リコンプサイクルで利用する主な薬剤

A. 筋肉を増やす薬剤

オスタリン、ACP105:
筋肉の増大はそこそこだが、副作用が少ないことで広く利用されているSAMRsの一つ。
リガンドロール、LGD3033:
オスタリンと比べると筋肥大の効果が高く、オスタリンとのスタックでよく使用される薬剤。
RAD140、S23:
リガンドロールやLGD3033よりも更に効果の高いSARMs
YK-11:
ミオスタチン阻害薬と呼ばれるもので、筋肉の成長を抑制しているタンパク質の効果を弱める薬剤。減量時の筋減少を抑制する効果を持つ。
テストステロンアンデコネイト:
経口剤のテストステロン。SARMsの副作用で男性ホルモンの自然生成が減るため、それをカバーする目的で摂取する。

B. 脂肪を減らす薬剤

ステナボリック(SR9009):
代謝の促進や持久力の向上が期待できる薬剤で、端的に言えば脂肪燃焼効果が高まる。
カーダリン(GW501516):
ステナボリック同様に脂肪燃焼効果がある薬剤で、広く利用されている。
クレンブテロール:
脂肪燃焼効果は上2つより高く、減量時のボディビルダーに最も愛用されている薬剤の一つ。
オゼンピック、マンジャロ:
強い食欲抑制効果を持つ薬剤で、食事のコントロールができない人にとっては最も有効な薬剤。

4 リコンプサイクルの例

期間

準備1週 + 本編7週 + PTC&回復(3週)

7週サイクル(毎日摂取)
  • リガンドロール or LGD3033 20mg
  • YK-11 10mg
  • テストステロンアンデコネイト 80mg
  • STENABOLIC 20mg or CARDALINE 10mg
  • ウルソデオキシコール酸 300mg
PTC&回復(毎日摂取)
  • クロミッド 100mg

5 「うまくいっているサイン/止めるべきサイン」

うまくいっている

  • 体重が大きく動かなくても、ウエストが縮む/服がゆるい
  • 扱う重量や回数が微増している
  • 眠気やだるさが減る

赤信号

  • 胸の痛み・動悸・手の震え
  • 倦怠感やトレーニングボリュームの減少
  • 不眠や食欲不振
Back to blog